先日、主人が軽トラを購入しました。任意保険をかけようとずっとお世話になっている民間の損害保険会社に見積もりをとったところ、なんと9万円弱(1年間)という高額な保険料です。
そこで、まずは自賠責保険の補償内容を確認してみることに。また、なぜ軽トラの任意保険料が高額なのかを損保会社に尋ねてみました。
まわりに尋ねると、農家が多いせいかJAの自動車共済に加入している人が多いのです。しかも、農協は任意保険料が安いという話です。
JA共済と民間の損保会社の違いは?できる範囲で調べてみましたよ。
自賠責保険の保障内容は?任意保険は必要?
【自賠責保険の補償内容】
・対人のみの補償
・死亡一人あたりにつき上限3000万円
・後遺障害の場合は最高で4000万円
・治療費は、上限120万円(事故の場合、健康保険は使えない。全額事故負担)
・慰謝料、休業損害、診断書など含めて120万円までの補償
対人に対しての死亡保障額は補う必要があるように感じます。
任意保険加入者は、日本損害保険協会の調査によると、73%程度だそうです。となると、まんがいち任意保険に加入していない車にぶつかったときは、自分の補償はしてもらえないということですね。
また、自賠責保険は、対人のみの補償なので、お店や家を自動車事故で壊してしまった場合の損害補償がありません。
こうやってみると、やはり自動車の任意保険は必要と考えられます。
軽トラの任意保険料が高い理由
わが家には他にも普通車があるのですが、任意の自動車保険料は3万円台です。でも、軽トラの任意保険料は、9万円弱。ということで、保険料が高い理由を損保会社に尋ねてみました。
・自家用貨物は、年齢適用がない。(運転者の年齢を制限することで、保険料が安くなる制度)
・初年度なので長期優良割引(無事故割引)が適用されない。次年度からは、3万円ぐらい保険料が安くなるとのこと。
JA(農協)共済の自動車任意保険と民間損保会社との違い
・共済と民間損保会社の違い
・民間の損保会社代理店は、経験豊かな人材が携わっているが、JA(農協)は、配属が変わるため、経験不足の担当の可能性が高い?
・JA共済は、農協の営業時間のみの対応となるが、民間損保代理店であれば、時間外や土日祝日の対応もしれくれる。
※上は、想定されることであって、損保代理店は、うちの契約している損保代理店の場合になります。
わが家の軽トラの任意保険は・・
自動車保険の自賠責保険だけでは補償は足りないので、任意保険は必要だと考えます。
任意保険料は、農協のJA自動車共済よりも高額ではあります。でも、いままで何十年も親の代からお世話になっていて、いくつかの事故対応も問題なくすぐに対処してくれたことから、今までどおりの民間の損保会社代理店で、新しい軽トラも保険契約することとしました。
さいごに・・
今回はじめて、自動車保険の任意保険というものをよく知ることができました。
「人身傷害」に「搭乗者傷害」という表記には、運転者も該当するということも初めて知りましたよ。
「免責金額」というのも今回初めて知りました。免責金額を5万円とか10万円とか設定すると、その金額分は事故にあっても自分で負担するという約束で、保険料を安くしてもらう制度だそうです。ただし、そんなにも保険料は安くならないようですが、見積は出してくれるようですよ。
それにしても、田舎だからか、聞いてみると、JAの自動車共済に入っている家庭ばかり。
ということは、かなりの数のJAの自動車共済契約者がいるはずですよね。だから、配属が変わっても事故対処の経験数はすぐ増えるはず、と主人がもうしておりました。
それに狭い世間です。悪いうわさはすぐに広まるものですが、JAの自動車共済の悪い話を聞いたことありません。
ということは、安い農協の自動車共済でいいのかなともチラッとじゃなく、すごーく思いましたが、電話ひとつですぐ対応してくれる今までのお付き合いから、継続を決めましたよ。何か問題あったら、次回からは容赦なく農協の任意保険に切り替えますけどね(笑)。