夏になると暑いだけでなにかとやる気が出ないこと、ありませんか?食欲もそうです。
夏は嫌いな私ですが、唯一良い所は食欲が落ちますので「痩せる」事が楽しみな季節でもあります。
夏になると、妊娠している訳でもないのにさっぱりした物が食べたくなります。そんなときにはそうめんは最高です。具なしでも食べられますしね。
でも、そうめんって、たっぷりのお湯でゆでるのが面倒ですよね。暑いですし。昼間ゆでるなんてとんでもないです。そこでフライパンの活用をお勧めします。フライパンでゆでてみると、簡単だしすぐゆでられるしで病みつきになりますよ。
ほかにも、フライパンひとつあれば、余ったそうめんを炒めることもできます。ただし、ちょっとしたコツを知らないと、ベタベタになるので、そのコツもご紹介しますね。
そうめんはフライパンでゆでると簡単に短時間でできる
そうめんを茹でる時、大きい鍋を用意して、たくさんの水を入れ、沸騰してそうめんを入れた後、ふきこぼれないよう、差し水をしたり(本来差し水は味が落ちるらしいです。私、知りませんでした)と、案外大変だし、なにより暑いですよね。
この過程が楽になる方法が実はあったのです。
それは、鍋ではなく「フライパン」で茹でるのです!!
フライパンや中華鍋で茹でると構造上、ふきこぼれにくく短時間で沸騰しますので、そうめんが少ない水と時間でできて一石二鳥なのです!
フライパンは炒め物する為、という先入観はひとまず置いておいて、ぜひお試しください。
そうめんをフライパンでゆでる方法
- フライパンに水を入れて沸かし、そうめんをパラパラと入れる。
- くっつかないように箸で混ぜる。
- 沸騰した状態で2分程度ゆでる(またはこのとき、蓋があれば蓋をして火を止めて1~2分蒸しゆで状態にすれば茹で上がります)
- そうめんのゆで具合をチェックして良かったらザルにとる
- そうめんを流水で洗ってぬめりを取る
そうめんをフライパンで美味しく焼く方法
そうめんは茹でて食べるだけではなく「焼く」という方法もあります。
焼き方も様々で焼きそばみたいな柔らかさからちぢみみたいな感じの焼き方までたくさんありますが、もっとも多用できる2つの焼き方のポイントをご紹介しますね。
そうめんをフライパンで焼くときベタベタさせないコツ
ゆでたそうめんをチャンプルーにしようと焼くと、ベタベタしてしまうことないですか?
私は以前、いつもベタベタしてしまい、失敗していました。
下記のような、ちょっとしたコツを知ってからは、かなりパラパラなそうめんチャンプルーができるようになりましたよ。
- 炒めるときに具と混ざりやすいように、そうめんは半分に折ってからゆでる。
- そうめんは硬めにゆでる。
- ゆでたそうめんは洗ってぬめりを取り去る。
- しっかり水気をきる。
- 炒める前にごま油などの油を絡めておく。
- お野菜やお肉などの具を先に炒めからそうめんを入れる。
- そうめんはさっと炒める程度にして混ぜ過ぎない。
カリカリに焼いてサラダに添えたり、おつまみにしたい場合
- フライパンに多めの油を広げる
- 食べたい量だけのそうめんを、ゆでずにそのままフライパンに入れる。
- 塩コショウする。
- きつね色になったら完成。
この場合、そうめんをゆでないので、味付けしなくても塩味があります。なので、加える塩は控えめにしてくださいね。
余ったそうめんもフライパンを使って料理する
お腹が空いているから食べられる。と思い、つい茹ですぎたそうめんが余るという事は夏のあるあるではないでしょうか。
お昼ご飯なら仕方なくそのまま晩御飯にもっていったりしますが、晩御飯でそうめんが余るとどうしたもんかと思いますよね?
そういう時もフライパンで焼くのがおススメ。
前日の余ったそうめんは冷蔵庫で保管OK。しばらく使わないのであれば冷凍してください。
翌日のお昼に「ピザ」になりますよ。
そうめんピザの作り方にもいろいろあるようですが、ズボラで料理嫌いの私はいつもこれだけ作ってます(笑)
のっける具材は冷蔵庫のあまりもの。なので、いろいろ変わって、それなりに面白いですよ。
材料は、冷蔵庫に残っている余り物のお野菜とハムやベーコン。卵があって時間もあったら、ゆで卵にしてのっけても美味しいですね。
【材料】
残ったそうめん
ピザの具材(ピーマンやベーコンなど冷蔵庫にあるもの)
ケチャップ
オイル
ピザ用のとけるチーズ
粉チーズ
- 前日のそうめんを軽く洗い、ザルでしっかり水気を切る。
- そうめんは適当に切っておく
- フライパンにオイルをひいて具材をいためてとりだす
- 粉チーズがあれば、あらかじめ、そうめんにまぶしておく
- 3のフライパンにオイルをひいたら、そうめんを薄めに丸く伸ばす
- そうめんに焼き色がついたら、ひっくり返してもう片方も焼く
- ケチャップを上からかけて平たく塗る
- 3で炒めた具材をのせる。
- ピザ用のチーズものせる
- フライパンに蓋をする。
- ピザ用の溶けるチーズが溶けたら完成
まとめ
以前は、大きなお鍋を使って、たっぷりのお湯でそうめんをゆでていたものでした。
夏の暑い時期にお湯をたっぷり沸かすのって、めちゃくちゃ嫌でしたね。汗びっしょり。
でも、フライパンを使ってそうめんを茹でることを知ってからはもうそればかり。とても楽なんですもの。
しかも水の量も少なくていいし短時間でできるので節約にもなりますよ。
そして、フライパンでそうめんを焼くのも定番になりました。
冷やしそうめんを食べるにも、焼くにも、そうめん食べるにはフライパンひとつあればいいみたい。
暑い夏は、コンロを使う時間は短くしたいものです。ぜひ、フライパンを有効活用しようではありませんか。