お宝保険の解約で後悔!知っておかないと損する予定利率とは?

あなたのおたくには、「お宝保険」は眠っていませんか?

もし、あなたが予定利率という言葉を知らないのであれば、一度、家族全員の保険証券を確認しておくことをオススメします。

バカな私はこれまでに2つもお宝保険を解約しています。その経験がムダにならないよう、ここに予定利率とお宝保険についてまとめておきます。

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お宝保険とは?

予定利率の高い保険のことをいいます。

現在の保険ではありえないほど、予定利率が高かった時期があったのですね。バブル期の頃のお話です。

今では予定利率は1%を切る低い利率なのに対し、高かった当時は5.5%~6%もあったのです。

バブル時代が残した高金利金融商品といえるでしょう。

予定利率は、保険証券に記載されているものと記載されていないものがあります。記載されていなければ、契約時を保険証券で確認して、保険会社に問い合わせると教えてくれるはずです。

 

予定利率とは?

予定利率とは、保険会社の運用利回りのことをいいます。

保険契約時に決められている予定利率は、契約終了まで同じ予定利率となります。

予定利率の分の保険料割引きがあるので、予定利率が高いほど私たち加入者にとってはお得な保険となります。

いっぽう、保険会社にとっては高い予定利率の保険は、転換(いったん保険を解約して他の保険に契約し直すこと)してほしい保険となります。

実際、高い予定利率が原因となり、保険会社の破綻が目立った時期があります。

ですから、お宝保険を持っている方のところへは、頻繁に保険転換のお誘いがくるはずです。

※予定利率と定期預金(積立)利率とは違うので注意です。
個人年金の予定利率と定期預金の利率ってどう違う?保険での貯蓄はNG!

 

お宝保険は解約せずに残すのがオススメ

お宝保険は、終身保険や個人年金といった貯蓄性のある保険に限ります。

定期保険特約付終身保険もありますが、この保険も終身保険部分だけが予定利率の恩恵がいただけます。医療特約も同じです。

もし、支払っている保険料を減らしたいと考えるのであれば、定期保険特約部分や医療特約といった特約部分だけをはずし、高い予定利率の貯蓄性保険は残すといった方法があります。

もうひとつお宝保険を解約せずに保険料を払わず、すむ方法もあります。それは、「払済保険」に変更すること。

払済保険とは、保険料を払い続けるのはやめるけど、保険の解約はせずに契約した状態にしておくことです。ただし、保障額が減額となります。また、特約はすべてなくなります

なぜなら、「払済保険」へ変更時点での解約返戻金額による保険金額に変更となるからです。どうしても保険料が払えなくなったら、こういった手段もあります。

保険外交員の勧誘に負けずに、お宝保険は持っておくことをオススメします。

■お宝保険かどうかわからないときは、気軽に相談してみるといいですよ→50代の生命保険見直したい!FPの無料相談に行った感想は?

 

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さいごに・・

「予定利率」とか「お宝保険」とかいう言葉を思い出すたび、目にするたびに損したな~と思い、心がチクっとします。

あのとき、「予定利率」という言葉を知っていれば・・とか、知人や親戚の保険外交員とのお付き合いを断っていれば、とか後悔の念がつのります。

すごーく心の狭い、せこい私です(汗)。

そういった自分にも嫌気がさすので、ここに「予定利率」と「お宝保険」についてまとめを書き、この件は綺麗サッパリ忘れるってことはできないけど、・・諦めようと思います!

「あれはあれでいい経験となって良かった!」と、これから思い出すときは、そう思うことにします。

というわけで、もし、あなたのおたくに予定利率の高いお宝保険が眠ってたら大事にしてくださいね^^

家計をスリムにするためにも、いろいろやってみましたよ→わが家の生命保険を見直して、月々の保険料を減らすまでをまとめてあります。