このたび、7年ぶりに洗濯機の買い替えをしました。やはり新しい洗濯機は気持ちが良いものですね。
毎日使うものだからいいものをとも思うのですが、お値段が高いからいいものってわけでもなく、自分の使い勝ってのいいものを選ぶのがコツだな~と。前回、何も考えずに適当にシャープの洗濯機に買い替えたときに思いました。
その経験を踏まえて、これまで使いにくかったところや嫌だったところ気になったところを踏まえて、パナソニックに買い替えました。
また次回の洗濯機買い替えの時期のために、今回の経緯を書いておきます。
壊れていないのに、シャープの洗濯機を買い換えたかった理由
シャープの洗濯機に買い替えてから早7年。洗濯槽の掃除はしてるつもりなんだけど、いつの間にやらカビがすごいです。
しかも糸くずフィルターがカビだらけの真っ黒!ハイターしたんだけど、全然効果なし。
あとでヤマダ電機の人に聞いて知ったけど、糸くずフィルターは皮脂の汚れとカビとなので、ハイターでは取れないんだとか。お風呂のカビキラーなら取れるかも?と言われたけど、カビキラーを衣類を入れる洗濯機の糸くずフィルターに使う勇気はないです。
あと、洗濯槽のまわりの溝に汚れがたまってしまって、取れなくて嫌。それでそろそろ洗濯機を買い替えたいな~と思っていたのです。でも、壊れてないから、買い換えられないなと思っていたら、なんと、突然壊れた!(笑)
シャープの洗濯機が壊れた?脱水できない
その日はお天気が良かったので、肌布団1枚にタオルケット2枚を1度に洗いました。それがいけなかったのでしょう。シャープの洗濯機は7キロ洗い。
最後の脱水になって、脱水ができなくなってしまってました。何度電源を落としてもコンセントを抜いてやり直してもダメです。
それで仕方なく、コインランドリーにもっていきました。旦那さんが。
そしたら、ふんわり乾燥された肌布団にタオルケットを持って帰ってきました。こんなに天気よいのにもったいない!と思ったのですが、旦那さんのポケットマネーだったので、黙っておきました。
わが家は夫婦二人だけですが、洗濯は毎日やらないと気が済みません。脱水ができないと不便です。ヤマダ電機に買いに行くしかないなと思っていました。
でも、諦めきれずに夕方4時ごろに、再度洗濯機を動かしてみたのですが、やはり脱水ができませんでした。あきらめてヤマダ電機に洗濯機を買い替えに行きました。
壊れた洗濯機が修理せずに治った?
ヤマダ電機で洗濯機をシャープにするか日立にするか、パナソニックにするか迷っていると、旦那さんがやってきて、「壊れた洗濯機動いてたよ」というのです。
よけいなことに、旦那さん。仕事から帰ってきて気になったので、ワンサイクル洗濯機を回してみたのだそうです。そしたら、脱水まできちんとやったんだとか。我が家のシャープの洗濯機、修理せずに治ってました・・。
洗濯機の寿命年数は?
壊れたと思った洗濯機が治ったからには、新しい洗濯機に買い替える必要がなくなった?「どうしよう?」と旦那さんにいうと、「買い替えるタイミングなんじゃない?これまでも何度か途中で洗濯機が止まってたじゃない」と。
思い出すと、そういえばそうだった。これまでにも何度か脱水できないときがあったんだった!
そこで、ヤマダ電機の店員さんに洗濯機の寿命を尋ねると、洗濯機の寿命年数は7年から8年とメーカーのほうで言われているそうです。だとすると、わが家の洗濯機は寿命で買い替えの時期だったというわけです。そう考えると諦めもつきます。
なにより、カビだらけではない、新しい洗濯機が使えるのは嬉しいです。
洗濯機の買い替えでインバーターも検討したけど必要ない?
ヤマダ電機さんの話によると、インバーター洗濯機はモーター式よりも静かで節電・節水効果もあるとのことでした。
でも、いままでのインバーターではない洗濯機でも私には不自由がないこと。それと、洗濯機の耐用年数は7年~8年とのことなので、買い替えするとき負担にならないよう、安いもので良いと思いました。
あと、機能がいろいろあっても使いきれないので、シンプルなもので充分です。私の場合、いつも「おまかせ」しか基本使いませんし。
ドラム付き洗濯機も検討したけど必要ない?
インバーターのほかにも、ドラム付き洗濯機もちょっとは迷ったのです。でも、乾燥機が欲しいなと思うのは、雨が何日も続くときくらい。しかも今は洗濯洗剤「wパワーのアタックneo」おかげで、生乾きの匂いにもあまり悩まなくなったので、お金がもったいないなと思い、選択肢からすぐに除外しました。ドラム式洗濯機の寿命も縦型と変わらず8年程度と言われていますから消耗品にお金かけるのは、ケチな私の性にはあいません。
シャープ洗濯機(ES-T704)とパナソニック洗濯機(NA-F60B11)の比較
シャープの前は日立で、その前はナショナル(今のパナソニック)の洗濯機を使っていました。
その中でもっとも使い勝手が良くて長持ちしたのが、当時のナショナルだったのですね。それで違いが分かりやすいよう、ヤマダ電機でナショナルとシャープの比較をいろいろと教えてもらいました。
結局はパナソニックの洗濯機を選んだのですが、その比較内容をまとめてみますね。
シャープ洗濯機(ES-T704)を使っていて嫌だった点
- 糸くずフィルター(糸くず網)が汚くなってるけど、スーパーに売られている網と取り換えできないこと(ヤマダ電機に500円くらいで売ってありました)
- 脱水が弱いこと(雨の日の室内干しで乾きにくく、生乾きの匂いがしやすい)
- 脱水時の音がうるさい
※脱水力が弱いので、私は2回脱水を行っていました。でも、シャープの脱水は、洗濯槽に穴が開いてないという構造上、脱水の仕方が他と違っているので、2回行ってもあまり変わらないとの店員の説明にがっかり。
シャープ洗濯機の利点
- 節水効果が高い。ほかの洗濯機と比べて、少ない水で洗濯できる。同じ洗濯キロ数の洗濯機の最高水位を見ると一目瞭然。
(洗濯槽に穴がないので、洗濯槽の中にしか水がたまらないから) - 洗濯槽の外側の汚れが服につきにくい(これは、洗濯槽に穴がないので外側の水が中に入ってこず、服にカビなどの汚いものがつきにくいということ。洗濯槽の外側は、脱水の水は流れるので、汚れやカビはできる)
- 脱水が弱いので、しわがよりにくい、アイロンがかけやすいとのメーカーのキャッチフレーズ。
パナソニック洗濯機(NA-F60B11)の弱点
- 6キロだったこと(今までのシャープ洗濯機が7キロだったので)
- 7キロのものはなくて、8キロになるとインバーターになるので、型落ちでも6万円だった。(新型は12万円台)
パナソニック洗濯機(NA-F60B11)の良いところ
- ネット上に汚れ落ちがよいという感想を見た
- シャープより節水では負けるが、ほかのメーカーに比べると使う水量が少ない
- シャープに比べて脱水力がある
糸くずフィルターについて
気になっていた洗濯機の糸くずフィルターですが、シャープもパナソニックも市販の網は使えないことが分かりました。
でも、どちらの糸くずフィルターも、取り寄せしなくてもヤマダ電機に500円くらいで売られていました。
洗濯機の買い換えは洗える量で悩んだけど・・
最後まで悩んだのが、洗えるキロ数。今までのシャープ洗濯機が7キロだったので、やはり7キロは欲しい気がしたからです。
ですがヤマダ電機の店員さんに言わせると、毛布や肌布団はコインランドリーに持って行って洗ったほうがいいとのこと。洗濯機で洗うとモーターに無理が生じるので故障の原因になる。やめたほうがいいと言われました。それでやっと、パナソニックの6キロ洗いにする決心がつきました。
洗濯機の引き取りと設置料金はリサイクル料金に込み?
ヤマダ電機で支払ったリサイクル料金は3300円(税抜き)でした。
新しい洗濯機をもってきて設置してくれます。実質設置料込みといったところでしょうか。そして、買い換え時の古い洗濯機を帰りにもっていってくれます。
そういえば、洗濯機の買い換え下取りのビラがヤマダ電機に貼ってあったように思います。そのときはわが家のシャープの洗濯機は壊れたものと思っていたけど、実は動いたので、もしかしたら下取りしてもらえたのかも?でも、「脱水しない」とすでに店員さんに話してたので、難しかったでしょうね。動く洗濯機で買い替えの人は相談してみては?
ちなみに今回、古いシャープの洗濯機が動かなかったら、新しい洗濯機を買ってすぐに持って帰ろうかと思っていました。主人が設置するというんで。
でももし、買った洗濯機を自分でもって買えるとしたら、「3300円とは別に、古い洗濯機を引き取りに行く運搬料が1000円」かかると言われましたよ。
結局、私が注文したときは運搬の予約がいっぱいだったことと、箱に入った真新しい洗濯機を用意してくれるとのことで、1週間ほど待つことになりましたが、故障したと思っていた古い洗濯機が動いていたので良かったです。
パナソニック洗濯機(NA-F60B11)を買って使ってみた感想
パナソニックの新しい洗濯機を設置してもらってから数日使っていますが、なかなか良いです。
- シャープの洗濯機よりも洗濯時も脱水時も静か
- 脱水は思ったよりきつくない
- 糸くずフィルターが取り出しやすく掃除しやすい
- 洗濯槽がひとまわり小さいので洗濯物が取り出しやすい
シャープの洗濯機よりも洗濯時も脱水時も静かなのには、びっくりしました。7年という年月で洗濯機が進化したのか、はたまたシャープの洗濯機だったからうるさかったのかはわかりませんが、かなり静かです。旦那さんも「テレビのボリュームを上げずにすむ!」といって驚いていました。
脱水ですが、シャープの洗濯機がゆるめなのが嫌だったのですが、最近の洗濯洗剤「wパワーのアタックneo」を使うようになって、生乾きの匂いがあまり気にならなくなっていました。それで、しわになりにくいゆるいシャープの脱水のほうが良いかな?と迷っていたんです。そしたら、パナソニックの脱水もゆるかったです(笑)
今は、洋服にしわがよりにくいように、脱水もゆるめなのかもしれませんね。
シャープ洗濯機だけ、今現在も糸くずフィルターは網の物でした。他のメーカーの洗濯機はみんなプラスチックで薄い長方形をしたもの。
これって使ったことないのでどうなんだろうって思ったのですが、なかなか優れています。
糸くずフィルターは掃除が簡単です。簡単に取り出しできるし(シャープの糸くずフィルターはきつくて取り出しにくかった)プラスチック容器をパカッと開けて簡単きれいに糸くずが取り出せて便利です。これなら、毎日でもできそうですよ。気に入りました。
そして、6キロか7キロかで悩んだ洗濯機。6キロにして良かったです。毎日の洗濯ものは夫婦二人なので少なく6キロでも充分すぎるくらい。
7キロから6キロにしたせいで、洗濯槽が小さくなり、浅くなっているため、洗った洗濯物が取り出しやすくてすごく快適です。ほんと、ちょっとした差なのですが、毎日のことなので嬉しいです。
いまのところ、パナソニック洗濯機(NA-F60B11)を買って良かったことばかり。迷っている人にはおススメしたいですね。