最近、芸能人の乳がん手術や治療の話題が多いですね。つい最近で、生稲晃子さんが5年弱にわたる乳がんの手術と治療を受けているといった告白をされたようです。
という私も、乳がん健診で精密検査となったことがあります。そのときのことをふと、思い出しました。
今も良性と診断されたしこりが胸にあり、「乳がん」と聴くだけでドキッとしますよ。
そして、最近知ったのですが、良性でもしこりがあるとガン保険に入るのは難しいんですね。なんだか、ショック・・
生稲晃子さんの乳がん
現在47歳の生稲晃子さんは、2011年4月に乳がんが見つかり、5月に乳がんの温存手術。そのご、2012年の夏に再発がわかり、再度温存手術を。
10月に再度乳がんが見つかり、温存手術。12月に、右乳房の全摘手術。
2015年10月に乳房の再建手術をうけた。
私が乳がん健診を受けるきっかけ
もともと生理前や生理中は、胸が張っておっぱいが痛くなる体質だったのですが、40歳ぐらいからそれがひどくなり、婦人科に受診しにいきました。
マンモグラフィと超音波の検査をうけ、乳腺症といった診断をされました。乳腺症が乳がんにつながりやすいのかどうかは分かりませんが、乳がんのセルフチェックの指導がありました。
その後は、1年おきに乳がん健診にいくことになりました。
乳がん健診から精密検査へ
初めて乳がん健診を受けてから、5年ぐらい経ったでしょうか?マンモグラフィではなく、超音波で右乳房にしこりが発見されました。
先生の話によると、毎年乳がん健診しているのに急にこの大きさでしこりが発見されるのはおかしい。乳がんである可能性が高いので、精密検査をしたほうがよいとのこと。(もうこのときは、びっくりするやら怖いやらです)
精密検査とは、針生検と造影剤を使ってのCT検査でした。
針生検は、超音波で胸のしこりをめがけて、針でしこりの細胞をとり、その細胞が良性か悪性かを検査するものです。
CTは、造影剤というドロっとしたものを飲んで、ドーム型の中に入って検査です。検査中は、工事のような音がするので、使い捨ての耳栓が用意されていました。
針生検のせいで夜になって針をさしたところが痛み、もらっていた痛み止めをすべて飲んで、やっと眠れました。次の日も体調がすぐれないまま1日をすごしました。
幸いにも結果は良性だったのですが、精密検査が必要といわれてから、結果が出るまで3ヶ月ほどかかりました。
胸のしこりが良性と診断されてから
その後は、半年に一度のマンモグラフィと超音波の乳がん検診を3年ぐらい続け、しこりの大きさが変わらないため、その後、1年に1度の健診になりました。
アフラックのガン保険を解約か見直ししようと思ったけど、やめました。
乳がん検診で異常なしが何年も続いているため、すっかり良性のしこりはなんでもない物という意識になっていました。
もう20年も前に入ったアフラックのガン保険。あまり良い内容ではありません。
→がん保険の保証内容をチェックしてみる?!ダメがん保険4つの条件
今では、アフラックではない他の生保のガン保険のほうが、保険料と合わせてみても良い商品が出ています。
それは、見直し相談で知りましたよ→保険ショップと訪問型FP無料相談を体験
それで、新しいガン保険に入ろうかと思ったのですが、調べてみると、良性でも乳房にしこりがある人は、新たに入るのは難しいようです。
良性であっても腫瘍ができやすい体質と見られるというのもひとつの理由のようですが、保険会社それぞれの判断基準なのでしょうね。
そうなると、医師の診断とか必要になるかもしれない。そう考えるだけでも面倒です。
あと、わが家のがん保険は、解約返戻金があるタイプなのですが、アフラックに実際、解約返戻金を問い合わせてみたところ、戻りがすごく悪いことが分かりました。
「日本人が保険で大損する仕組み」を読んだこともあって、いっそがん保険を解約しようかとも主人と話していたのですが、今回生稲晃子さんの乳がん治療の話から、がん保険を解約する意気込みもすっかりなくなりました。
もし、がんになったとしても、せめて「がん保険の診断給付金や医療費がもらえる」といったことが、気持ちの支えになるかもしれないな~と思ったからです。
さいごに・・
親戚にがんで亡くなった人がいないので、自分はがんにならないだろうという安易な考えや、乳房で精密検査までいっても良性と診断されて月日が経ったため、がん保険なんていつでも入りなおせると思っていました。
だからこそ、がん保険の保険料がもったいないと思ったのですが、今は、入れないかも?と思うと、それだけでがん保険に入っていてよかったかも?と思う自分がおかしくて笑えます。
しかもよく考えてみると、私は子宮筋腫もあるので、なおさらがん保険の入り直しは難しいでしょうね、そういったことも、今回気づきました。
それにしても乳がん健診では、精密検査が必要となると、先生は最悪の場合のことを言われるし、結果が出るまでの時間がかかるしで、気持ちが落ち込んで大変でした。
そこんとこ、どうにかならないものでしょうかね。病気でなくても病気になりそうです。
それからは検査でひっかかり、病院の先生から万が一の場合のことを言われても、それはそのときになって考えようと、あまり気にしないようにしています。(気にしていたら、その都度寿命が縮まりそうです・・)
へなちょこな私ですが、50歳あたりになると、神経も少々図太くなるようですよ。(ありがたいことに、ここまで入院も手術もなしです^^)