かんぽ生命の保険料を前納することについて、かんぽコールセンターやゆうちょ銀行に電話で質問したので、そのまとめを書いておくことにします。
50代になったこともあって、改めて保険の見直しをし、生命保険料を減らしたわが家の家計。
→わが家の生命保険を見直し!月々の保険料を減らすまでのまとめ
3つものかんぽ生命は解約し、残るひとつの簡保の生命保険「ながいきくん」
→かんぽ生命保険の解約は大変だった!返戻金受け取りについてなど覚書き。
この終身保険だけは、保険の無料相談をしてもらった2箇所ともに貯蓄性があると教えてもらったので、主人とも相談し、残すことにしたのです。
私が、かんぽ生命保険の保険料を前納する理由
かんぽの生命保険料の払込は年払いにしているのですが、先日、【保険料】前納継続のご案内のハガキが届きました。
他の生命保険料は毎月引き落としにしているのですが、かんぽ生命だけは、1年払いとか2年払いとかの年払いにしています。
3ヶ月分未満の前納では保険料の割引きはないのですが、3ヶ月以上まとめて前納すると、安くなるのです。
もちろん、多くまとめて支払ったほうが安くなるわけですが、最近の低金利ではそれもたいした割引きとはならないようですね。
そこで、主人が60歳で保険料払込終了となる6年と11ヶ月分をまとめて払ってしまおうと思いつきました。
少し前に、他のかんぽ生命保険を解約した返戻金がそのまま預金として残してあったからです。
知識がないので投資はしませんが、使う予定のない預金は有効活用したいですよね。
保険料の前納なら、リスクもなく定期預金の金利よりもずっと割りが良いです。
最寄りの郵便局に、かんぽ生命の保険料残金一括払込金額を尋ねた
そこで、最寄りのかんぽ生命保険に電話して、「ながいきくん」の払込保険料残金を一括前納するといくらになるのかを尋ねてみました。
職員からの返事は「ご本人さまが生命保険証書をご持参いただかないと、お答えできません」というものでした。
これには納得がいかなかったのですが、職員さんが電卓をパチパチはじいて、おおよその一括前納金額を教えてもらえたので、良しとしました。
もう一つの質問です。
本人でなく、家族の者がゆうちょ銀行の通帳からお金を引き出して、かんぽ生命保険料の前納はできますか?と尋ねてみました。
そのときの答えは「『通帳名義』と『保険契約者名義』が同じであれば、そして『家族』の方の来店であれば、本人の委任状なしでも払込ができます。」といったお返事でした。
かんぽコールセンターに、かんぽ生命の保険料残金一括払込金額を尋ねた
数日後、かんぽ生命保険「ながいきくん」の前納一括支払い金額が知りたくて、今度はかんぽコールセンターに電話して尋ねてみました。
電話で、契約者の妻であることを伝えると、生命保険の証書を手元に用意して、いくつかの保険内容を答えられれば、妻である私でも前納一括支払い金額を電話で教えてくれるとのことでした。
そこで、質問されたのは、「保険種類」「保険証書記号番号」「保険契約の効力発生年月日」「月々の保険料」「保険料払込期間の終期」でした。
それらを保険証書を見ながら答えると、終身保険ながいきくんの前納一括支払い金額を計算して教えてくれました。
わが家のかんぽ生命の保険料を前納した場合いくら安くなる?
3ヶ月分前納した場合は、まとめて729円安くなる。
6ヶ月分前納した場合は、まとめて1,823円安くなる。
1年分前納した場合は、4,253円安くなる。
残りの6年と11ヶ月分前納した場合は、30,618円安くなる。
ということが分かりました。
通帳名義人ではなく、その家族が通帳からお金を引き出すには?
このとき、かんぽコールセンターに、主人名義のゆうちょ銀行通帳からお金を引き出して、前納保険料を妻の私でも支払いができるのかを尋ねてみました。
すると、通帳からの出金への質問になるとのことで、「ゆうちょコールセンター」へそのまま、電話がまわされました。
ゆうちょ銀行通帳からの出金が100万円を超える場合
主人名義の通帳、私の印鑑、私の身分証明書、委任状が必要。 (委任状に通帳印鑑が押してあるので、通帳の印鑑は持参しなくてもよいと言われた。)
委任状の用紙は、ゆうちょ銀行の窓口でもらえる。もしくは、ゆうちょ銀行のHPからダウンロードできる。
ゆうちょ銀行通帳からの出金が100万円を超えない場合
通帳からお金の引き出しを窓口で家族がする場合、低額でも以下のものが必要。
通帳名義人の身分証明書の原本と通帳と印鑑。通帳名義人の身分証明書の原本が持参できない場合は、委任状が必要になる。
※身分証明書とは、運転免許証、保険証、年金手帳、パスポートなど。
最寄りの郵便局に電話で尋ねたときと、必要とするものが違っているようですが、おそらくゆうちょコールセンターで言われたほうが確実かと思います。
郵便局の職員の方も話されていましたが、ゆうちょ銀行もかんぽ生命も民営化に伴い、変更が多いようです。
その都度、必要なものをコールセンターで確認したほうが間違いないので、お薦めします。
ゆうちょコールセンター 0120-108420
かんぽコールセンター 0120-552-950
あとがき
以上が今回調べた、かんぽ生命保険料の前納についてです。最初は、ゆうちょ銀行やかんぽ生命のHPでいろいろと調べようとしたのですが、どこに書いてあるのかさっぱり分からず、コールセンターに電話することにしました。
ながいきくんの支払い保険料残金を一括前納することで、3万円も安くなるとわかったので、これは支払うつもりです。
ただし、私が代理人で行くか主人が直接支払いに行くかは、まだ考え中です。というのは、ゆうちょ銀行にある主人名義の定期預金を解約して払おうかと思っているからです。今回わかったのですが、ゆうちょ銀行の定期解約も金額によっては本人でないと、委任状が必要となるからです。
その話は、また次回書くこととします。
【2016年6月21日追記】かんぽ生命の保険料を窓口に前納してきました→かんぽ生命保険を残金一括した場合と1年ずつ前納した場合とを比較
まとめ
私が、かんぽ生命保険の保険料を前納する理由
かんぽ生命保険は、3ヶ月分以上まとめて前払いすると、保険料が安くなります。
多く前払いするほど生命保険料が安くなります。
以前、保険の見なおしで解約したかんぽの払戻金があるので、あと7年弱ある主人の保険料を一括前払いにして終わらせようと考えました。
最寄りの郵便局に、かんぽ生命の保険料残金一括払込金額を尋ねた
近くのゆうちょ銀行に電話して、主人名義のかんぽ生命保険の一括前払い金額を尋ねたら、本人の来店でないと教えられないと断られました。
かんぽコールセンターに、かんぽ生命の保険料残金一括払込金額を尋ねた
かんぽコールセンターがあると知って諦めきれず、今度はそこに電話して主人契約のかんぽ保険の一括前払い金額を尋ねてみたら、教えてくれました。
わが家のかんぽ生命の保険料を前納した場合いくら安くなる?
3ヶ月の生命保険料前納だとわずかな割り引き額ですが、残っている7年弱分の保険料を全額一括すると、3万円ほど安くなることがわかりました。
通帳名義人ではなく、家族が通帳からお金を引き出すには?
家族が代理人として窓口で、ゆうちょ銀行の通帳から出金する場合は、100万円を超える場合と超えない場合で、必要とするものが違ってきます。
ゆうちょ銀行もかんぽ生命も民営化にともない、規定が変更になることが多いようです。手続きや必要なものについては直接、コールセンターに電話するなどして、確認されることをおすすめします。