貯金箱の小銭を両替してもらうには?

先日、家の中の片付けをしていたら、子供が小学生の頃に貯金をしていたペットボトル貯金箱が見つかりました。

1円玉ばかりが入った貯金箱。銀行に両替に行くのも面倒なため、長年そのままにしていたようです。

 

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このままにしていても邪魔になるし、お金ももったいないなあと、重い腰を上げて近くの信用金庫へ小銭の両替をしに行くことにしました。

 

貯金箱の小銭を両替しに銀行へ行った

銀行に行って初めて知ったのですが、いつの間にやら小銭の両替をしてもらうのは、手数料が必要になったのですね。業者でもなく、子供の貯金箱に貯まったお金の両替でもです。これにはびっくり。

 

貯金箱の小銭の両替手数料はいくらだったか?

銀行の窓口に出向き、貯金箱に入っていた小銭を両替してくださいと言うと、手数料がかかると言われました。「ちなみにいくらかかるのですか?」と尋ねると432円とのこと。手数料は小銭の枚数で違います。

貯金箱に入っていた小銭はたったの257円ですから、「貯金箱の小銭の金額よりも両替手数料の方が上回ってしまいますね」と、銀行員さん笑っていました。

つまり、257枚もの硬貨の数ってことですね。。

 

銀行での小銭の両替手数料を無料にする方法

顔なじみの銀行員さんなので思わず「貯金箱の両替に手数料を取るなんてケチだなぁ・・」などと言ってしまった私。

そしたら銀行員さん、「両替したお金を現金で持って行かずに、通帳にいったんそのまま入れれば手数料は無料ですよ」と教えてくれました。

なるほどね~・・さっさと教えてくださいよ。。

他にも銀行に用事があったついでに小銭の両替をしたので通帳は持っています。

そこで、両替してもらった小銭257円の入金伝票書き、そのまま出金の伝票も書きました。

257円なんて通帳に入れたままにしておけばいいものを、なんとなく銀行への反発なのか257円を引き出したへんてこな私です(笑)

というわけで、無事に貯金箱に入っていた小銭の両替。銀行で手数料無料でしていただけたのでした。

 

子供の貯金箱に1円玉しか入ってなかった理由

当時、子供は貯金箱に1円玉だけを貯めていたわけではなかったのです。
貯金の楽しさを味わってもらおうと私が用意したペットボトルの貯金箱。
今、このペットボトル貯金箱を見ると、私だけがひとり楽しんでいたのが分かりますが・・(笑)

私も協力して、10円や50円100円玉と入れていたのですが、いつの間にか息子がペットボトルにカッターで四角く穴を開け、そこから1円玉以外を抜いていたというわけです。。

ちなみにこのペットボトル貯金箱は1.8Lのペットボトルです。貯金箱を作ったお母さん(私ですが)欲張り過ぎ。

ペットボトル貯金箱

一番小さなペットボトルで貯金箱を作ってたら彼の人生も変わったかも?(笑)

 

小銭を両替してもらう手数料は銀行によって違う

貯金箱に貯めた小銭を銀行で大きなお金に両替してもらうには手数料がかかりますが、銀行によってその手数料は違います。

私が口座を開設している最寄の信用金庫では、50枚までの硬貨であれば手数料が無料。
51枚~200枚までだと216円。201枚~400枚までが432円。つまい硬貨の枚数によって手数料は上がっていきます。近くにある地方銀行の方も調べてみましたが、ほぼ両替手数料は同じ設定でした。

これでも高いなと思ったのですが、大手のみずほ銀行や三菱UFJ銀行を調べると、さらに両替手数料が高いことがわかりました。

みずほ銀行(2018年8月現時点での場合)
1枚~30枚まで手数料無料(みずほ銀行に口座をお持ちのお客さま。それ以外のお客様324円)
31枚~100枚まで324円
101枚から500枚まで432円
501枚以上864円(以降、500枚ごとに432円)

みずほ銀行窓口両替および両替機に係る手数料改定のお知らせ参照

 

三菱UFJ銀行(2018年8月現時点での場合)
1枚~10枚までが両替手数料無料(三菱UFJ銀行に口座をお持ちのお客さま。それ以外のお客さま540円)
11枚~500枚まで540円
501枚以上500枚ごとに540円を加算

三菱UFJ銀行窓口・両替機の円貨両替手数料改定のお知らせ参照

いずれも窓口での両替手数料になります。両替機だともっと安いようですが、硬貨の種類の制限や枚数制限、法人・個人事業主のみなど、多くの制限があるので、個人で使うのは難しそうな印象です。

いずれの銀行も両替手数料が近年に値上がりしたようですね。

 

郵便局で小銭を両替してもらう手数料

では郵便局ではどうなのでしょう。ゆうちょ銀行をひんぱんに使う私としてはこちらも気になります。

近くにある郵便局に電話して尋ねてみました。

「貯金箱に入れて貯めた小銭はゆうちょ銀行で両替してもらえますか?」

ゆうちょ職員「申し訳ありませんが、両替はできません。」

「そうですか。では貯金箱の小銭と通帳を窓口に持っていったら入金はしてもらえますか?こちらの方でいくらになるか数えなくても大丈夫ですか?」

郵便局職員「はい入金ならできます。ただ、貯金箱から出して来てさえしてくだされば(笑)」

といった返事でした。

ゆうちょ銀行では両替業務自体をやっていないのですね。ですが、ゆうちょ銀行で開設している口座への入金はしてくれるのです。

さらに、ゆうちょ銀行のATMが便利です。ゆうちょ銀行にある硬貨の利用できるATMに小銭を入れると、大量の小銭をいっきに入金してくれます。
ただし、ゆうちょ銀行のATMでの硬貨取り扱いは一度に100枚までが限度。それ以上になると何回かに分けて入れることになります。

そうなると、わが家の貯金箱のように、硬貨の数が多い場合はやはり窓口で通帳への入金となります。

 

まとめ

わりと融通の利く信用金庫でも、両替手数料が取られるのかとびっくりしたのですが、みずほ銀行や三菱UFJ銀行の両替手数料を知ったら、今や当たり前なのだと納得しました。

いずれかの銀行やゆうちょ銀行を利用するにしても、貯金箱の小銭は、口座開設している銀行に持って行って、窓口で通帳に入金するのが最も賢明ですね。そうすれば、ほとんどの銀行では手数料が無料になるかと思われます。

とはいえ、1円玉や五円玉を大量に窓口に持ち込むのはちょっと恥ずかしい気もします。

となれば、100円玉貯金や500円玉貯金にして、ある程度貯金箱に貯まったところで、ゆうちょ銀行のATMを使うのがもっとも簡単で、人目も気にせず使いやすいかな、といった感じですね。

まあその点、わが家のように田舎の信用金庫などであれば顔なじみの職員さんなので「子供の貯金箱から持ってきたんですよ!」とでも言っておけば、1円玉ばかり大量にジャラジャラでも全然大丈夫ですけどね。

そういえば先ほど思い出したのですが、うちの息子が2、3年前、おばあちゃんが貯めた貯金箱の小銭をもらって、さっさとゆうちょ銀行のATMに行って通帳に入れ、お金のない彼はすぐにATMで引き出して使ったという話を思い出しました。
彼いわく「小銭がいっぱいで恥ずかしかった~」だそうです。贅沢ですね。。
そのペットボトル貯金箱で貯められなかった彼は、二十歳を過ぎた今もお金を貯められないようです(笑)