筋膜リリースデメリット

1週間ほど前に、急に脇腹あたりが痛くなりました。
このような痛みは初めての経験です。あれこれと病気を心配しては悩み、落ち込んでおりました(-_-;)

すっかり良くなった今、やっぱりあれば筋膜リリースのやりすぎだったのだと確信しているところです。過ぎてしまうとすぐに忘れてしまうので、そのときの覚書きです。

突然、脇腹がチクチクっと痛む

突然なのですが、脇腹に腕が触れると、チクチクと痛むようになりました。
痛んだあたりを指でなぞってみると、やっぱりほんの少し痛みがあります。

筋肉痛でもなく、胃やお腹といった内臓の痛みでもありません。気になりましたが、ほんの少しの痛みだったので放っておきました。

痛む部分が広がって痛みが強くなってきた

触るとチクチクと痛むので、リンパの流れが悪いのかなと自己分析。
ふくらはぎや足の膝小僧の横側が硬く凝っているときに押さえると、痛むときがあります。その症状となんとなく似ていたからなんですね。

肌の見た目は、赤くもなっていないし腫れてもいません。

きっとこれは流れが悪いのだろうと、いつも通りにストレッチや筋膜リリースをやっていました。すると段々と痛む部分が広がり、痛みも増してきたのです(T_T)

手を伸ばしても痛むようになってきました。ちょっと不便です。

この時点で、痛くなってから3日目あたり。少し怖くなり病院に行こうかどうかと迷いましたが、その前にネットで症状を調べてみました。

脇腹の痛みには色々な病気が隠れているらしい

私の脇腹の痛みは肋骨の辺りです。そういったところが痛む場合の原因をネットで調べてみると、いろいろと出てきましたよ。

その中でもこれかなと思ったのが、骨粗しょう症と肋間神経痛。

肋骨のあたりだったので、骨粗鬆症で肋骨にひびが入ったのかなとか、肋間神経痛も肋骨あたりが痛くなるそうで、それかなとか。

でも、骨を押しても痛くありません。それなら肋間神経痛かなと、これまた自己判断。

肋間神経痛はストレスによるものだから、まずは1週間、ストレスをためないようにゆったりと過ごして、様子をみることにしました。

それにしても、ネットで痛みの症状を調べられるのは便利ですが、怖い病気も出てくるので、私のような小心者にはあまりよくありませんね。よけいにストレスたまりそうです(-_-;)

脇腹の痛みは筋肉リリースのやりすぎ?

そしてそのまた翌日。たまたま、よく病気になる知人と話すことがあったので、肋間神経痛についてちょっと聞いてみました(よく病気になる人なので、けっこう病気に詳しい)

すると、案の定というかたまたま、肋間神経痛を患ったことがあるそうです。

肋間神経痛は咳や息をするのでも痛いんだそうですね。そうきくと、なんだか私の症状とは違っています。大きく深呼吸しても、まったくわき腹は痛みません。

私のわき腹の痛みの症状は、

・肋骨に沿って痛い
・皮膚の下あたりが痛い
・わき腹の肉をつまむと痛い
・肋骨を押すと痛いけど骨の痛みではない
・腕を上に人を大きく伸ばすと痛い
・体を横に倒して、脇を伸ばすと痛い
・筋肉痛っぽいけど、少し違う

脇腹が痛くなった理由

こういった症状をその知人に話すと、「それって筋膜を痛めたんじゃない?」と言われました。

そう言われてひらめいた私。横腹が痛くなる3日前あたりから、いきなり思い立って筋膜リリースを始めていたのです。
しかも筋トレと違いきつくないし気持ち良いので、いっきにたくさんの項目をガッツリやったのですね。

わき腹の痛みは1週間で治った

知人は湿布を貼っておいたらいいよ、とアドバイスしてくれました。
たしかに湿布の鎮痛効果は腰痛のときに体験済みですが、湿布は貼りませんでした。

これ以上痛くなる恐怖はありましたが、湿布を貼るほどの痛みではなかったし、湿布の鎮痛剤は体に良くないと言われていますからね。

以前、ぎっくり腰を二度やったことがあります。ぎっくり腰は腰の筋肉の炎症による痛み。動かさず安静にしてることが、もっとも早く治ると経験しています。

そこで筋膜も同じようなものかなと、ゆるりとやっていたストレッチもやめ、横腹の筋肉や筋膜をできるだけ伸ばさないよう、使わないようにしていました。

更年期は体の痛みや変化に過敏

すると3日目4日目が痛みのピークだったようで、5日目から次第に良くなるのが実感でき、1週間後には肋骨あたりを押しても痛まなくなりました。すっかり良くなりましたよ。
やはり、筋膜リリースを急にやりすぎて、筋膜が傷ついたのかもしれませんね。

筋膜リリースデメリット
↑私がやってたのはこれ!日経ヘルスの付録についてた保存版(^-^;

 

最近、更年期らしき症状もあれこれと抱えるなか、体のちょっとした痛みや変化には敏感で、怖気ついています。

友人を見てても思いますが、歳がいくと心配性になりますよね。ちょっと体に異変があるとすぐに病院に行かなくては!と慌ててしまう私ですが、今回は様子を見といてよかったです。

あの状態で病院に行ったら、もしかしたらレントゲン撮られたり検査をされ、痛み止めと湿布をもらった程度ではないでしょうか。

緊急を要さない症状であれば、自分の治癒力を信じてみるのも大切だな、と思ったことでした。それも1週間が限度かなという気もしますが。

これに懲りることなく、ぼちぼちとまたストレッチや筋膜リリースをやっていこうと思っています。体と顔のたるみとコリがすごいですからね(^-^; 今度は一気にやらずに筋膜リリースガイドブックに沿って、少しずつ行うように気をつけます。