60代を目前にして、老後をどうやって過ごすか、どうやって楽しめるかを考えることが多くなっています。
年金をどうやって使おうか?と考えるのもその一つですよね。
待望の年金生活をどう過ごすか?
あなたは、長い労働生活を終え、ようやく訪れた安息の時間、つまり退職後の生活をどのように過ごしたいですか?
毎月手にする年金の半分を生活費にあてながらも、残りの半分で夢を追いかける余裕がある生活ができたらいいですよね。
今回は、そんな生活をしている女性のお話しです。
65歳で退職し、年金生活に入ったばかりの女性(仮名)美智子さん。
夫と一人息子がいる美智子さんは、独身時代から定年まで45年、産後休暇を除いては長期間休むこともなく働き続けてきました。
そして、いつも家族を第一に考えての生活を送る日々。
「これから先はのんびりいけるわね」とほっと一息ついたようです。
これまでの生活は本当にバタバタしていました。
朝早くから出勤し、残業して深夜に帰宅する日が多かった。
休日も限られ、それでもたまに旅行に行ったり、家族で外食するのが潤いでした。
でも、そんな日々に区切りがつき、待ちに待った年金生活がやってきたのです。
「子育ても終わったし、やっと自分の時間が作れる」と美智子さんは心から思っていました。
年金を使って新しい人生を切り開く?
年金が入る度に、「半分を生活費にまわせばなんとかなる。あとの半分はどう使おうかしら?」と頭を悩ませていました。
というのも、自分の生活になんとなくの物足りなさを感じていたからなのですが、
最初の数か月は、貯金に回すことにしていました。
しかし、ある日のこと。古くからの親友と食事をしているときでした。
二人で年金生活の話をしているうちに、友人が 「私は残った年金で趣味の語学留学を実現したの。第二の人生のスタートなのよ!」と言ったのです。
美智子さんは衝撃を受けました。
そうか、自分の夢を実現する機会なのだ。
そう気づかされた瞬間でした。
自分が本当に追及したいのは、昔から続けている園芸の腕を極めること。
あの味気ない会社の同好会とは次元が違う本格的な学びを、いよいよできるチャンスなのです。
そこから、美智子さんの生活は大きく変わりました。
専門学校に通い、園芸の基礎から応用まで学びました。
薄暗い教室に集中して座り、講師の説明に熱心にメモをとる美智子さんの姿が目に浮かびます。
そして、家の庭に自慢の温室を設置。
ガラス戸を開けると、可憐な花の香りと、野菜の青臭さが漂ってきて、心がそっと和らいでいく思いがします。
育てた作物を家族に供するたびに、こみ上げる喜びと充実感。
さらに地域の園芸サークルにも入り、公園の花壇づくりに参加するようになりました。
初夏の朝、美智子さんは草花の手入れをしながら、近所の人々と世間話に華を咲かせているかもしれません。
年金の上手な使い道で豊かに暮らす
このように、年金生活を豊かに実り多きものにするには、しっかりと生活費を賄えるよう年金を上手に使いこなすことが何より重要です。
その上で、夢の実現に向けて、賢く活用することもできるのです。
高齢期こそ、新たな一歩を踏み出す絶好の機会かもしれません。
学びの機会は無限大
思いきりの良い彼女は専門学校に通うことにしたようですが、
最近では自宅でzoom を使ったり、あるいは動画教材を購入するといったことでもいろんなことが学べますよね。
私はまだ退職はしていないけれど、思いついたことや、興味のあることに次々と手をつけています。
いろんなことに手をつけすぎて、わけわからなくなっている状態とも言えますが、楽しいですよ。
私の場合は、今のところ、「絵描き」と「占い」です。
ミルームのタロット占いも分かりやすくてすごいおススメです。
年金をもらい始めたら、さらにパワーアップしたいと考えています。