銀行の勧誘電話がしつこい時の断り方!金融商品に頼らず老後に備える方法

昨日夕飯の支度をしていたら、銀行から電話がありました。

定期預金満期のお知らせの電話です。おかしいですね。いつもならハガキが届くだけで、電話がくることはないんですよ。

「もっと定期預金を増やしてくれという勧誘ですか?」と尋ねてみました。すると、返ってきた答えは、「定期預金の利息はわずかなものです。もっと運用利益の回収できる金融商品を紹介させてください。」といった勧誘の電話だったのです。へ?そんなうまい話しってあるの?

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ハイリターンを強調する銀行のしつこい勧誘に注意

詳しい内容は聴いていませんが、銀行おすすめのその金融商品は、5年間預けることで高い運用利益が回収できるのだそうです。

その利益は必ず確実なものとして約束してもらえるのですか?」と尋ねると「必ずとは言えませんが…。」と、言葉を濁すのでした。

相手が銀行でも、こういった甘い誘いにのっかると、結局は自己責任。銀行が勧誘する金融商品でもハイリターンのみならず、ハイリスクの覚悟も必要です。

私は小心者でハイリスクの覚悟はできないので、こういった金融商品には手を出しません。きっぱり「興味はありません」とお断りしましたよ。

30代のころに、銀行でおすすめされた投資信託に申し込んで、痛い目にあったので私はもうこりごりです(T_T)

 

銀行の勧誘がしつこいときの断り方

いつも利用している銀行員とは顔馴染みです。なので、電話での勧誘にしてもなかなか断りづらかったりするのが人情ですよね。

それで以前は、「よく分からないので・・」とか「ちょっと不安だから・・」とか曖昧に返事していたら、話が長くなって時間をとられたり、面倒くさいことになってました。それ以来、銀行からの勧誘には最初からキッパリ断る言葉を使うようにしています。

銀行の勧誘はまずは電話からが多いように感じます。来店したときにもおススメ商品をチラッと話しされることもありますが、そのときは「時間がありませんので失礼します」と言って帰ればいいですからね。

では、銀行から金融商品購入の勧誘があった場合、どうやって断ったらいいのかを段階別にまとめてみますね。

  1. はっきりと「金融商品にまったく興味がない」と意思表示をする
  2. 預金を全部、他の銀行にうつすと言ってみる
  3. 「不招請勧誘(ふしょうせいかんゆう)に当てはまるのではないですか?」と言ってみる。

不招請勧誘(ふしょうせいかんゆう)とは、顧客あるいは潜在的顧客の同意、要請、依頼を受けていない状況で行われる勧誘全般を言う。(ウィキペディアより)
金融商品取引法 第三十八条で禁止されています。

たいていは、1のはっきりと「金融商品にまったく興味がない」と意思表示をする、といったことをすれば、銀行も顔があるので、しつこい勧誘はしなくなるはずです。

ですが、私はゆうちょ銀行でかなりしつこい勧誘を受けました。ただし、金融商品ではなく定期預金にしてくれといったものだったので、私に不利になるものではないため我慢しましたが、最後には「そんなにしつこいと、ゆうちょ銀行のお金を他の銀行に移しますよ。いいですか?」というと、諦めたので、これもひとつの断りの方法ですね。

 

銀行が勧誘する金融商品に頼らずにお金を貯める

低金利のこの時代、楽して確実に大きく資産を増やせるといった話はありえないでしょう。では、どうやってお金を増やしたら良いのでしょうね。

 

お金持ちもおススメな積立貯金が堅実で確実

大きくは増えませんが、コツコツと地道に積立貯金でお金を増やすのが確実に増える資産形成です。何しろリスクがなく失敗がありませんから。

マクドナルド初代社長の故・藤田田氏は、その晩年に「人生で一番成功したことの一つは積立貯金だった
(プレジデントより)

マクドナルド初社長の名前は藤田田(フジタデン)氏と読むんですね。

これを読んで私は嬉しくなりましたよ。お金持ちや大成した人はみんな、積立貯金のようなものは、小馬鹿にしているかと思っていたからです。(:_;)

私は子供の頃からコツコツと毎月貯金をするのが好きでした。なぜ好きかというと、気づいたらいつの間にかお金が貯まっているからです。

毎月少しずつでも、継続して貯金を続けることが貯める秘訣なのです。

以前は、銀行からの勧誘で積立貯金を始めたものです。ですが、そういった勧誘はこのご時世ではほぼなくなってしまったようです。自ら銀行へ、積立貯金の通帳を作りに行きましょう。

 

また、老後のための貯金として私たち夫婦は、個人型確定拠出年金(元本確保型の定期預金)に加入しました。 確定拠出型年金とは、60歳になるまで解約できない積立貯金のようなものですね。

 

 

収入に関係なくお金は貯められる

お金が貯まらないという人に話を聞くと、たいてい生活費を使ったあとに、余ったお金を貯金しようとしています。結局、お給料を使い果たして貯金するお金がなくなるのです。
そこで、毎月少しずつ先取り貯金をするように勧めたことがあります。

収入が多くても貯金ができない人もいるし、収入の少ない人でも貯金ができる人もいるのです。

収入が多くなれば貯金ができると思っている人も多いようですが、実際のところ、収入が多ければ多いほど出て行くお金も多くなりがち。だからこそ、先に貯金して残りを生活費に充てることが大切なのですね。

 

割引きサービスを賢く活用

この低金利時代では、積立て貯金をしながら、数ある割引サービスを利用するのが賢明です。

例えば私の場合ですが、有料道路の回数券をいつも買っています。200円券が11枚ひとセットで2000円で買えますから、200円の割引ですよね。

たったの200円の割引と思うべからず。

1年間100万円の定期預金をしても約100円の利息にしかなりません。そう考えると、ステキな資産運用といえるのではないでしょうか。

・飛行機やホテルの早割り
NHK 受信料の年払い
生命保険料の年払い
・国民年金の年払い
・SUICAやPASMOもよりも割引率の高い回数券

このように、日常生活のなかで周りを探してみると、身近にさまざまな割引サービスがありますよ。

 

老後の貯えがないから心配への対処法

貯金がないからと老後の心配をする人が多いのですが、上記のようなことでコツコツとお金を貯める方法はいくらでもあります。

先取り貯金の出来ない人は定年後も働くという覚悟をする選択肢もあります。

決して、老後の不安にかられて銀行が電話で勧誘してきたハイリスクハイリターンの金融商品をあっさり買わないように注意したいですね。もし買うのであれば、しっかり内容を把握して。銀行員に頼り過ぎはダメです。なにしろ、銀行員はすぐ転勤していなくなってしまいますからね。

 

また、心配しすぎは健康を害す恐れがあります。体は資本ですから、貯金と同じくらい大切にすべきですよね。

定年後も働く健康な体があれば、年金受給するまで、または年金を受給しながら働くことで食べていくことはできるはず。

でも、健康に自信がもてず心配なら、できるだけ早く先取り貯金を始めましょう。少しずつ貯金するだけでも、安心する気持ちがでてきて気持ちに余裕ができます。心の余裕は健康にもよいですよ。そういった心の持ち方は健康に良いから元気でいられ、長く働けますね。