前回まで、「お金は死ぬ前に使え。」の感想を書いていたのですが、今日また、気になることが目にとまりました。
『老後の資金が心配。どうやって備えれば良い?』こういった問いかけがあったのですね。
その問に対して、『健康であること。それが老後の一番の備えである。』そんなふうな答えでしたよ。
実は日本の社会保障は優秀
おそらく日本人が思っているよりもずっと、現在の日本は社会保障に恵まれているようです。
データを見ると、先進三四カ国中、上から十四番目(対GDP比)。「にほんの社会保障は、世界の中でも充実している」
と、書かれていたのは雑誌プレジデント。
今後の社会保障への不安は、期待にもなり得る
ただし、ベビーブームと呼ばれた1947~1949年のあいだに生まれた世代(団塊の世代といわれています)の200万人もが年金受給者となり、社会保障の担い手である労働者が減ってきているのも現状ですよね。
そこで、また、今後の日本の社会保障はどうなるのだろう?私たちで50代さえも、自分たちに公的年金はいただけるのだろうか?という不安が湧き上がります。40代30代になれば、もっと不安でしょうね。
しかし、そこで考え方を変えてみると、労働者の不足によって、高齢者の働き口が増えるということに、なりそうではありませんか?
求人のさいには、年齢を問うことのできない国もすでにあるのだそうです。元気で働けるのであれば、高齢でも働けるようになる可能性が高くなりますよね。
いまは、充分に元気でボケてもいないのに、早々に定年を迎えていらっしゃる方もけっこういらっしゃいます。再就職せずに自分の人生を楽しんでおられるのならそれも良い選択で、いいと思います。
でも、生きがいのためにもまだまだ働きたいと思っている高齢者も、多いのではないでしょうか。そういった方には、働く場所が見つけやすくなるといいですよね。
健康でさえあれば、年齢問わず働ける!そういう時代に。
定年があるからこそ、老後の資金が心配になる人が多いんですものね。
「老後破産」や「老後貧乏」といった嫌な言葉はスルーして。
「老後破産」とか「老後貧乏」とかいう言葉をときどき耳にします。こういった不安を煽る言葉は、あおることでビジネスに結びつけようとする人が多いことが原因だったりします。あまり関心を向けないようにしたほうが良いですよね。
老後の備えは、『お金よりも健康優先』ぐらいの心持ちで
老後を迎えても、健康で働く場所があれば、心配や不安もずいぶんと減ります。老後対策は、「お金」よりも「健康」を優先して考えたほうが賢明かもしれませんね。
たとえば、老後資金を貯めるために、食費などの生活費を削って節約し、ストレスためて体も弱くなって病気にならないようにしたいです。
健康は衣食住に左右されますからね。
豊かな老後を暮らすためには、自分の健康に投資すると思って、自分が体に良いと思うものを食べ、よく働きよく笑い、ストレスをためることなく夜もしっかり眠る。そんな毎日をおくることを、50代の今から心にとめておきたいと思います。
さいごに・・
無理の無い範囲で、自分に投資していきたいです。これは衣食住ではなく、仕事のスキルを身につけるみたいなこと。以前に読んだ有川真由美さんの本に触発されたんです→「働く女のお金のルール」を読んでの感想、貯められる人になる!
有川真由美さんがかかげている「60歳でひと月10万円稼げる女になる」ってなんかステキじゃないですか?私もこれ、目指そうと思っています。
雑誌プレジデントでは、長期的な投資信託がオススメされていたけど、「お金は死ぬ前に使え。」を読んで、その選択肢は私にはありませんし^^;
→老後貯蓄と無理に投資しないススメ
わが家は、医療保険付きのかんぽ生命を夫婦とも解約しまくったので、なにはなくとも健康一番がモットーでいきますよ。ストレスになるので、夫婦げんかも極力しない!(笑)。