アートな趣味といっても、高尚なものではなく結局、
・あまりお金かからない
・ひとりでもすぐできる
・わりと好きなこと
・続けられること
そんな感じかなと。
50代でアートな趣味に惹かれた理由
30代は、婦人会の付き合いや自営業を必死にこなした日々。
40代は、思春期の子供に悩まされつつも、自分の時間が持てるようになり、副業やファッションを楽しんだなぁ。
50代からは更年期で思うようにならなくなってきた老化する身体への戸惑い。
そして58歳の今。
結局、友達という友達もできない嫁ぎ先のこの地で楽しむには..
アートしかない!
なんて思ったわけで。
子供のころ好きだったころにヒントあり!
なにが好きなんだかよく分からない・・
そんなときは子供の頃好きだったことをやりなさい、ってよく聞くじゃないですか?
あれって、損得を考えずに「ただ好き」でやってたことだからなのでしょうね。
私は子供の頃、絵を書くのが好きだったけど、
成長するにつれ、絵を描いててもお金にならないただの時間の無駄遣いだと思いはじめ、
絵を描くことからすっかり遠ざかっていました。
たまに美術館に絵を見に行くことはあっても、自分で描くことはなく。
年に1度くらい、絵を描いてみようかなぁと、イラストの描き方の本と鉛筆とノートを取り出して描いてみては「やっぱり無理だ..」とあきらめの繰り返し。
それがやっと、今楽しく絵を描いてます。
シニアこそ文明の利器を利用すべし
近くに水彩画教室などない田舎。
あったとしても、自分の描く絵の下手さが恥ずかしくて行けなかっただろうけれど(無駄にプライド高いのは自覚済み)
でも今やネットで学べる時代。
これこそ嬉しい文明の利器ですね。
動画で学べるミルームにclass101で学び、YouTubeでもたくさんのアーティストさんや絵の先生の動画が見れて、楽しみながら学べます。
これはclass101で動画を見ながら描いた水彩画です。
淡い色の絵が好みなのですが、あえて違った雰囲気の画風に挑戦するのもまた新鮮ですね。
プライドや頑張る気質が邪魔するけれど..
せっかちな性分なので、早く上達したくて仕方ないのだけれど
ときおり、自分の下手さに嫌気がさしてやめたくなるけれど
一晩寝たら、また絵を描きたくなってる自分に驚いたり。
意味もなく、やりたいことがやれるってすごいことだなぁと
驚いているところです。
それだけで幸せなのだけれど、やっぱり上手くなりたいという欲望は無くならない。。
とはいうものの、絵を描くようになってから、空や葉っぱ、いつもの周りの景色をじっと見ることが増えてきました。
加齢から?もしくは更年期から?そういったものからやってくる不安や焦燥感みたいなものも、なんとなく和らいでいる気がします。
絵を描くってなかなかいいよ
絵を描くってなかなか便利です。
美しい色を使うことでちょっぴり華やいだ気持ちにもなれるし、妄想を描いてウキウキもできます。
気が向いたとき、ひとりでもすぐできるっていうのも魅力です。
絵を描いてなんになるのだろうと、そんな言葉がときに浮かんではくるけれど
そういった声は聞き流しつつ
ただ絵を描くという、贅沢な時間を過ごしてます。