「働く女のお金のルール」を読んでの感想、貯められる人になる!

有川真由美さんの「働く女のお金のルール」を読みました。

本の帯にあった「稼げる仕事より、成長できる仕事を選ぶ」にドキッとするものが。

本を購入する前にいつも読む「はじめに」。

将来の不安に備えてやろうとするのは、「貯金」。でも、それよりも確実で私たちを元気にしてくれる方法を有川真由美さんは提案しています。そのひとつが「60歳で毎月10万円稼ぐ女になること」だったのです。

仕事に情熱をもつことが稼ぐ力を養う

私はいつからか心配性で、将来をとても不安に思う人間になっていました。

だから、生命保険や個人年金と保険もたくさん入っているし、貯金もコツコツとやっていてそれなりに蓄えもできています。それでも、不安はいっこうに減らないのです。なぜ?

お金のことが不安だと思っていたけれど、社会に必要とされない自分が不安でたまらなかった

と、P31にあります。

なるほど、そうかもしれません。

それを解消するには、やっぱり好きなことを仕事にできたらいいな~って。でも、好きなことって仕事にするとなかなかうまくいかないんですよね。

書籍のなかでは「情熱があればお金はついてくる、情熱のあるところにお金は集まる」とあります。

とはいっても、今の仕事をやめられないしっていう場合は、「今の仕事を好きになること」を提案されているんですね。

稼ぐ力をつけるには、仕事への情熱が不可欠であるから。情熱がないと長続きしないしうまくいかない場合が多いと。

 

一瞬一瞬の幸せを感じるのが幸福感

たまに感じる大きな幸せよりも、小さな幸せをたくさん感じたほうが人間の幸福度が高い、これは「嫌われる勇気」でも同じようなこと、いわれていましたね。
「嫌われる勇気」を読んでの感想、目標なくても大丈夫!

 

お金の貯め方や使い方

「働く女のお金のルール」では、本の中頃に、どうやったらお金が貯められるか?どんなお金の使い方が有効なのか?といったことが語られています。

貯金よりも大きな利益を出すのが自分への投資。目標をもって成長していくことが自分の命を輝かせることとなる。これが最初に紹介した「稼げる仕事よりも成長できる仕事を選ぶ」理由にもなっています。

 

お金を貯められる人になる方法

 

自分には何ができるのか?

とはいっても、私が情熱を感じる仕事って?と迷ってしまいませんか。そういった場合の、これからの過ごし方生き方も語られていて参考になりますよ。

「人生最大の喜びは、人の役に立つこと」という点でも、「嫌われる勇気」と共通する点が多いですね。

 

好きなことを仕事にするには?

これが一番私の興味あったところなのですが、すぐに稼ぐことを目指すのではなく、準備期間をもつことをオススメされています。それで、「60歳で毎月10万円稼ぐ女になること」を目標とするってわけですね。

確かに10年もあれば、好きなことでなんとか、ひと月に10万円ぐらいなら稼げるようになりそうです。

 

 

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さいごに・・

「貯める」ことよりも「貯められる人になること」が先。

私は、いつもコツコツと貯めることだけをこれまで考えてやってきました。これからは、「貯められる人」になることを考えて、自分に何ができるのか?じっくり観察し、自分にできることで人を喜ばせることを見つけ、「貯められる人」になろうと思っています。今、50歳ですから、ちょうど10年後は60歳です。