クレジットカードの賢い使い方

クレジットカードの請求明細って、全部チェックしていますか?

あさイチ!(6月6日放送)では、53枚ものカードを持っているクレジットカード通の男性が登場。カードの不正利用への対策を教えて下さいましたよ。

私はあまりクレジットカードを使わない人です。でも、不正利用される可能性は、クレジットカードを持っている枚数や使う頻度に関係がないと、今回知りました。

不正利用を防止するには、クレジットカードを所有している時点で、適切なカードの管理が必要となってくるのですね。

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クレジットカードの不正利用に気づいたら、すぐやること

  • カード会社に連絡して、自分のクレジットカードの使用を停止してもらう。
  • 同じカード会社を使うにしても、カード番号は変えてもらえる。

 

クレジットカードの不正利用による補償も期間は60日?

クレジットカードの紛失盗難の場合は、補償期間は60日間。ただし、カードを持っているけど情報だけ抜き取られた場合は、カード会社によって規定が違うため、60日間とは限りません。

 

クレジットカード通の菊池崇仁さんに教わる不正使用を防ぐカードの使い方

あさイチ!では、菊池崇仁さんへの質問形式で、アドバイスがありました。彼が53枚ものカードを所有している理由は、趣味の部分が多いとのこと。カードが好きなんだそうです。

 

通販サイトには、クレジットカードの登録はしないほうが良い

菊池崇仁さんは、カード情報もパスワードも毎回、情報を手入力しています。そうすることで、情報を抜かれるリスクが減ります。

パスワードの作り方

例1:seta123「サイト名」
例2:seta123「よく買うもの」
例3:seta123「サイト名」+日付、seta123「よく買うもの」+日付

上記のように、アルファベット+番号+サイト名やよく買うものをパスワードにすることで、それぞれのサイトごとにパスワードが変わってきます。
これだと、使い回しでもないけど、覚えやすいのが特徴のパスワードの作り方

 

スマホでのネットショッピングは避ける

スマホだと画面が小さいために、偽サイトを認識しにくい。サイトのURLも短縮されるので分かりにくい。

これらの理由から、スマホだと偽サイトにアクセスするリスクが高いとのこと。

 

クレジットカードの補償内容をネットでチェックする

保険や補償内容は、クレジットカード会社によって千差万別です。

たとえば、パソコンで検索文字に「カード名 不正利用」と入力して検索をかけます。するとそのカードには、どんな補償がついているのかが調べられます。

あさイチ!の例では、

サービス対象取引

・インターネットショッピング
・モバイルショッピング
・電話、プロバイダーの通信料金

と明記されていました。

 

菊池崇仁さんのお話では、「補償がついていないカードで、ふだん使っていないのなら解約するという選択肢もありです。」とのこと。補償はあったほうが良いですからね。

さっそく私も、自分の持っているカードの不正利用補償サービスをネットで調べてみましたが、「盗難・紛失」に関する不正利用に関する補償はあっても、自分でクレジットカードを持っていて、情報が抜き取られて不正利用された場合については明記されていませんでした。

てっきり補償されているものだと思っていたので、驚いています。でももしかしたら、サイトで見つけられなかっただけかも?
明日にでも、電話で問い合わせをしてみるつもりです。

【追記】翌日、私が持っているクレジットカードのカード会社に電話で問い合わせして確認しました。利用限度額もまったく把握していなかったので調べたり電話で教えてもらいました。利用限度額の設定が100万円になっているカードもあって慌てて減額しました(^_^;)→クレジットカードの補償と利用限度額は?すぐ減額できるカードとできないものがあった!

 

クレジットカードの賢い使い方

 

 

あさイチ!が視聴者1800名から集めた質問アンケート

1800名ってあったから、たくさんの質問に答えるのかと思ったらほんの5つでした(^_^;)

 

質問その1:サインと暗証番号ではセキュリティ上、どちらがオススメ?

答え:暗証番号がオススメ(ICカード)

理由:ICチップにデータが格納されています。つまり、暗号化されているのです。クレジットカードをさして、暗証番号を入力するほうが安全です。

 

ということですが、ショッピング時、サインするクレジットカードと、暗証番号を入力するクレジットカードの違いがよく分からなかったので、調べてみました。

磁気ストライプのクレジットカードとICチップ付きのクレジットカードの違い

従来の磁気ストライプのクレジットカードは、基本サインとなります。
いっぽうで、ICチップがついているクレジットカードは暗証番号を入力する必要があるので、本人しか使えない可能性が高くなり、安心が持てます。

暗証番号を忘れていたら、どうするの?と不安になりましたが、サインでも対応してくれるようです。というか、私はIcチップ付きのイオンカードを使うときでも、いつもサインでお買い物していますよ^^;

また、ICチップ付きだと、偽造するのが難しいのだそうです。

クレジットカードの安全な使い方
私も持っているイオンカード。赤い矢印で指した金色の部分。ここがICチップですね。

 

 

質問2:ウェブ明細と郵送による紙の明細はどちらがオススメ?

答え:ウェブ明細がオススメ

理由:ウェブ明細にすれば、クレジットカード利用後、2~3日後には反映して見ることができるから。不正利用は、早く見つけてカード会社に連絡することで、補償が受けられないということもなくなります。

 

質問3:クレジットカードの限度額は上げても大丈夫?

答え:カードの限度額を上げると、被害額は上がる

補足説明:クレジットカードの限度額の目安は、利用額の2ヶ月分

利用限度額は、電話で下げてもらえます。
結婚式や旅行などで一時的に、利用限度額を上げてもらうことができるので、それを利用すると良いです。
恒常的に限度額を上げてもらうには再審査が必要。一時的であれば、日頃の利用額に応じて上げてくれます。

 

質問4:夫のカードを妻が使っても良いですか?

答え:本人以外の利用は、不正利用となり、補償がされないこともあるのでダメです。家族カードであればよいです。

 

 

質問5:クレジットカードを持つ枚数は少ないほうがよい?

答え:1~2枚と、少ないほうが良い。

理由:クレジットカードのポイントがたまりやすく、明細の確認もしやすい。不正利用も発見しやすいから。

 

 

あさイチ!の視聴者からの感想・質問と答え

最後に、あさイチ!を観ている方からの質問や感想の紹介。そして、これに関してのアドバイスもありました。

 

少額の見覚えない購入があったけど、泣き寝入りした

あさイチ!解答:一回とられた情報は、再度被害にあうケースもあります。必ずやってもらいたいのが、クレジットカード会社に連絡して、カードの再発行をしてもらうこと。手持ちのカードは利用停止にしてもらいます。

カード番号とセキュリティ番号を変更された再発行カードが手に入ってから、クレジットカードを利用してください。

 

 

クレジットカードの裏面には、署名していなくても良い?

あさイチ!解答:署名がしていないカードが不正利用されても、持ち主の責任となり補償を受けれません。

クレジットカードの裏面に署名されていないと、不正利用者は適当にサインすれば良いことになり、不正利用がしやすくなるからです。

※クレジットカードの裏面にサインするには、マジックがにじみにくい。

 

 

クレジットカードを利用するとメールでお知らせしてくれるサービスがある

カード会社によっては、カードを利用するとメールが送られてくるサービスがあります。ただし、1000円未満だとメールが送られてこないといったケースもあるので、必ずウェブ明細を確認するようにしてください。

 

まとめと感想

以上が、あさイチ!特集であったクレジットカードの不正利用を防ぐ対策です。

53枚ものカードを持っているという菊池崇仁さんですが、一度も不正利用されたことはないのだそうです。

私は、クレジットカードの裏に署名していませんでした。あさイチ!でもありましたが、「署名すると、筆跡を真似されそうでリスクが高まる」と思っていたからです。でも、補償が無くなるリスクのほうが痛いですね。さっそく署名することにします(^_^;)

それから、意外だったのが、ウェブ明細。私は、ウェブ明細を確認するのが面倒だし、(わざわざ印刷しないと)あとに残らないので、郵送による紙の請求明細書でお願いしています。紙の明細書が送られてくるのは、購入から約ひと月後。そう多くの買い物をカードでしていないので、確認は簡単です。無駄遣いを減らすためにも、クレジットカードの明細書は必ず確認するようにはしているのですが。とりあえず、補償と、補償期間を確認してからまた考えることとします。

運もあるのかもしれませんが、パスワードの使い回しをしないとか、毎回情報を手入力するなどといった手間が、対策になっているのでしょうね。

不正利用が多くなっているという話を聞くとクレジットカードを使いたくなくなる気もしますが、かといって、使わないと不便です。補償が付いているということで、現金を持ち歩くよりも安心な点もあります。不正利用の対策を頭におき、上手に活用したいですね。