臨時収入が入りました。
毎年もらえるのにすっかり忘れていた臨時収入。忘れていたからこそありがたさを感じて、何倍もの嬉しさです。
相続した土地の活用方法
わが家には、義父から相続した土地や畑、田んぼがあります。なかには、固定資産税支払いのために安い賃貸料で貸している土地もありますが、ほぼ活用されずに高い固定資産税を払うばかり(涙)。
相続した土地の中に田んぼがあるんですが、それは農家の知人に貸していてお米の収穫時期に賃貸料をいただいています。
それが、今回の臨時収入なのです。
臨時収入は農協貯金へ
臨時収入は、10万円です。このお金は、いつも主人が集金してきてくれ、私が農協の通帳に貯金にします。
というわけで、臨時収入が入ったとはいえ、「あ、そうだった!」という嬉しい気持ちは一瞬です。
楽しみは、通帳の預金残高が増えること(笑)。それが楽しくなけりゃ、貯金なんてできませんよね。
サザエさんの通帳が私のお気に入りです。なまなましいので、小さめ画像で。。
臨時収入を使わない理由
田んぼをもっていると、賦課金というものが徴収されるので、臨時収入の中から支払います。(賦課金の意味がよく分からないのですが、田んぼを持っていると、永遠に徴収されるという説明を受けました)
あと、固定資産税もかかりますよね。この田んぼだけの固定資産税なら臨時収入でたくさんお釣りが来るのですが、相続しただけで役に立っていない土地の固定資産税を入れると、年に10万円では足りません。そう考えると、貧乏性の私は、この臨時収入を使えないのです。
主人にはキチンとお小遣いをわたしているせいか、ネコババされていないようです(笑)。
コツコツと毎年田んぼの賃貸料10万円を貯金していった結果です。
あてにすると貯金は減る
お金を貯めるための通帳管理のコツにも書きましたが、わが家は8冊もの通帳を管理しています。
その中に農協の通帳も入っているのですが、サザエさんの通帳を使うのは、賃貸料が入ったときくらい。
農協の通帳は、その存在さえも忘れるようにしています。そのほうがお金が貯まるからです。
固定資産税は、わが家の家計簿代わりであるメイン通帳から引き落としされます。
私の頭の中では、臨時収入は固定資産税支払いとしてあるのですが、実際はあてにせず、夫婦のお給料の中から引き落としされています。
あてにしていないと、なんとかなるもんです。あてにしていると、農協の預金も減り、メイン通帳の預金も減るはず。お金ってあれば、いつの間にか使ってしまうものですからね。
なんとなっているので、農協の通帳にはお金が残ります。はい、私のへそくりです(笑)。いえいえ、老後資金です。
もっというと、あてにしないとお金が貯まるっていうのは、「先取り貯金」と同じ考え方です。
振り込まれたお給料から真っ先に積立貯金をすると、その分はあてにしないので、毎月お金が貯まりますよね。残金だけでの生活は、なんとかなるものです。これを、残ったお金を貯金しようと思うと、なぜかお金が残らずに貯金もできないものです。
貯金するよりも楽しく使ったほうが幸せ?
先取り貯金したり、ボーナスや臨時収入をあてにせずになんとかするという方法でわが家の貯蓄はやってきました。
そういったやり方で住宅ローンも早期繰り上げ完済させましたし。
でも、最近気になるのは、お金は出ると入ってくるもの、という考え方。
臨時収入を農協で貯金して、コツコツと老後資金を蓄えているつもりなのですが、サザエさん通帳には貯まっているものの、それ以上に他でお金が出て行っている気がします。
たとえば無職の子供への仕送りとか。
結局は、貯金しても、自然とお金は出ていくようになっているんでしょうね。それなら、子供に仕送りするよりも自分たちが楽しめる方法で使ったほうが、私たち夫婦にとっても子供の自立のためにもいいのかな、なんてふと、思ってしまいます。