厚生年金基金が解散になった

私たち夫婦が入っていた会社の厚生年金基金が解散となることが決まり、その後、数年にわたり、のらりくらりと解散後の「残余財産分配金」の受け取り方法についての通知やお知らせがありました。
そして受け取り方法の選択。結果として私たちは分配金の受け取りは一時金として受け取ることにしました。

なにしろ初めてのことで、知らないことばかり。厚生年金基金からのお知らせだけでは理解できず、いろいろと調べてみましたよ。その分配金の受け取りまでに調べたことや経過についての記事のまとめです。

現在では、分配金の受け取り方法を一時金とすると選択して手続きは済ませた段階ですが、まだ一時金は受け取っていません。

 

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厚生年金基金(解散)がなくなる!将来もらえる年金額も減っちゃうの?

夫婦ともに30年間お金を納めてきた厚生年金基金が解散しました。いわゆる基金の破産ですね。

そうなると加入員である私たちの厚生年金はどうなるのか?基金に納めてきたお金はいっさい戻ってこないのかどうかが疑問です。

そういったことが通達として厚生年金基金から郵送で送られてきましたよ。

嬉しかったのは、残余財産分配金があると分かったこと。「残余財産分配金」というものがあるのは知っていたのですが、私たちの加入していた厚生年金基金に資産が残るのかどうかは解散すると分かってからも何年も分からず、やっと今回わかったのです。

 

 

一時所得ではなく退職金や年金として厚生年金基金分配金受け取れるか?電話した!

解散になる厚生年金基金から会社に通達が届きました。
今回の通達では、残余財産分配金をどういった方法で受け取るのかについてです。

受け取る方法には4つの方法があることが分かりました。一時金で受け取るのではなく、年金として加入し受け取る方法があるのかを検討。

通達だけではよく分からなかったので、厚生年金基金へ電話して尋ねてみましたよ。
受け取り方によって一時所得になったり所得税となったり、違ってくることが分かりました。

 

 

厚生年金基金解散後の分配金受け取りでもっともお得な方法は?一時金受け取りと通算企業年金への加入を比較

解散予定の厚生年金基金から事業所にお知らせが届きました。今回は前回よりも詳しい残余財産分配金の受け取り方についてです。
前回の通達のとき基金に電話してしらべたときには、企業年金連合会の存在さえ教えてもらえなかったので、分配金受け取り方法の選択肢が増えました。
企業年金連合会の通算企業年金に移す(移換する)方法があるということが分かりました。

ただし、分配金の受け取りを一時金にした場合と通算企業年金に移したほうが良いのかの判断ができません。

まずは企業年金連合会の通算企業年金について、メリットやデメリットなど調べてみました。

また、気になる税金についても調べています。すでに確定拠出年金(イデコ)に加入しているので、通算企業年金も同時に加入できるのかをスルガ銀行(私がイデコに加入した銀行)確認しています。

 

厚生年金基金解散で分配金を一時金受け取りする場合の税金はいくら?年金だとたったの・・

加入していた厚生年金基金からやっと分配金の金額がいくらになるのか、加入員個人あてに郵送で送られてきました。

金額が明確になり、残余財産分配金の受け取り方法を決定して書類を返送しなくてはなりません。それで、税理士さんにも相談して分配金の受け取り方法も決めました。

なぜ税理士さんに相談したかというと、分配金の受け取り方法で支払う税金が違ってくるからなんですね。あらためてそういった計算もしています。

厚生年金基金解散が決まってから2年以上が経過。分配金の受け取り方法を一時金で受け取るとして、さらにこれから数か月後に振り込みになるとのお知らせで、やっと振り込みされていました。

翌年には受け取った分配金を「一時所得」として確定申告しました。

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