「日本うんこ学会」というものを聞いたことありますか?私は初めて知りました。
そこの会長さんである石井洋介先生が、大腸がんと便秘の関係は個人的に関連があると思っている、と言われているのですね。(ただし、その関係性は証明はされていないそうです。)
常識から考えてみても、なんとなく大腸がんと便秘って関係ありそうですよね。私もよく便秘になるんで、気になっています。
そこで、便秘解消と軟便解消の方法を雑誌「壮快」でお話されていましたよ。
便秘解消の方法は「白湯」を飲むのがオススメ
・白湯はゆるいくらい、または常温でもよい
・いつもよりも500mlほど多く飲む
・排便の時間が取れるときに白湯を飲むのが良い
(朝ゆっくり時間を取れるのなら起き抜けに、夜のほうがリラックスして便意をもよおすことができる人は夜でも大丈夫。)
軟便気味の人の改善方法はヨーグルトがオススメ
・ヨーグルトには整腸作用があるので、便秘だけではなく軟便にも良い
・いろんな菌の種類のヨーグルトがあるが、好みで良い
便秘解消の白湯と軟便解消のヨーグルトに共通する摂り入れ方
・白湯でもヨーグルトでも、適量には個人差があるので、少しずつ増やして自分に合った量を見つける
・一定の間試してみて効果が感じられないようであれば、白湯やヨーグルトの量を増やしてみる。また、ヨーグルトであれば、多くの菌の種類があるので、違った菌を使ったヨーグルトに変えて排便の様子をみるのも良い。
大腸がんを防ぐには「うんこチェック」がオススメ
日本うんこ学会では、「うんこ」をタブー視せずに、毎日の便をチェックしましょう、といった呼びかけをされているそうです。
うんこのチェック方法
ふだんと比べて明らかに細い便が、1週間以上続く場合は、要注意。
また、血便が出る、便秘と下痢を繰り返す、残便感がある、といった状態も、病気の前兆かもしれません。こうした状態が継続するようなら、ぜひ便潜血検査、いわゆる「検便」を受けてください。
(壮快より抜粋)
さいごに・・
便秘でも、2~3日排便がないくらいは気にしなくても良いといったお医者さんの話もよく耳にしていたので、あまり気にしないようにはしていましたが、不要な物が体内に居座っているというのは、良いものではありませんよね。
私は、低血圧のせいか朝はなかなか起きれずにいつもバタバタ。お通じのないことなんて当たり前の生活を何十年も送ってきたことが今では、怖いくらいです。
リラックしているときの副交感神経が、腸の動きを活発にするんですよね。
子供もひとり立ちした最近では、朝の時間がゆっくりとれるので、白湯を飲んだりヨーグルトを食べたりして、できるだけ便秘にならないように気をつけているところです。
毎日、お通じがあるっていうだけでも体調が違うような気がするし、体が軽いし、お腹もスリムで気分も良いですよね。
いつも便秘だと、それが普通になってしまって気にも留めなくなってしまうのですが、排便がいつもあるようになると、1日ないと気になってくるのでよいことかな、と思います。
実家の母は81歳になりますが、ちょっとお通じがないとアロエと皮付きのままのりんごでフレッシュジュースを作って飲むと、バッチリだといっていましたよ。アロエは、植木鉢に自分で育てているようです。
そういえば、女優の夏樹陽子さんは、間食にりんごを皮付きのまま食べるのが、彼女の便秘解消法のひとつだとお話されていましたよ。
いろいろと試してみて、自分にあった「便秘になったときの解消法」をひとつふたつ持っておくと良いですよね。