この夏こうむった、わが家の台風被害。先日、屋根と雨樋の修理費見積書をJA共済に提出しました。
それから約2週間後になります。JA共済の担当者から電話があり、お話があるとのことです。
「修理費の共済金が決定したのですか?」と尋ねると、「いいえまだです。決定前に報告したいことがあります。」とのこと。なんだか、嫌な予感ですね(^_^;)
わが家の台風被害査定金額と共済金
・査定員がわが家の被害状況を見に来たところ、共済金の査定は見積書よりも約-2万円。
・JA建更の「まもり」という建物共済保険の契約は、火災共済金額の5%未満の場合は、共済金が査定金額の2分の1に。(5%以上だと全額給付だそうです)
わが家の場合は、火災共済金額が2000万円なので、5%は100万円。今回の修理費の見積額は50万円ほどだったので、共済金は査定額の半額となります。
以上の点を共済金決定の前に、お話に来てくださったとのことでした。
もし、JA建更「まもり」を建更「むてき」に転換していたとしたら・・
JA建更「まもり」はなくなって、今はJA建更「むてき」という新商品になっているそうです。「むてき」の契約だったとしたら、査定額どころか、片付け費用も合わせて70万円くらいの修理費共済金となったでしょうから残念です、とjA共済の方のお言葉でした。
「JA共済「むてき」が出た当時、転換のオススメに共済職員がまわってきたはずですけど?」と言われたので、「はい、確かに保険の転換をお薦めに来られたけど、転換っていったん解約と同じような内容になって損ですよね?」と私。
「うーん、転換すれば、掛け金は安くなりますけどね^^;」とおっしゃっていました。
何度も「被害を受けた修理費全額をお支払いしたかったのですが、残念です。」とおっしゃるので「それってぜひ、今からでも『むてき』に転換してくださいよ、ということですか?」というと、苦笑い。
JA共済「むてき」は「まもり」よりもお得?
などと強気の発言をしたものの、修理費見積書の半額という共済金の知らせは、私もショックです。そこでJA建更「むてき」について調べてみたのですが、「むてき」は私の入っている「まもり」と同じく満期金があるのですが、かなり少ない満期金金額となっているようです。だからこそ、万が一の保障を大きくできるってことですよね。
保険契約者にいいことばかりだったら、保険会社潰れるでしょうから。
建更「まもり」は、満期金が大きいということで入った共済保険。すでに保険料は完済させていますよ。
月々にすると8000円くらいの掛け金に・・→農協建更の火災保険、年払いと一括払いで掛け金安くして完済に!
以前に一度10万円修理費給付金をもらっているので、今度20万円ほどの修理費共済金をもらうとして、保険料総額からそれを差し引いたら、月々の掛け金(掛け捨て部分)はもう少し安くなります。すると、約6700円ほどの掛け金と考えることができます。
計算式はこちら⇒790万円(支払い総額)ー300万円(3年毎の修理給付金)ー300万円(修理給付金を差し引いた満期金)=190万円
(支払総額190万円ー10万円ー20万円)÷20年間÷12か月≒6666円
あとは、満期時に割戻金が少しでも多くついてることを祈ってます。。
建物共済保険は契約する前に、修理費共済金の保障支払い条件を確認すること
それからこれも今回知った、ショックな災害共済金の支払い条件。災害修理費が20万円以下で、火災共済掛金の3%未満の場合は修理費共済金は0円なんだそうです!これには驚きです。
小さな災害被害のほうが、確立的にたくさん起こりそうなのに。
建物の火災保険に加入するときは、毎月の掛金や満期金ばかりに目がいって、いざというときの共済金保障条件についてはつい無関心になりがちです。
次回からはしっかり確認するべきだと実感しました。何事も経験ですね。まあ、イタイ金額でしたけど契約なので仕方ありません。
屋根の修理があったので足場が組んであります。すでに1週間ぐらい。歩くときとってもキケンです。。早く取り払って欲しいな~。とは言うものの、台風災害の修理が多いようであちこちと現場が多く、なかなか希望どおりにはならないみたい。わが家の修理は早かったほうで、それだけでもありがたいんですけどね。
後日、JA建更の共済金おりました→わが家のJA共済建更の共済金がおりて振り込まれるまで何日かかった?