かんぽ生命保険の解約返戻金が振込みになった「支払内容の内訳」ハガキには?

先日、主人とも相談した結果、思い切ってかんぽ生命解約に行ってきました。
詳しいことはこちらに→かんぽ生命保険の解約は大変だった!返戻金受け取りについてなど覚書き

解約したかんぽのながいきくんの解約返戻金を解約時に計算してもらったら、戻りの金額がすごく大きかったのです。

びっくりして、計算書みたいなものが欲しいと職員さんにお願いしたのですが、振込金額はあとで郵送されるけど、計算書とか内訳書みたいな物は出せないと言われたのですね。

でも、1週間後ぐらいに簡単な内訳書みたいな内容が「支払内容」として送られてきましたよ。

これがかんぽ生命から送られてきたハガキです。

かんぽ生命保険【保険金額】振込内容のお知らせ

これを見ると、解約したかんぽ生命の解約返戻金の、簡単な内訳が分かります。

かんぽ生命の解約金振込

解約返戻金(解約して振り込まれた金額) 支払金額 1,201,419円
(内訳)保険金額   1,060,900円
(内訳)契約者配当金 10,582円
(内訳)未経過保険料額129,937円

と記載されていますね。

未経過保険料額というのは、保険料を前払いしていたからです。まとめて保険料を前払いしておくと、掛金が安くなるんですね。それで、私はいつもまとめて1年分保険料の前納をしていました。

ここで不思議に思ったのが、配当金はそう多くはないのですが、保険金額の戻りが大きいことです。

このかんぽ生命ながいきくんは、バランス型5倍で、6年前に加入していた生命保険。毎月の保険料が18,750円だったのですが、この解約返戻金は大きいですよね。

 

私がかんぽ生命ながいきくんを解約した理由

でも、総額360万円払って保険料払込終了後の60歳からは死亡保障が500万円→100万円へと、かなりの減額になるということで解約しました。

医療保障が終身で1日7500円ついていたのですが、高齢者でも入院より通院のほうが医療費が多いのが実情だと目や耳にします。
病院側も長期入院はお断りの方向ですよね。

高齢な親の生命保険が満期。さらに加入する必要ってある?

360万円の保険料を払い込んで、60歳からの死亡保障が100万円。あと260万円の元をとろうと思えば、医療保障を使うことです。計算してみると、347日以上入院する必要があります。

かんぽ生命は、入院支払い限度日数が120日までとのこと。その後、半年あくとまた120日まで入院給付金が出るといった仕組みです。なかなか入院給付金で元とるのも難しそうですね。

保険見直し相談でもそういったアドバイスありましたし→保険ショップへ無料の保険見直し相談行ってみた!

そういった理由から、入院への備えは貯蓄でまかなおうと思いはじめ、医療保障は問題にしていません。

 

もし、かんぽの生命保険を続けるとしたら・・

そういったことから、このかんぽ生命保険のながいきくんって、保険料払込終了後に死亡すると、元を取るのは難しそうです。

いっぽう、保険料払込終了前に死亡すれば補償金が大きく払込保険料を上回り、保険料払込終了前に解約すれば解約返戻金が大きい保険なのかもしれません。

とはいっても、解約した場合、元金以上の金額が戻ってくるわけではないので、貯蓄にはなりませんね。

私がこの保険をかけていた目的は終身保障。にもかかわらず60歳以降は、掛金総額よりも死亡保障金額が少ないので、それなら積立貯金していたほうが良かったのかも。

もし、私がこのかんぽ生命ながいきくんを活用するとしたら、60歳の払込期間終了前まで、保険を掛けて保障を得る。そして、60歳直前に解約するのがベストかなって思います。ただし、60歳直前の解約返戻金をかんぽ生命に確認したわけではないので、推測です。確認する必要、ありますね。ただし、かんぽ生命の職員が教えてくれるかも疑問ですが・・。

こういったことも、ここまでこないと分からなかったということで、もし、ずっと保険を掛けていたら、60歳過ぎてもきっと掛けてたはず。だって、60歳超えたらきっと、終身の医療保障が欲しくなるでしょうからね。

 

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さいごに・・

ちょっと損しちゃったかな~?かんぽ生命の解約は早まったかな~と後悔しつつあったけど、こうやってまとめてみると、勇気を出して解約して良かったのだと思います。

でも、ホント、生命保険って長年がんばって保険料を払い込むだけあって、解約するのにエネルギー使いますね。といいつつ、解約してしまったら、なんてことなくって、解約返戻金が入金になると心踊ってしまう自分の単純さに笑っちゃいますけど・・^^;

ほかにもいろいろやってみましたよ→わが家の生命保険を見直して月々の保険料を減らすまでをまとめてあります。