「ながいきくん」は、お得だと勘違いしていた終身保険!解約したいけどできない?

かんぽ生命は、以前は国営でしたね。それに、全国にたくさんある郵便局の中で運営されていることもあって身近で、お年寄りにも馴染みの深い保険ですよね。

それで、私も思っていたのですが、かんぽ生命は、民間よりもずっと保険料金が安いとかお得な保険だと思われがちのようです。

でも、保険の専門家の中では、実はそうではないといった考えを、よく書籍や雑誌で目にしますよ。

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かんぽ生命はお得で保険料が安いは思い込み?

「(民間保険よりも保険料が安いと思われるのは)単なる思い込みにすぎません。かんぽ生命は、意外にも維持管理の経費がかかっているし、民営化後は利潤追求のために保険料を上げざるをえなかったんでしょう」

といった意見も雑誌プレジデントで見かけましたよ。

私が実感として、かんぽ生命は保険料が高いなぁ、と思うようになったのは、保険ショップや訪問型FPの保険無料相談で外資系を含む保険の提示をしてもらってからですね。(ちなみに、無料相談後にはお礼のメールがあっただけで、いまのところ勧誘は無いですね)

 

ながいきくん「ばらんす2倍」「バランス5倍」とは?

かんぽ生命って名前が「ながいきくん」なんてつけてあって、内容が分かりずらかったです。加入当初は、全額終身保険だとばかり思っていました。

でも、違ったのですね。ながいきくんは、定期保険特約付き終身保険のことだったのです。

わが家が保険解約した2つのながいきくんは、「バランス5倍」でした。
かんぽ生命保険の解約は大変だった!

 

つまり、わが家が解約したかんぽ生命の場合でいくと、

終身保険が100万円で、定期保険特約が400万円。
もうひとつは、終身保険が140万円で、定期保険特約が560万円でしたよ。

加入当初は、終身保険が5倍にもなるかの錯覚に陥っていたものです。

そして、もうひとつこのながいきくんのバランス型で勘違いしないよう注意したいのが、保険料の払込期間を過ぎると、終身部分の死亡保障金額となることです。

終身部分とは、100万円と140万円のことですね。
(保険料の払込期間が終わると、死亡保障が500万円→100万円、700万円→140万円となります。)

このことは、私は解約する少し前に理解できましたが、実は、もっとも大切なことだったのですね。なので、覚書です^^;

 

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あとがき・・

このサイトに、「ながいきくん 解約したい」といった言葉での検索で何人かいらしてて、びっくりしました。

もしかして、かんぽ生命の解約をしたいけど、どうしていいのか分からない人が多いのかな?解約しずらかったりするのかな?

ながいきくんを解約したあとに解約払戻金の内訳を知りたくてネット検索していると、払い戻しの振込に1週間とか2週間とかかかったとか、解約戻し金の振込はいつになるのか、はっきり教えてもらえなかったといった悩みを多く見かけて、これにも驚きました。

わが家のケースについて書いてます→かんぽ生命の解約返戻金の振込があった

生命保険は、知り合いや親戚のお付き合いで入ることが多いので、なかなか解約しにくいですよね。

でも、高い保険料を払い込んでいるのは契約者です。保険の解約は誰にも遠慮することはないと思い、思い切って解約したところです。

保険契約を1本取るのは大変なことで、お給料に大きく響くのだそうです。であれば、一度でも契約して保険料を払い続けていたということで、感謝されても後ろめたさを感じる必要はないよね、と思うことにしましたよ^^

いろいろやったこと、参考にしてみてくださいね→わが家の生命保険を見直して月々の保険料を減らすまでをまとめてあります。