ねんきん定期便の見方が解らない!を解決。日本年金機構に問い合わせしてみた。

今回は、ねんきん定期便の見方について調べてみましたよ。
机の奥から引っ張りだしたねんきん定期便。いつも「年金額(1年間の受け取り見込額)」をササッと確認しては、フ~ン・・で確認終了^^;

なので、見方もよく分かっていないんですよね。今回、マジマジ見てみると、私と主人のねんきん定期便の比較で疑問に思うことが。

そこで、「ねんきん定期便・ねんきんネット等専門ダイヤル」へ問い合わせの電話してみました。

夫婦のねんきん定期便を比較して浮かんだ疑問

ねんきん定期便

画像ではわかりにくいですね。

【主人】

受給資格期間 333月
老齢基礎年金 695,500円
老齢厚生年金 33,446+275=33,721円
年金額(1年間の受け取り見込額)729,200円
保険料納付累計額 8,498,143円

【私】

受給資格期間 344月
老齢基礎年金 751900円
老齢厚生年金 12,901+297=13,197円
年金額(1年間の受け取り見込額)765,100円

保険料納付累計額 3,108,372円

受給資格期間というのは、年金保険料を納付してきた期間ですが、これは私が11ヶ月ほど多いです。でも、これまで納めてきた厚生年金の保険料の金額が500万ほども主人のほうが多いにもかかわらず、なぜ私のほうが年金の受け取り見込額が多いのか?これが疑問だったのです。

 

ねんきん定期便・年金ネット等専門ダイヤルへ問い合わせしてみた

問い合わせ専用のダイヤルは、フリーダイヤルではありません。電話番号は、ねんきん定期便のハガキに載っていますよ。

電話すると意外にもすぐに、女性の方が出てくださいました。
ねんきん定期便のハガキの一番上に記載されている照会番号を伝え、名前、生年月日、住所、住所の変更がないか、など訪ねられて本題に。

 

ねんきん定期便の見方と専用ダイヤルでの答えは・・

老齢基礎年金は、標準報酬月額や保険料納付額に関係なく、年金を掛けた月数で決まる。よって、私のほうが11ヶ月多いため、老齢基礎年金の金額が多い。

主人よりも私のほうが早く就職したため、厚生年金への加入も早かったのです。

・主人も私も厚生年金基金に加入している。
老齢厚生年金の金額の部分は、基金に加入していない厚生年金だけ加入していた時期のもの。ここは、保険料納付額に関係するので、主人のほうが多い。ただし、厚生年金だけ加入していた時期は、41ヶ月分なので少額。

・41ヶ月をのぞいた基金加入時期から算出される1年間の受け取り見込額は、企業年金連合会もしくは最寄りの年金事務所に尋ねると教えてくれる。

基金に加入している場合の年金受け取り見込額は、「ねんきん定期便にある年金額+基金分」となる。

 

特別支給の老齢厚生年金とは?

ねんきん定期便にある「年金を受給できる年齢」を見ると、私は64歳~になっていて、主人は65歳~となっています。

なぜ?これは、ネットで調べてみました。

昭和60年に厚生年金の支給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられた際に、徐々に移行できるよう作られた制度だそうです。

特別支給の老齢厚生年金に当てはまる条件が

・男性 昭和36年4月1日以前に生まれている
・女性 昭和41年4月1日以前に生まれている
・老齢基礎年金の受給資格期間が原則25年あること

というわけで、私だけが当てはまり、1年早い64歳からの受給となっているようです。でも、1年間に12900円って・・・。。

 

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さいごに・・

前に調べた、現在のわが家の資産や家計状態。
豊かに暮らす老後資金を準備するために!家計のバランスシートの作り方
家計簿つけてる?通帳が家計簿代わりのわが家の生活費っていくらかな。

基金に問い合わせを入れて、基金から受け取れる年金額を知る。予想年金受取額とわが家の資産や家計状態を付け合わせれば、老後にいくらお金が必要か、いくら足りなさそうかがわかりそうです。すると、今から老後資金を貯蓄する目安になりますよね。

そうすることで、今度は保険の見直しの目安となりそうです。

ねんきん定期便の問い合わせ専用ダイヤルの方は、とても丁寧で親切でしたよ。私みたいなチンプンカンプンな人が多いだろうから、説明も大変だろうな~と思いつつ、納得いくまでガッツリ教えていただきました^^

主人はそばにいなかったので、主人の分までも見てくれるかな?って思ったけど調べてもらえてよかったです。

あと、現在の住所確認で、本当は引っ越ししてて住所変更してないことに気づいたけど、質問に答えてくれないかもと思ったんで「引っ越しはしていません」と言い切りました(汗)。明日にでも、勤め先から厚生年金へ住所変更の手続きをしてもらうことにします。

また、わからないことあったら、いつでも「ねんきん定期便の専用ダイヤル」にお問い合わせくださいって言ってましたよ。

疑問、質問あるかたは、電話して聞いてみると勉強になってよいですよ。おかげでスッキリ!(笑)

【追記】
再度、気になることあって、年金定期便の問い合わせ窓口に電話してみましたよ→受給資格期間について、ねんきん定期便・ねんきんネット専用ダイヤルに問い合わせしてみたら・・