お金を貯める第一歩は、わが家の家計の収支現状を知ることですね。
それには、2,3ヶ月だけでもいいので、簡単でやれそうな家計簿をつけてみること。このサイトでもいくつか家計簿をつける方法を紹介していますよ。
家計簿をつけるのがどうしても面倒な人へ→わが家では通帳が家計簿代わり
そして、意外と見落としがちなのが、いつもの習慣。もしあなたが、お金が貯められないな~と感じているのなら、「節約になるから」とか、「こっちがお得だから」といった理由でやってるつもりでも、実は節約になってないってこと、あるのかも?
そこで、私も節約と思っていたけど「勘違いだった?」とやめて良かったと思う習慣のお話です。
他の家庭の貯金額との比較
友人や知人の家庭の貯金額って知りたいけど分かりませんよね。直に聞けないし(笑)。
で、参考にするのが厚生労働省の調べによる1世帯あたりの平均貯金額。1世帯あたりの貯金額は1047万円と言われています。
この金額を目標にすると、いくら貯金をがんばってみても、平均貯金額にとうてい及ばない・・と自己嫌悪に陥ることも。
でも、実のところ、この調査結果は、一部の富裕層によって平均値が高く引き上げられているのだそうです。
つまり、こういった情報はあてにならないものが多いのです。他人と比べず、自分に出来る範囲、わが家でできる範囲での毎月の積立貯金が大切なのです。
楽しく貯めるコツは、あまり貯金額を把握しないこと。たま~に貯金の合計額を足してみると、「意外に貯まってる!私ってすごい!」と本心で思えます。そこで、自分を褒めるのがコツですよ。
ICカードのオートチャージをやめる
最近では、コンビニなどでも使えて便利なICカード。いちいち現金でチャージするのって面倒ですよね。
オートチャージは一定金額以下になると、自動で入金されるために、いつ使ったのかが記憶に残りにくく、気づいたら使いすぎになりがちです。
自動でポイントが貯まるのも魅力ですが、このポイントは期間があって自動失効するものも多いのが実情。(なかなか簡単にはお得にさせてくれません・・笑)
いちいち現金でICカードにチャージする面倒さが実は大切。お金を使っているという意識につながるので、浪費を防止できるのです。
私は、今はオートチャージどころかICカードも持ってるだけで使っていませんが。現代の便利機能を生活に活かすのももちろん良いのですが、お金を貯めるには、ニコニコ現金払いの精神も忘れずに。
ママ友ランチは「妻のお小遣い」から支出する
専業主婦の方に多いようです。妻のお小遣いを決めていないこと。でも、いつもじゃなくても、買いますよね?雑誌とか、雑貨とか、アクセサリーとか。そしてママ友ランチしたりとか。
そういうのって、家計の食費や生活費に入れていません?それだと、使っていないつもりでも使いすぎているかもしれません。
家計の流れを知るにも、妻もお小遣いを決めたほうが良いです。お小遣いの中から買うのであれば、スッキリ気分で買えるし、お小遣いがあまったら貯めておいて、大きなへそくりにして使うといった楽しみもできますよ。
3品で1000円の物は買わない
スーパーでもデパートでも、3つで1000円ってコーナー多いですよね。多いのは、お店が儲かるからですね。
先日、靴下を買いにしまむらに行きました。最初は3つで1000円のコーナーで靴下を選んでいたのですが、なかなかあと1足好きな靴下が見つからず。
結局私が買ったのは、450円の靴下を1足だけです。あまり気に入らない靴下を3足買うよりも、気に入った靴下を1足買ったほうが私は満足感が大きいです。
しかも、3足も必要なかったのですし。結果として3足で1000円買うよりも、550円も節約できました。
必要なときに、必要なだけ買うほうが節約になって結局はお得なのかも。
食料品はついで買いをしない
ちょこちょことお買い物に行く人と、まとめ買いするタイプの人といますよね。
私は、食料品の買い物は多くても2日分です。新鮮なものを食べたいのでまとめ買いはしません。
まとめ買いすると、「ついでにこれも買っておこう」と買ったはいいけど、結局は使わず腐れて捨ててしまうことにもなりがちです。
私はスーパーには行くけど、コンビニにはほとんど行きません。お値段高いですから。主人はコンビニにマンガ本を週に2回ほど買いに行くようです。ついでに、お菓子を買ったりジュースを買ったりと、ついで買いが多いようです。コンビニ戦略にはまってます(笑)。
ただし、主人は、楽しくお小遣いの範囲で買ってるのでそれでいいんです。主婦が家計の中からコンビニ通いで買い物すると、お金が貯まりにくい習慣となりそうです。といっても、主婦もお小遣いの中から買えばOKなのです。