スタバを抜いて、ドトールが1位になったことが話題になった顧客満足度調査。
他にもいろいろな、顧客満足度調査の結果が発表されていますね。その中でも私が興味を持ったのが、生命保険に関する顧客満足度の調査結果です。
なぜなら、上位に意外な保険会社が名を連ねていたからなんですけどね。
生命保険の顧客満足度トップ5
1位 コープ共済
2位 都道府県民共済
3位 全労災
4位 アフラック
5位 メットライフ生命
(女性セブンより抜粋)
大手保険会社ではなく、共済がベスト3を占める
顧客満足度トップ5の生命保険会社を見ると、有名どころな大手生命保険会社の名前が見当たりませんね。私や主人が加入している、また、以前加入していた日本生命や第一生命、それにわが家ではいくつも加入していた、かんぽ生命も見当たりません。
大手生命保険会社に代わって、上位には共済が名を連ねています。
かんぽ生命は専門家にも人気ないみたいですが・・→かんぽ生命がオススメできない保険1位の理由!うちは800万円も支払うの?
共済加入者が顧客満足度の高い理由は?
保険の見直しで、いくつもの保険を解約した私ですが、今でもコープ共済には加入しています。
お給料が安くて、高額な生命保険料が払えなかった20代。死亡保障額が足りなかったので、保険料が安い全労済や都道府県民共済に加入していた時期もあります。
あと、こういった共済は勧誘がほとんどないので、気持ちが楽です。
そういった私の経験からしても若い世代には、共済がリーズナブルで好まれているのでしょう。
共済はメリットの高い保険
共済は掛け捨て保険です。掛け捨てでもいいから、安い保険料で生命保険に入りたいという方には適しています。
というか、生命保険と貯金は別物と考えた方が、お金を貯めやすいということに気づくと、共済は優れた保険だと思いますよ。
→貯金と保険の違いは?80歳の母が貯蓄性保険で貯められなかった理由
共済は利益追求がされていないので、本来の保険の役割や目的をシンプルに体系化されているのではないでしょうか。
安い保険料なのに、余ったお金は返してもらえますよ→コープ共済で割戻し金をもらいました(^-^)
また、コープ共済は生協宅配を扱っていることで、都道府県民共済や全労災よりコープ職員との顔なじみから、信頼を抱きやすいのですね。
コープ共済は、組合員でないと入れないのがネックなのですが、かえってそれが、自ら考え、選択して生命保険に加入したということで、満足度が高くなっているとも考えられます。
大手保険会社の顧客満足度が低い理由を考えてみた
私がこれまで加入してきた第一生命や日本生命では、親戚や知人にしつこく勧誘されて、内容もよくわからないまま加入した保険がほとんどです。
加入した後に生命保険について学び、自分の加入した保険を吟味してみると、後悔したくなるような内容ばかり。もったいないとは思いつつも、結局は勇気を出して解約するという結果になりました。
もしかしたら、大手保険会社の保険に加入した人の多くが、保険内容を理解することなく加入し、いざ保障を使うときには思っていた内容と違ったり、途中で高額な保険料を払うことが苦しくなったりしているのかもしれませんね。
高級なブランド嗜好から安くて少しだけ良い物嗜好へ
最近の若い世代の人は、バブル期に青春を謳歌した私のような人間に比べて、賢明に思えます。
私たちが20代のころは、お給料が少なくても貯金がなくともブランド品を好み、ローンを組んで高級ブランドバックや高級車を購入する若者の多い時代でした。
昔は高いものほど良い、という価値感もありましたが、最近では情報を駆使して安くてちょっと良いものを探すのが楽しみです。
情報過多というのも良かったり悪かったりですが、見る目を養い、五感や経験から大手やブランドに惑わされない、ちょっと良いものを探していきたいものです。
80代の両親が医療保険に勧誘された後日談
例えば、私が入っているコープ共済には保険期間が限られています。
それはそうですよね。高齢になるほど保障を使う確率が高くなってくるから、安い掛け金では保障することが難しくなってくるわけですね。
それなのに、80代の高齢でも安い掛け金で医療保険に加入できると思っていた両親。
→80代の高齢な両親が勧誘されている医療保険の保障に目が点!お得?それとも損?
これも保険外交員の説明があやふやだから、高齢な両親はいいとこ取りの勘違いをしていたように思います。
先月、父が加入しようとしている医療保険のパンフレットをすみからすみまで読んで、母に精一杯の説明はしてみたのですが、話を理解してもらえたのか、父親に伝わったのかはわかりませんでした。
そして先日、実家に戻った時に「あの保険どうした?」と両親に尋ねると、「入らなかったよ」という返事。
ほっとしました。私の説明を80代の母は理解してくれたのです。そして父にも伝わっていました。まだまだ二人とも頭がしっかりしてくれているようで、これもほっとしました。(^-^)
保険とは関係ないのでしょうが、なんだか、私が信頼されてるようで、これもまた、嬉しくなってしまうのでした。