「服を買うなら、捨てなさい(地曳 いく子著)」を読んだまとめと感想

服を買うなら、捨てなさい」を今日、一気に読みました。読みやすく分かりやすく、さらっと読めます。それでいて見に覚えのあること満載で、「そうだったのか~~!!!」って叫びたかったほど。

で、50代の私は焦りました。

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ワードローブには少ない服のほうがおしゃれな人になれる理由

(フランス女性が流行ってますが)フランス人女性は服選びに慎重なので、なかなか洋服を買わない、ワードローブは小さいものがひとつだけ。

少ない洋服のほうがトップス、ボトム、など数を把握しやすい。

少ない洋服だと、朝の忙しいときの洋服コーデに迷いが少ない。

 

「着回し」や「バリエーション」を気にするほど、あなたのコーデはダサくなる!

たくさんの洋服を買ってもワンシーズンで着る回数は限られている。

多くの洋服があるからこそ、似合わない物に挑戦して失敗する。

いつもおしゃれなのに多くのバリエーションがあると、たまにダサいファッションコーデになることも。ダサいファッションのほうが会った人の印象に残ってしまう。

着回しよりも自分に似合う洋服とコーデを数パターン持っている方がおしゃれな人。

雑誌やおしゃれなブロガーさんを真似しても、あの人たちはそれが仕事だったり趣味だったりするので疲れるだけ。

 

いらない服を捨てるタイミング

朝着てみて、「ダメだ・・」と、他の洋服にしようと思った瞬間。その服は今の自分には似合わないということ。迷わず捨てる。

 

後悔しない洋服を買うときの選び方

似合わなくなった服を処分して、ワードローブに空きができたときに今の自分に合うものに買い替える。

買い替える前の洋服と同等以上の物を選ぶ。チープな物を買ったとしても結局着ないから。
(元カレよりもランクの低い男性を新しい彼にしようと思いますか?とありました・・するどすぎる例えですね^^;)

購入してすぐに着たい服。1週間以内に着るだろう洋服を選ぶ。季節を先取りして買ったとしても、着るタイミングを逃すことも多い。

洋服の値段そのものよりも、何回その服を着るかを考える。3000円の洋服を1回しか着ないよりも1万円の洋服を10回着たほうが経済的ともいえる。

手持ちの合わせたいトップスやボトムを着て行って試着してみる。

 

50代60代・・ずっとステキでおしゃれな女性であるために。

若々しくいたいからといって、かつて似合ってたファションをずっともっていてもすぐ時代遅れのデザインとなるし、歳を重ねるごとに自分の体型や雰囲気も変わる可能性がある。すると、似合う服も変わってくるのでムダになる。

若々しい女性とは、まるで冷凍保存でもされたような若い美しさではなく、今という年齢に適応した女性。

そのときそのときに、今の自分に合った洋服、今の時代に似合った洋服を選ぶのがおしゃれであり、ステキな女性。

今の私たちに向き合って自分を大切にすること。自分に似合うスタイルを発見することこそおしゃれな人になる要因。トレンドを追うより自分スタイルを。

 

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さいごに・・

朝、洋服を着て鏡で見ると「似合わない」と脱いだ服を潔く捨てる、って「なるほどね~」と感心はするものの、なかなかできそうにないです。

とりあえず、捨てる予定箱に入れておくこととします^^;

「これ、買ったけどあまり着てないな~とりあえず今日はこれ着よう。」ってな感じで着ると、一日がパッとしない日となってしまうのは実感としてあります。やっぱり捨てたほうが良さそうですね。

買うのは楽しいけど、捨てるのはすごいパワーがいるって、著者の地曳 いく子さんもおっしゃってます。潔く捨てることを行うことで、無駄になる買い物をしなくなるのかもしれませんね。

洋服が多くあることで、いろんなコーデが楽しめるしバリエーションも多くなっておしゃれな人と見られるものとばかり信じていました。質の良いものでも同じ組み合わせの服を着ることは、人の目が気になって嫌だ、って思っていたのです。

でも、その思い込みを「服を買うなら、捨てなさい」は取り去ってくれました。50代になったとたん、今までの洋服が似合ってない気がしてどうしよう・・って思っていたときにこの本を読んで、洋服を捨てる基準や洋服の選び方が分かって気が楽になりましたよ。

これから年齢とともに変わっていく自分に不安もあったけど、ちょっと楽しい気持ちにもなれましたね。

あと、林真理子さんの推薦文(大量の洋服を処分したらしい)が、「洋服を買うなら、捨てなさい」のオビに入ってて笑ってしまいました。外国に洋服を買いに行くのが好きらしく、彼女のウォークインクローゼットの中身の多さは半端ないっていうのを前にコラムで読んでたからです。

ここに書いたことは、私の主観が多いので、「服を買うなら、捨てなさい」をぜひ実際に読んでみてくださいね。まだまだ「目からうろこ」な内容がたくさん書いてありますよ。とくに着る服がないと思い始める、40代以降の女性にオススメしたいです。

(追記)クロワッサンにも地曳いく子さんの「少ない服での着回しコーデ」が紹介されていましたよ。著書が売れてるらしく、最近よく女性雑誌で地曳さんを目にしますね。
買って読んでみて良かったのでまとめてみました→少ない服の「着まわしコーデ」=バリエーションの少ない人ほどおしゃれ?