実家の家の外壁を全塗装したいという私の高齢の両親。
自分たちが元気なうちに、できることをやっておきたいようです。
外壁の全塗装って必要か?
私が見るからに、まだまだキレイな外壁。
わが家よりもずっと美しい外壁の状態です。
その必要はない気がしたので、私の意見としてそう言ってはみたのですが、やるといったらやる頑固者の父。
一般的に言われているのは、外壁のメンテナンスは家の価値や耐久性に影響を与えるため、慎重な判断と適切なタイミングでのケアが必要だということ。
定期的な点検やメンテナンスを怠らないことも、後々家を売ることを考えると大切でしょうから、まあしょうがないのかなぁと。
外壁の全塗装の見積もりをとってびっくりしたこと
そこで、家を建てたハウスメーカーで見積もってもらったら、補修費込みで300万円ほどと言われたようです。
高すぎるので、父が夫に電話して相談してきました。
それで夫は、知り合いの塗装業者に見積もりをお願いしたんですね。
結果、夫が紹介したところが、大手メーカーの約3分の1だったという破格の値段で驚くばかり。もちろん知り合いの塗装業者に依頼することに決定です。
仲介手数料の申し出を断った
それで実家の父が「仲介手数料いくら払おうか?」
なんて笑いながら申し出たのですが、私も夫も「いらないよ」と断りました。
20代30代の頃は、親がお金を出してくれるというものなら100円でも遠慮せず、さっさともらっていたものです。
過去、親から援助を受けることが、自然なことだと思っていたのですね。
しかしその後、私たちは自分たちの立場や親の現状を考えるようになった50代。
親も年金暮らしとなり、なんとなく不憫な気がするのか、申し訳なさが先に立つのか、今では条件反射的に受取拒否してしまいます。
あとで考えると、もったいなかったなぁという気がしています。
お金をもらわなかった後悔と今後への決意
お金に不自由はしていないのだけれど、お金はあっても困らないものだし
夫にはいろいろと面倒かけたのだから、せめて3万円くらいもらっとけばよかった、、と後悔中。
それに、親を年寄りだからと不憫に思うのも失礼ですものね。
次回、こういうことがあったら、絶対に遠慮することなく、手数料はしっかりいただいちゃおうと、今から腹を決めているのでした。
年齢を重ねるにつれ、お金の受け取りに対する考え方も変わってきたことを実感。
経験から学ぶことは多いですね。
これから先も、親との関係やお金に対する考え方は変わっていくのでしょうね。