先日、夫が商品券の封筒を持って帰ってきました。
「どうしたの?誰からもらったの?なんでもらったの?」
「空き地をごみステーションとして貸しているからだよ」
商品券がもらえた理由
夫のお父さんから相続した土地があるのですが、使い道はなく、ただの空き地。
そこへ自治体の方から、ごみステーションとして、地区の人がゴミを
捨てるためのゴミカゴを置かせてほしいと依頼があり、許可していたのでした。
お礼など全くあてにしてなかったし、想像もしていたなかったので棚からぼたもち状態。
しかもその商品券の金額はなんと12,000円もありました。
「JCBギフト券ならもっと嬉しかったなぁ」なんて言ってはみたものの
地元でも食品日用品は買うわけで嬉しい限り。
固定資産税の悩みを思い出した
しかし、その喜びもつかの間、
すっかり忘れていた、その空き地の固定資産税のことを思い出してしまいました。
固定資産税は、市役所から納付についてのお知らせは来るものの、
銀行からの自動引き落としなので、あまり気にしないようにしています。
というのも、有効活用できず、ただの空き地なのに、固定資産税が高くて悲しいだけだから。
「ところでその空き地って固定資産税はいくらだっけ?」
「毎年15万円払ってるよ」
すぐに夫から固定資産税の金額が返ってきてびっくり。
私は思い出すと腹が立つので、忘れるようにしているのですが、夫はしっかり覚えていて、きっと悩みの種なのでしょう。
なぜなら、私たちももうすぐ60代。
そのうちその活用できていない空き地は息子へと相続されることになるわけで。
そうなると息子はその固定資産税の支払いも引き継がなければいけませんよね。
なかなか目立つ場所なので、数年前から売ろうとはしているものの、不景気だからか、田舎すぎるからか、全くもって売れる気配がないのです。
物のという手も考え、市役所に相談したこともあるのですが、現実的では無いとの答えでした。
というわけで、思い出すと、頭の痛い。。
まるで、固定資産税を払うばかりに所持しているような土地。
40年ほど前なので、その頃は景気は上向き状態で土地の値段も高く、義理父は今の相場よりもかなり高い値段で購入したようです。
使い道もない土地などを購入せずに、現金を残してくれてたらよかったのになぁと、ぼやいてしまうのでした。
まとめ
というわけで、空き地をごみステーションとして貸し出していることで、自治体からのお礼として商品券をもらったものの、固定資産税の高さに悩まされているという話し。
現在は、物を売る手段を模索しているものの、不景気な時期や土地があまりにも田舎過ぎるため、なかなか売却に至っていない状況です。
加えて、相続が近づいているため、将来的には息子へと引き継がれることになる空き地の固定資産税も、重い負担となりつつあります。
このような状況に陥ることは、土地や不動産などの資産を持つ人ならば誰にでも起こりうることかもしれませんね。
土地や不動産を持つ場合には、有効活用する方法を模索することが必要なのでしょう。
空き地を借りてもらっている場合は、固定資産税を貸し料でまかなうことができ、負担が軽減されるのでしょうが。
また、賃貸物件として活用することは、安定した収入を得ることができるかもしれません。
もしくは、分譲マンションやアパートなどの開発を行うことで、土地の価値を高めて売却することができる場合もあるようです。
しかし、その一方で、土地の価値が下がってしまった場合や、利用可能な方法が限られている場合には、固定資産税の負担が増加してしまいます。
このように、土地や不動産を持つことには、多くのリスクが伴うことを痛感させられますね。