NHK 大河ドラマ西郷どんのオープニングで有名になった南大隅町にある雄川の滝(おがわのたき)。
パワースポットとしても人気が出ていますね。エメラルドグリーンの美しい滝壺を一目見たいという人が次々と訪れているようです。
それを知って、一度行ってみたかったのです。
[adsense]
ですが、ゴールデンウィークは人が多く、駐車するのに1時間待ちだったそうで、行くのをためらっていました。もうそろそろ空いたころかなと思い、行ってきましたよ 。
そこで、南大隅町役場に尋ねて調べたことや、実際に雄川の滝に行ってみた感想を書いておくことにします。
雄川の滝を観光する前に知っておきたいこと
雄川の滝に行くにあたっては、迷わないよう、困らないようにと、事前にいくつか調べたことがあります。誰もが知っておきたいことかと思うので、書いておきますね。
そして次回、また私が行くときのためにも。
雄川の滝へのアクセス
住所 〒893-2501 鹿児島県南大隅町根占川北12222
【雄川の滝への行き方】
私たちは自家用車で行きました。南大隅町の根占に入ると「雄川の滝は左折(右折)」とか「雄川滝へは〇〇km」といった看板があるので、迷わずに遊歩道入口までたどり着きましたよ。
・鹿児島空港から車約1時間45分(高速道路使用)、約2時間15分
・鹿児島中央駅から(鹿児島港⇔桜島港フェリー15分経由)車約2時間15分
(鴨池港⇔垂水港フェリー45分経由)車約2時間5分
(有料道路使用)車約2時間10分
・志布志港から車約1時間30分
・根占港から車約10分(指宿港⇔根占港 高速船20分、山川港⇔根占港 フェリー50分)
(鹿児島県観光サイトより)
駐車場について
駐車場には、男性がひとりいて、車の誘導をされていました。警備員さんの服装ではなく私服でしたから、役場の方かボランティアの方でしょう。暑いところ、お疲れさまです!と言いました。(心の中でですが・・)
雄川の滝駐車場に駐車できる台数ですが、鹿児島県観光サイトの方には30台と書かれていますが、南大隅町役場に聞いたら現在では70台駐車できるとのこと。駐車場は砂利が入れられていて、快適に整備されていましたよ 。
雨天時は通行止めにならないか
雨量が多いと遊歩道が冠水するので通行止めにするとのこと。小雨程度なら通行止めにはならないそうです。
とはいえ、山の中ですから、曇りや雨だと暗く感じるのではないでしょうか。行くならやはり晴天の日をお勧めしたいですね。
雄川の滝の通行や立ち入り制限などの情報については大隅町の公式サイトにてお知らせされるので、行かれる前に次のページをチェックすると良いですよ。
→南大隅町公式サイト「雄川の滝情報」
雄川の滝への周遊バス
雄川の滝へ行くには自家用車のほかに、バスで行く方法があります。
周遊バスが根占港から出発しています。ただし1日に1本しかないのはちょっと不便ですね。
朝の9時40分に根占港を出発→佐多岬→雄川の滝を観光し→根占港へ戻るのが16時ごろ。
周遊バスは大人一人2500円。
雄川の滝へのアクセスは道が狭く、離合が難しいと感じる場所が何箇所もあるため、運転に自信のない私のような人は周遊観光バスに乗った方が良さそうです 。
ダムの放水が行われる時間帯を知りたいが・・
美しい雄川の滝壺を見るには、放水される時間帯でないことが理想です。
放水される時間帯はいったいいつなのか?を知りたくて、南大隅町役場に尋ねてみました。
すると、雄川の滝の上のダムに溜まった水量で調整されるため、いつ放水されるのかは分からないとのこと。つまり、その日によって放水時間が違うということです。
雄川の滝を観光した
以上のことを調べたうえで、南大隅町の根占まで雄川の滝壺を見に出発しました。その様子を画像でお伝えしますね。
雄川の滝遊歩道入口に着くまでの様子
雄川の滝への道路は狭く、離合が難しい場所もあります。くねっているというか、急カーブがあるのにびっくりしました。この日は主人が運転したのですが、私には運転できないと思いましたよ。わが家の車はホンダのフリード。3ナンバーの車の運転だと大変そうです。ただ、道路自体はきれいに舗装されているので、問題ありません。
「雄川の滝」遊歩道入口にあるカフェ
私たちが遊歩道入口に着いたのは12時30分ごろ。お昼の時間帯だからか、観光客もそう多くはなく、スムーズに遊歩道入口の駐車場にも駐車できました。
手前の駐車場のところに、コンテナを改装して作られたというカフェがあります。30年4月にできたそうで、真新しくとってもオシャレ。でも、このときはお客さんいません。観光客のみなさん、飲み物持参されている方が多いようです。
私はソフトクリームとか飲み物とか欲しかったのですが、遊歩道を20分ほど歩くのでおトイレに行きたくなるとまずいと思ってやめておきました。おトイレは、駐車場に仮設トイレがあります。
雄川の滝遊歩道を歩いた感想
これは、遊歩道手前から撮った写真です。
とってもきれいな川が流れていますよ。お水が透き通っていますね。
ここが遊歩道入口です。竹が何本もありますが、これ、竹の杖ですね。歩いている途中で、持ってる方を見て気づきました。2本竹の杖を持って、上手に使ってらっしゃるお年寄りもいらっしゃいましたよ。
雄川の滝までは1,200ⅿと書かれていますね。この表示は、遊歩道の道中にいくつもあって、歩く目安になりましたよ。
雄川の滝壺までの遊歩道はとってもキレイに整備されていて、歩きやすいです。こんな広い道もあれば・・
こういった狭い坂道もあります。けっこう勾配きついです。でも年配の方も多くいらっしゃいましたよ。きっとNHK 大河ドラマ西郷どんを見て、来てみたいと思われたのでしょうね。
川が見えてくると、そろそろ雄川の滝壺も近くなってきたのかな?とワクワクします。川のせせらぎの音に交じって、うぐいすの鳴き声も聞こえてきますよ。
木陰だと涼しいのですが、日向になると、すごく暑かったです。5月の末でも暑いので、夏は汗びっしょりになりそうです。
写真の向こうに写ってる方々。テーブルと椅子が置いてあって、そこでお弁当を食べているようでした。
遊歩道の途中には休憩用と思われる椅子も用意されていましたよ。南大隅町って気配りが行き届いていますね。
雄川の滝遊歩道の途中にあった山水です。「飲用はできません」と書かれていました。水はとっても冷たくて気持ち良く、汗だくになってた旦那さんは、手だけではなく、顔も洗ってさっぱりしたと言っておりました。
直接、川の水で手や顔を洗っている方々もいましたよ。
[adsense]
雄川の滝壺を実際に見た感想
遊歩道を歩くこと約20分。雄川の滝が見えてきました。と同時に、木製の2階建て展望台が見えてきましたよ。遊歩道はこの展望台に続いています。
この展望デッキは平成29年7月に作られたそうです。立派ですね。
以前は、下まで行けたようですが、今は、雄川の滝のすぐそばへは降りれないようです。
なんと、私たちが雄川の滝についたときは、ガッツリ放水中でした。みごとに勢いよく滝が流れていますね(笑)
上のほうに、九州電力の建物見えてます。
滝壺は濁った様子もなく、けっこう美しいエメラルドグリーンでしたよ。
本来なら、この写真に見えているように、ちょろちょろと優雅に滝が流れているはずだったのですが、放水中なので仕方ありませんね。
「このほうがマイナスイオンがいっぱい放出されていいね!」と、思わず負け惜しみな私の発言?(笑)。
とはいえ、大雨のあとだと、さらに滝の流れはすごいようですよ。
雄川の滝に行った感想のまとめ
残念ながら、私たちが雄川の滝に行ったときは放水中でしたが、それでも大満足でした。行って良かったです。
往復40分ほど遊歩道を歩いたせいか、マイナスイオンをたっぷり浴びたせいか、はたまたパワースポットの恩恵なのか、この日は久しぶりにぐっすり眠れました。
山や川近くでの自然音は耳には聴こえない超高周波といわれ、脳が休まったりストレス解消、さらには活力も湧くといわれていますからね。
すごく山奥なのにも関わらず、素晴らしく整備されていることですし、1度は行ってみて損はないと思います。とっても気持ち良いです。
ただし、夏は暑くて大変そうだし、蚊が出そうなので、注意が必要ですよ。
私は毎日使っているウォーキングシューズに麦わら帽子、サングラスとしっかり準備して行ったので快適でした。
ぜひいろいろと、参考にしてみてくださいね。