家賃保証会社の手数料とは

先日、私のスマホのショートメール(SMS)に身に覚えのないメッセージが入りました。

「賃貸、家賃保証についてのお知らせがあります。ご連絡ください」といった内容です。

うちは持ち家なので、家賃を払うことはありません。電話番号も見慣れない局番。
これはきっと何かの営業、もしくは詐欺かと思ったんですね。そこで怖くなった私はショートメールを受け付けない設定にして、放っておきました(-_-;)。

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賃貸・家賃保証会社から電話があった理由

するとまた数日後に、今度は何度も電話が入ります。ショートメールとは違って、今度は普通に地元の局番です。

迷ったのですが、知らない電話番号だったので、かけ直さずにまたしらんぷり。

すると同じ日に主人の会社に、電話が入ったようです。

私へのショートメールや主人の会社への電話は賃貸・家賃保証会社からでした。
私たち夫婦が住んでいる家のことではなく、一人暮らしをしている子供のアパートの家賃のことだったのです。

そういえばすでに4、5年前子供がアパートに入居するときに主人を保証人とし、さらに、賃貸家賃保証会社に加入させられたな、という記憶がよみがえりました。

すぐに子供に連絡を取ると、すでに家賃は振込みをしたとのこと。ほっとしました。

 

 

家賃を延滞した場合の賃貸家賃保証会社の手数料は?

ただし、私には気になることがあります。
賃貸・家賃保証会社が家賃支払いの催促をしてくるということは、いったん家賃を立替払いしています。その手数料や遅延金は発生しないのでしょうか?

そこで直接、家賃保証会社に電話をして質問してみました。

「御社が家賃を立替払いしたいときに、手数料は発生しますか?」

賃貸・家賃保証会社「契約内容によりますが、家賃を立替した時点で、1000円から1500円の手数料が発生します。また、これも契約内容により異なりますが、家賃を立替払いして15日目以降からは、約15%の遅延金をいただいています。」

「家賃保証について、契約の更新はありますか?」

賃貸家賃保証会社「何も連絡がないのであれば、そのまま有効となっています。」

 

最初、子供がアパート入居時に、家賃保証会社へ加入手数料として1万円支払っています。

それ以外にも、家賃を滞納して賃貸家賃保証会社が立替払いした場合には、けっこう高額な手数料や遅延金が発生するのですね。初めて知りました。

 

 

アパートを借りるときのダブル保障は必要?

賃貸アパートや住宅を借りた経験がない私なので、不動産管理会社の言うがままに契約しました。

今考えると、保証人+賃貸家賃保証会社といった保証契約は、過剰な保証のように思います。

借入条件にもよるかと思いますが、銀行であればどちらか1つの保証で、借り入れなどできますからね。

調べてみるとやはり、保証人+賃貸家賃保証会社といった契約もありますが、どちらか片方の場合も多いようです。

今後アパートや貸家の契約をする際には、交渉する余地がありますね。または、そういった厳しい保証を要求しない物件を選べばいいわけです。
子供は思わぬ出費で痛い思いをしたことでしょうが、良い勉強になりました。次回があるかは分からないけれど、忘れないようにしなければ!
(それよりなにより、家賃を滞納しなければいいだけの話なのですが・・)

ここで、家賃保証会社についての件は、一応私の中で、決着がつきましたよ。

 

 

家賃滞納も、独り立ちする子供にとっては貴重な体験か?

家賃を滞納していた子供ですが、手数料はもちろん、遅延金を支払う必要があったかどうかは、本人には尋ねていません。

安い給料では、家賃支払いだけでも大変そうです。それなのに、手数料や遅延金を支払ったと聞けば、つい我が子が不憫に思い、またまたお金を渡したくなりますからね(T_T)

『親が子供にすぐ手を貸したり、お金をあげたりするのは、子供の貴重な体験を奪うこととなる。干渉しないことが子供の成長へつながる。』
そのようなことを何かで読んで反省した私。それで、おとなしく見守っているところですが、気になって仕方がありません。

子育てって実は、口を出し手を出し、金を出し、甘やかす方が意外と簡単なのかもしれませんねぇ(-_-;)。