がんの治療費っていくら?300万円以上は必要という多くの人の思い込み・・

解約したいけどできないアフラックのがん保険。というのは解約しても戻ってくるお金がわずかだから。つまり、ほとんどが、掛け捨てになっちゃってるんですよね。

ところで、がん治療費と言うと高額なイメージがありませんか?がんになったら、個人負担は最低でも、100万円以上必要なものかと思っていました。

実際は違うんですね。あなたのイメージでは、いくらぐらい、がんの治療費にかかると思いますか?

 

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がん治療費は300万円より多いと思っている人が多い

アフラックが、がんに関する意識調査を行ったそうです。

その結果、約3割もの『がん未経験者』に、がん治療費には300万円より多くかかるイメージがある、ということがわかりました。

CMの影響もあるのでしょうね。「がんにかかってしまったら、お金がかかる。治療できない、暮らしていけない、どうしよう・・」みたいな。

でも実際は、日本の社会保険制度は世界でもトップクラス。
個人での医療負担の上限が決まっている、ありがたい高額医療費制度もありますからね

 

 

実際にガン治療費にかかった費用の総額

がんの治療費全般にかかった費用は総額でいくらぐらいでしたか?といった質問への、がん経験者の回答は以下のようです。

 

最も多かったのが、50万円程度の36.3%

次に多かったのが100万円程度で29.5%

次が200万円程度で20.2%

300万円程度が6.9%

300万円より多いのが5.2%

その他1.9%となっています。

 

これらは、アフラックのがんに関する意識調査によるものです。

40%近くの人が50万円程度という調査結果です。
そのうえで、社会保険が適用されないがん治療もあったり、ステージが上がれば、がん治療費がかさむなどの理由から、高額な治療費を要することもあるのでしょうね。

 

 

がん保険ではなく就業不能保険を検討するのも選択肢の一つ

がん患者の約3割が癌を理由に退職しています。また、退職はしていなくても約3割の人たちが収入減となっているのだそう。

こういった実情をふまえて、がんの治療費は貯金でまかなったとします。

ですが、収入減による住宅ローンの返済の滞りや生活費が心配な場合は、期間限定で就業不能保険に入るというのも一つの選択です。

なぜ期間限定かというと、、定年までや65歳までの間を就業不能保険でまかなうためです。

その後、年金時給が始まれば、療養生活となっても、収入が途絶えることはなくなりますからね。

 

 

がん保険選びで注意したいこと

貯金があれば、大丈夫そうだけど、やっぱり最低限のがん保険に入りたい。そんな場合、勘違いしやすいこと、注意したいことありますよ。

お祝い金は、もともとが自分のお金

がん保険に加入後、定められた年数、がんと診断されなければ、お祝い金が支給されるという商品があります。

いっけん、お得なように感じられますが、お祝い金の分は月々の保険料に含まれています。ということは、結局は、お祝い金を自分で払っているのです。お得と勘違いしないようにしたいですね。

なんていいつつも、私も知らずに、「お祝い金」が出る保険が大好きでけっこう入っていました。お金が増える!と勘違いしていたのです。
かんぽ生命に農協の建更、日本生命。これらも同じ仕組ってわけです。

そうと分かってから、予定利率が良かった時代に加入したかんぽ生命は残していますが、ほかは解約しました。

日本生命も解約しましたが、建更は、あと数年で満期なので一括払いして残してあります。

 

インターネット申し込みはお得じゃない?

がん保険のインターネット申し込みはお手軽に感じますが、保険内容が分かりにくいために、理解が困難。結局、高くつく可能性が高くなります。また、がん保険でネット割引というのは、今のところ見当たらないようなので、この点もチェックしたいですね。

 

指定代理請求特約をつける

高齢な親などが被保険者の場合、指定代理請求特約をつけておくと良いかもしれません。

この制度を利用すれば、配偶者や子どもが本人に代わり、給付金を受け取れます。

指定代理請求特約は、後から手続きできるケースも多いので、活用したいですね。

 

がん再発の場合、保険の補償は受けられるか?

がんは、再発が気になる病気です。

一般的ながん保険は、最後の治療からある一定年数を経過していないと、次の医療保障が支払われないような契約となっています。

最近のがん保険には、何度でもすぐに保障が支払われる保険商品もありますが、その分、掛け金が高額となるケースもあるので注意が必要です。

 

 

まとめ

がんの治療費にいくらかかるかは、いろんなケースがあるわけで、かかってみないことにはわかりません。でも実際には、思ったほど高額ではないと分かり、ちょっと安心しました。

日本ほど多くの人が、がん保険に加入している国民は他の国ではないのだそうですが、心配症の国民性だからしょうがありませよね。

せっかく高いお金を出して入ったので、お金で安心を買ったと思えばいいし、がん保険に入ったからがんにはならない!と思い込めば、しめたものだと思っています(笑)。

掛け捨て部分が大きくて、もったいなかったな~、損しちゃったかな~なんて、いまさら思ってたら、ストレスになって病気の原因になりますからね。(^_^;)

今からがん保険に入る人は、おおまかな予備知識をもって、保険の説明を受けると理解が深まりますよ。今は、いろんな情報や知識はネットで簡単に手に入りますからね。

あとは、私の経験からですが、勧誘のない無料保険相談に行くのも勉強になっていいですよ。
親戚知人といった保険外交員の話をうのみにして、あとで後悔していた昔に比べたら、ホント、便利な世の中です。