心屋仁之助さんのマンガで学ぶ「お金を引き寄せる体質改善」という本を読みました。
実はこの本、ずいぶん前に購入していたので、数回読んでいます。
心屋仁之助さんのやり方は、私にはかなり荒療治に感じて、読むだけでも疲れます(^^;
つまり、自分にも思いあたる点がいくつもあるということなのですが。
と同時に、読むたびに少しずつだけど、受け入れられるようになってる気もします。
久しぶりに読んでみて心に残ったこと、少しずつだけどやってみた感想など書いてきたいと思います。
本当のお金持ち、豊かな人とは?
まず、恐怖がないという状態が一番豊かな状態。
・お金に良い悪いという判断しない。
・苦労せずにお金をもらってもよいと思っている
・人に頼る
・損得からではなく、好きだからとか、やりたいからという理由で選択する。または行動する
こういった心の状態の人、考えを持つ人が本当のお金持ちで心豊かな人。
欠乏から、また、将来の不安からお金を得ようとしても、つまり、常に恐怖が心の中にある状態での行動は、さらに恐怖を生むだけでキリがありません。
では、どうしたらよいのでしょうね。
お金持ちになるためにやると良いこと
お金がない人は、お金持ちのようにとりあえずお金を使って何でもやる、何でも買うということができないのが利点です。というのも、お金がないからこそ、好きなものだけを買う、好きなことだけを行うということをしていけば良いから。
好きなものに囲まれることで機嫌が良くなる。機嫌が良くなると些細なことが気にならないので周りに対しても優しくなれる。つまり器が大きくなり、自然と良いことがめぐってきて、お金も引き寄せられるというわけですね。
また、好きなものややりたいことがわかってきて、そういったことにお金を使うようになると、無駄遣いも減ります。不満や欠乏感を満たすためにとりあえず買ったり、とりあえず食べたりといった行動が減ってくるから。
いまある問題を凝視せずに、今ある幸せや物に目を向ける。たとえば、長年続く家のローン返済が心配なら、そこではなく、家を買えたことや好きな家で暮らせる幸せに目を向ける。
感謝する気持ちを持つには
感謝すると人間は豊かになると、よく耳にしますよね。私が買って読んだ本「お金の真理」の斎藤一人さんはその代表みたいなもの?心屋仁之助さんも感謝の大切さを書かれていますよ。でも、無理やり感謝の気持ちを持つって難しいです。
では、どうすれば感謝する気持ちが持てるのでしょうね。それは人に頼ることです。頑張りすぎる人は全部自分でやってしまおうとします。人に頼るのが苦手です。それを人に甘えて頼って、迷惑をかけ、自分が好きなことをしていれば自然と感謝する気持ちが湧いてくるというのです。
子供は甘やかして育てる
大人になったらどうしても厳しい現実や、がまんしないといけないことがたくさん出てきます。だから子供のうちは、好きなものや欲しいものを与えてあげましょうと。
親の役目は、世間は甘くやさしく素敵なものと教えること。
心屋仁之助さんのマンガで学ぶお金を引き寄せる体質改善、ただいま実践中のつもり
心屋仁之助さんの本は他にも何冊も持っているのですが、どれも本質的には同じこと言っていますよね。
ひとりで頑張り過ぎず、他力に頼れ
今、うまくいっていないのなら、逆をやれ
やりたくないことは人に任せて、好きなことを続ければ、成功する
問題は放っておけ
こういった感じです。
読んでみては納得するのですが、いざやろうとすると、どれも勇気がめちゃくちゃ必要で難しいです。
でも、少しずつ実践しています。昔はまわりから「よいお嫁さん」と言われたくてすごく我慢していろいろやっていました。それ、ほとんどやめました(^^;
主人の会社のお手伝いも、以前はお給料をもらっているのだからと、ほかの従業員さんと同じ時間、1日中勤務していたけど、今は自由出勤(笑)。
土日、祝日は料理作らない。行きたい場所には一人でも飛行機に乗っていく。
そんな感じで、やりたくないことやめて、やりたいことやるようにしています。自分ではそうでもないと思ってたけど、こうやって書いてみるとすごい贅沢ですね。
そのおかげで、だいぶ不機嫌でいる日が減りました。我が強いせいか、更年期なのか、まだまだ波があるのですが、昔は年中不機嫌でしたから。
まだできてないこと。そのひとつが、たぶん主人に頼ること。
主人のお金を使うと後ろめたいとか、恩をきせられると思っています。なんだか負けたような気がするのかもしれません。私は、自分の存在価値を低く見ているんですね。
旅行や洋服は、自分が働いたお金を使っていると思っています。
それで、感謝もいまひとつわかない気がします。頭ではわかっているんだろうけどな~(-_-;)
自力だけでの行動でもお金は貯められます。ただ、自分ひとりの力なんて小さなもの。すぐ限界に達する。しかも、ひとりで何でもやろうとすると、苦労が絶えない。だから、他力に頼ることが大切。そう心屋さんはおっしゃっているのですね。
私の場合、とにかく人に頼るのが苦手でして。それでもがんばって、会社の同僚には頼れるようになったのですけどね。以前は、なんでも自分だけでやろうとしていたけど、今は仕事を頼めています。すると、当たり前ですが、とても楽です。
克服するべきはやっぱり主人に頼ることかな(笑)。
あと頭に浮かぶのは、息子のこと。本当に、これ「放っておけ」しかないなと、今痛感しています。つい、私の子育てのやり方が悪かったのだろうと後ろめたくて、成人してから甘やかしてきてます。子供のころは、贅沢な人間にならないようにと、「何かができたらご褒美をあげる」といったことをやってきました。それ、心屋仁之助さんの書いてらっしゃることを読むと、結果を出せないと自分に価値がないとか、お金に固執した人間を生むんだそうです。ほんと、そうみたい。でも、いまさら昔には戻れないから。今私にできることは、放っておく。彼を信頼して放っておくしかないのでしょうね。すぐ手や口やお金を出してしまいそうになります。辛いですね・・(-_-;)
そんな、まだまだな私ですが、少しずつ実践しているせいか、まったくわからなかった自分の気持ち。「好きなこと」とか「やりたいこと」なんかが、本当にちょっとずつですが分かるようになってきたのは嬉しいです。
そして、そのせいかお金も回ってきているように思います。同時にこのサイトに書いているようなことも併せてしているからだとも思っています。
たとえば、先取り貯金で積立貯金してみたり、確定拠出年金に加入したり、生命保険を見直してみたりといった行動ですね。
ただ、昔と違うのは、老後のお金の不安からの行動ではないこと。昔は、とにかく将来が不安で不安で仕方なかったのです。でも今は、これらをけっこう楽しみながらやっていることですね。今も将来も私はお金に困らないと信じつつ、今できることをやっている感じです。
心豊かなお金持ちになりたい人は、読んでみてください。漫画なのでサラッと読めて、とても分かりやすいですよ。実践は難しいと感じるかもしれませんが、少しずつやってみませんか。
→心屋仁之助のお金を引き寄せる体質改善! ←私は楽天ブックスで買いました。楽天には、中古本もあって安いけど、心屋さんの本は真新しい本を手にして読みたかったので。もちろん、中古本買うときもありますよ。こういった些細なことから、そのときの自分の気持ち(やりたいこと、欲しいこと)に忠実にやっていくのが、お金を引き寄せる体質改善のひとつなのだと思っています。