保険料を減らしたい!定年前の医療保険に定期特約の更新どうする?

知人で3年後に定年を迎える人がいるんですね。定年する前に、保険料を減らしたいと悩んでいたようです。

知人は、すでに子供は独立しています。貯金もある程度は蓄えがあるようです。いろいろと調べたうえで、保険料の削減を実行したそうですよ。

定期付き終身保険の定期部分解約を行って保険料を減らす

今までの定期付終身保険の死亡保障料が3000万円。払込満了の60歳まで支払うと、その後は終身保険の死亡保障だけで300万円に減ります。一生涯、死亡保障3000万円が出るわけではないんですね。

一生涯3000万円の死亡保障が出るものと勘違いしていた知人は、定期部分の死亡保障をすぐに解約。かなりの保険料削減になったのですね。

ちなみに保険会社に問い合わせしてみると、特約定期部分の死亡保障を65歳まで更新することもできるんだそうです。そうした場合、なんとそれまでの2倍ちかくの保険料になるそうですよ。

 

医療保険の契約更新をしないことで保険料削減

知人は、万が一のケガや病気で仕事ができず、収入が途絶えることを心配して医療保険に入っていたそうです。医療保険って、支払う保険料高いですよね。

しかも高齢になればなるほど保険料って上がっていきます。近々やってくる医療保険の更新後は、毎月1万円ほどの出費になる予定。

新しく他の保険に乗り換え契約しようかとも考えたそうですが、同じくらいの保険料になることが分かりました。

そこで、以下の理由から、医療保険の更新はしないことに決めたそうです。

・医療保険は、在職中に収入が途絶えることが不安で入った保険。定年後はすでにお給料はもらっていないので、入院しても同じこと。

・若い頃はなかったが、今では万が一のためにコツコツ貯めてきた貯金がある。

・万が一入院や手術をしたときは、国の高額療養費制度を利用すればよい。
がんで入院した知人に聞いた入院手術費用の話

■後日、FPの無料保険相談に行って勉強してきました

 

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さいごに・・

60歳から医療費保険に入るとすると、ひと月に10日間入院したくらいでは元が取れないくらいの高額な保険料となるようですよ。

毎月の支払保険料が1万円とすると、80歳まで続けるとなると250万円もの大金となります。民間の保険保障はあればあったほうがよいよねって思うけど、保険料を支払うことで生活が苦しくなったり、孫にお小遣いもあげられないようでは淋しい生活となりそうです。

定期特約の死亡保障をはずすタイミングは?

定期付き終身保険の特約部分。大きな死亡保障は、わが家の主人の生命保険でも子供が自立したときにすぐにはずしました。その保険は、今は終身死亡保障の200万円のみです。

高額な死亡保障は、万が一のときに子供の養育費などをカバーしたいと入ったので、子供が就職した時点で不要となったわけです。

ただ、知人のように、定期特約の死亡保障が一生涯と勘違いしている人も多いようですね。契約書をしっかり見るなり、生命保険会社の担当に説明を受けるなりして、気をつけたいところです。

保険は、万が一のための備えですが、その保険料を支払うために苦しい生活を送るのはやめたいですよね。私たちは、世界的にみても保障がしっかりした社会保険や国民保険という公的保証に入っていることですしね。