私は投資で一度失敗をして怖くなったので、それ以来ずっとコツコツ貯金派です。
だからいつも、萩原博子さんの「借金減らして現金を増やせ」というやり方を参考にしています。
大きく家計の出費を減らす方法
荻原博子さんがよくお勧めしている、家計の節約は以下の3つです。
1.通信費の見直し
2.保険料などのまとめ払いで料金が安くする
3.住宅ローンの繰上げ返済
食費やレジャー費じゃないところがいいですね。食べる楽しみや遊ぶ楽しみを減らしてしまうと、節約も辛くなりますから。(^_^;)
簡単な通信費の見直し
通信費の見直しですが、これは、三大キャリアから格安スマホに切り替え、月額利用料を安くするのが一番てっとり早い節約になりますよね。
ただし、わが家のような田舎になると、ドコモでないと電波が入らないという地域もあるでしょうけど・・。。(T_T)
意外にも、まだまだ世の中、ガラケーの方が半数ほどいらっしゃるんだとか。そのガラケーの方の多くは、料金プランの見直しをせずに、高いままの方がほとんどなのだそうです。
私のガラケー時代はいつも、ドコモショップに出向いて、通信プランの見直しをしてもらい変更していました。でも、契約本人であれば電話だけでも、見直しと変更は可能なんだそうですよ。思い当たるガラケーの人は、ぜひ面倒がらずにやってみましょう。
保険料などのまとめ払いで料金を安くする
まとめて支払うと安くなるものにはどういったものがあるかというと、例えば保険料や国民年金保険料、NHK受信料といったものですね。
私もすでにやっていますよ。かんぽ生命の保険料は年払いしています。建更の火災保険は残金が少なかったので、一括払いしました。
私たち夫婦は厚生年金なので、これのまとめ払いはありません。
ですが、息子が専門学校生のときは、彼の国民年金保険料は年払いしていました。年払いで随分と安くなった記憶です。
住宅ローンの繰り上げ返済は最大の節約
そして、最後に住宅ローンの繰上げ返済。これが1番大きな節約にななりますよね。
私たちが家を建てたときの住宅ローンは、元利均等方式でした。支払予定明細書を見たとき、すごく驚いたのを覚えています。
返済の始めの方では、毎月の返済額のほとんどが、利子ばかりの支払い。これでは、なかなか元金を払わせてもらえないので、利息も減りませんよね。
少しでも早く住宅ローンを返済したくて、貯金は後回しにして、少しでもお金が貯まったら、必死で繰り上げ返済を行いました。
20代のうちから預けていたかんぽ生命の養老保険が満期になった分も、住宅ローンの繰上げ返済に充てるなどして、がんばって早期に完済させました。
仮に3000万円の住宅ローンを元利均等方式で、期間35年金利2%で借り、5年後に100万円を繰り上げ返済した場合、総支払額は約79万円減らせることになる。これはつまり100万円投資したお金が179万円になるのと同じこと。
(雑誌プレジデントより)
住宅ローンの繰上げ返済は、最も確実に儲かる投資だ、という萩原博子さんの意見に賛成です。
実家の母が現金主義で借金をするのが嫌いな人だったので、それを見て育ったせいか、私も借金やローンが苦手です。
借金が苦手って、自営業にはどうだろ?って思ってましたが、大丈夫みたいです。義父の時代にはあった多額の借金も今では払い終わり、支払いはニコニコ現金払い。銀行にもへつらうこともしなくて良いので、気が楽です。(借金があった昔は、お付き合いが大変でした・・)
節約で浮いたお金の活かし方
そしてさらに節約で浮いたお金は貯金していくわけですが、リスクの高い投資ではなく堅実な、財形貯蓄や積立貯金に定期預金、ふるさと納税、信用金庫への出資といったものを萩原裕子さんはオススメされているんですね。
この中で意外に思ったものが信用金庫への出資ですが、実は私たち夫婦も信用金庫へ出資していました。
自営業で銀行とお付き合いがあったので、昔、信用金庫からお願いされたのですね。
去年の出資配当金の明細書を見てみると、配当率は2%となっています。ゆうちょ銀行でも定期預金で0.01%ですから、かなり高い利回りではないでしょうか。今年はまだ配当がないので分かりません。下がっているかもしれませんけどね。
私たち夫婦が出資している信用金庫は、田舎の小さな信用金庫なので配当金が2%ですが、3%から5%といった高い配当を受けれる信用金庫も少なくないのだそうです。
ただし信用金庫への出資は会員になることが必要となります。また、一般的に個人の場合で、10万円ほどが限度額のようです。
主人は2万円出資していますが、私はたったの5000円(笑)。出資金を増やしてみようかなと、ふと思いましたよ。
物価が下がり、現金の価値が上がるデフレ。この状態がいつまで続くのかわかりませんが、家計からの出費の無駄を省いて、無理のないコツコツ貯金を続けることが、老後を豊かに暮らすために、賢明だと思うのです。