体温を上げる方法が、3月6日のサタデープラスで特集されましたよ。低体温の小島瑠璃子さんの平熱も約1度上がっててびっくり。
その方法とは、蒸し生姜です。自宅でできる簡単な蒸し生姜の作り方も教えてくださったので、実際に私も作ってみました。
低体温はなぜ体に悪い?
1957年では、日本人の平熱の平均は36.9℃でした。それが2012年では、36.2℃と体温が低くなっています。
低体温は、万病のもと。風邪や臓器の不調、がん細胞の増殖などと良いことはありません。
体温を1度下がると、体の免疫力が約30%も下がります。その理由は、体温が下がることで、体から熱を逃さないように血管が縮みます。すると、血行が悪くなるので体の不調や病気にかかりやすくなるのです。
体温を上げるには、石原新菜先生オススメの蒸し生姜
サタデープラスでは、以前「体温を上げる方法」として腹巻き効果を教えてくださった石原新菜先生が出演されていました。
24時間365日(お風呂のとき以外)腹巻き愛用の石原先生は、このときも着用していた腹巻きを見せてくれましたよ。シンプルなグレー色でしたね。
美肌やむくみ防止にも良いんですね→腹巻き効果で体温を上げて痩せやすい体を作る
その石原新菜先生が今回、低体温を改善する方法としてオススメされていたのが蒸し生姜。
毎日小さじ1杯の蒸し生姜をとると、体温が上がる。
蒸し生姜とは、加熱した生姜を乾燥させ粉末状にした調味料のこと。
蒸し生姜で体温が上がる理由
しょうがを加熱すると、ジンゲロールがショウガオールに変化します。ショウガオールは胃腸を直接刺激し、体の中から熱を作ります。
つまりショウガオールは、体をより温めてくれる成分なのです。
蒸し生姜は生のしょうがや酢生姜に比べると、体を温める効果は10倍にもなります。
蒸し生姜の作り方
平熱が36.9度の石原新菜先生が教えてくださったのが、自宅の電子レンジ(オーブン機能付き)で作れる蒸し生姜の作り方です。
(ちなみに、石原先生のお子さんは女の子がふたり。1人が36.9度、もうひとりが37.1度でした。決して微熱ではなく、平熱なんだそうです。)
①生の生姜を皮付きのまま薄切りにする。
②薄切りした生姜を、トレーに重ならないように並べる。
③オーブンで加熱する。(電子レンジのオーブン機能も可)100℃で約1時間。
※電子レンジでの加熱は、発火の可能性があるので絶対にしないこと。
④オーブンで加熱され乾燥されたしょうがを料理に使いやすくするために、ミキサーやミル、すり鉢で粉末状にする。
※常温で3ヶ月の保存が可能です。
蒸し生姜パウダーの使い方
パウダーにした蒸し生姜は、何にでも手軽に使える万能調味料。石原新菜先生は、お味噌汁やおそば、うどん、お鍋に入れるとおっしゃっていました。
ほかにも、お茶やジュース、紅茶などの飲み物に入れたり、ドレッシングといっしょにサラダにかける。ご飯にふりかけてもよいです。何にでもちょい足しで気軽に使えるとのこと。生姜焼きにさらに蒸し生姜のパウダーをかけても美味しいって、サタデープラスのみなさん言ってましたよ。
小島瑠璃子さんが蒸し生姜をとる生活を10日間やってみた結果
1日に4回測った体温の平均が35.9℃の小島瑠璃子さん。小学生のころは平熱がなんと、34℃台だったそう。冷え症なのだそうです。(さらに、押切もえさんも低体温で35.5℃って言ってました。)
しかも、2ヶ月に1回は風邪をひくともいってましたね。
そこで、小島瑠璃子さんが10日間、蒸し生姜生活を行った結果、体感としては「手先の冷えがなくなった」と言っていました。
体温の変化
小島瑠璃子さんの体温を測ると、以前は35.9℃だった低体温が36.8℃に改善されていました。微熱に近い体温にスタッフさんが「きつくないですか?」と質問すると「スッキリして体調良いです」とのお返事。
1日4回体温を測った平均は、36.5度だったそうです。
免疫力の向上
蒸し生姜をとる前に行った血液検査。NK細胞の数値が平常値より低く、免疫力が落ちていると診断されていました。
・NK細胞とは、ウイルスやがん細胞を退治する働きのある免疫細胞のこと。
それが、10日間の蒸し生姜をとる生活を行ったところ、NK細胞の数が正常値まで上がったそうです。248→290
体が温まったことで、免疫細胞が活性化されたのだろうと石原新菜先生のコメントでした。
低体温の女性3人でも実験
35度台の低体温の女性ら3人でも10日間の蒸し生姜生活を送ってもらったそうです。その結果、寝るときに靴下をはかなくても良くなった。動くと汗をかきやすくなった。といった感想がありました。
体温は上がったのか?
30代女性 平熱が35.9度→36.4度
40代女性 平熱が35.8度→36.4度
50代女性 平熱が35.4度→36.2度
という改善結果となりました。
私が実際に蒸し生姜を作ってみた感想
サタデープラスを見た後に、近くのスーパーで買ってきた生のしょうが。薄く切りやすそうな、まあるく大きめの生姜を選んで買ってきました。
これで約150グラム。今回使ったのは100グラムくらいです。オーブンレンジのトレーにのるだけの量。
できるだけ薄く切ったつもりの生しょうが。すき間をなくすように並べてみました。もったいないので。
オーブンレンジで加熱乾燥させた蒸し生姜。こんなに小さくなるんですね。石原新菜先生の100℃で1時間というレシピでは、まだ生っぽく柔らかいものがあったので、結局はカラカラにさせるのに1時間40分くらいかかってしまいました。スライサーなんかでもっと薄く切ったほうが良かったのかなあ?(-_-;)
わが家のキッチンには、ジューサーミキサーはあるけど、パウダーにできるミルみたいな道具はないので、原始的なすり鉢を使用(笑)。
家中に生姜の香りただよいます。
完成した蒸し生姜パウダーが、こちら。
え?たったのこれだけ?1日に小さじ1杯必要なのに、これだと3日分くらいかしら(・・?
たしかに、簡単にわが家のオーブンレンジで作れました。でも、電気料を考えたら売ってある生姜パウダーを買ったほうがいいかなって思いました(-_-;)
多分、お値段ちょっと高めだったと思うけど。今度、スーパーで見てみたいと思います。(手作りのほうが体には良さそうな気はしますが..)
昔は低体温だったけど、今の私の平熱は、36.2℃くらい。でも、すごく手足が冷えます。冷え症です。微熱か?と思うくらいもっと体温上げたいので、とりあえずは、作った蒸し生姜を大切にいただくこととします。
あと、サタデープラスでは、レギュラーの木下博勝医師が「体温の熱を生産するのは筋肉。だから、低体温の人は適度な運度をしましょう」とおっしゃっていましたよ。はい、私もやってます。骨密度を防ぐためにも→筋肉をつけるには簡単な30秒運動を週に1回するだけ。
まとめ
低体温はなぜ体に悪い?
低体温は、万病のもとと言われ、体温が1℃下がることで免疫力も約30%も下がるといった理由から。
体温を上げるには、石原新菜先生オススメの蒸し生姜
蒸し生姜のパウダーを毎日小さじ1杯とることで、低体温が改善し、体温が上がる。
蒸し生姜で体温が上がる理由
生しょうがと違って、加熱した蒸し生姜にはショウガオールという成分が含まれる。ショウガオールとは、体をいっそう温める成分。
生しょうがや酢生姜に比べ、蒸し生姜には、10倍もの体温め効果がある。
蒸し生姜の作り方
生の生姜を薄切りにして、オーブントレーに重ならないよう並べる。100℃の温度で約1時間加熱する。
加熱して乾燥した生姜は、使いやすいようにすり鉢やミキサー、ミルなどを使ってパウダーにする。
蒸し生姜パウダーの使い方
粉末状なので、使いやすく外食時にも携帯できる。あらゆる飲み物や料理に合いやすい。
食べ物飲み物にちょい足しがオススメ。
小島瑠璃子さんが蒸し生姜をとる生活を10日間やってみた結果
低体温35.9℃→36.8℃に上がっていた。
血液検査では、免疫力を表すNK細胞の数値が標準値以下だったのが、標準値を上回っていた。
低体温の女性3人でも実験
30代40代50代とそれぞれ1人ずつ、3人の低体温女性が10日間蒸し生姜をとったところ、3人とも36度台の平熱に上がっていた。
私が実際に蒸し生姜を作ってみた感想
私のキッチンのオーブンレンジで蒸ししょうがを作ってみたら、乾燥させるのに1時間40分もかかったので、電気代がバカにならないと思った。
作った蒸し生姜の量があまりに少なくてびっくりした。
もしかしたら、既成品の生姜パウダーを買ったほうが安いかも、と思った。