医療保険とがん保険。どちらに入っていますか?心配症の私は、もちろんどちらも入っています(^_^;)
終身保険に特約として医療保険をつけたものに以前はいくつも入っていました。そういった生命保険を見なおししてずいぶんと減らしましたけど。(それでもまだけっこうありますが・・)
がん保険は外国ではポピュラーではないと知って、そのうち解約したいと思っていました。
→がん保険が日本人だけに人気で、解約したくてもできない理由
医療保険に入っているから、さらにがん保険は必要ないと思ったのです。でも、違った見方もあると知り、今はがん保険は解約せずにおこうかと思っているところです。
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高額療養費制度を利用すれば医療保険は必要ない?
日本の健康保険制度は世界から見ても高水準で恵まれています。米国のように、医療費の本人手出しが高額になりやすい国なら医療保険は絶対に必要でしょう。
でも、日本の健康保険を利用すれば、高額療養費制度が使えます。普通の家庭であれば、月額9万円程度の手出しですみます。これならば、医療保険に納めたと思って、毎月積立貯金すればお釣りがくるのではないでしょうか?
しかも最近では、病院の都合から長期入院させてもらえず、通院が多くなっている状態です。
→医療費は、医療保険では使えない通院が圧倒的に多いのが現状
医療保険に30年ほど加入し続けているわが家では一度も医療保険を使ったことがありません。ひと月5000円とすると、30年ではすでに150万円納めたことになります。
手術1回が10万円の給付金として、入院に1日5,000円の給付金がひと月で15万円を合わせて25万円。
納めた保険料の元をとろうとすれば、6回もこういった入院をする必要があります。
それであれば、早いうちに積立貯金しておいて入院だけではなく通院の薬代や交通費などにも使ったほうが良さそうです。息子にはそう進めていますよ。(息子は日々の暮らしが精一杯で、保険や貯蓄どころではないようですが・・)
もし、医療保険に入るのであれば、リスク細分型といった保険商品があります。
これは、タバコを吸っていないとか、血圧やBMIなどの数値で見る健康状態の条件で掛け金が割り引かれて安くなる医療保険です。そういったものも検討すると良いですよね。
がん保険は一時金を基準に。治療にも使える保険が増えている
いっぽうがん保険であれば、給付金がまとまった金額で受け取れます。
がんと診断されると精神的なダメージが他の病気に比べて大きいようで、退職される方も少なくないのです。そういったときに一時金がもらえれば精神的に楽になって治療にも専念しやすいのではないでしょうか。
最近のがん保険では、治療にも使える商品が出ているようです。手術や入院をせずに通院で治療することが多くなってきているからなんですね。
・高額療養費制度が適用されない自由診療に対応するがん保険
・通院での抗がん剤やホルモン治療といった治療にも保険が出るがん保険
たとえば、参考までに、こんな特徴が魅力のがん保険が出てきてるんですね。
・セコム損保とSBI損保のがん保険であれば、健康保険の自己負担分ももちろんですが、先進医療や自由診療も実費をカバーしてくれます。
・オリックス生命のがん保険であれば、上皮内新生物でも悪性新生物と同額の保障があります。
・チューリッヒのがん保険であれば、抗がん剤やホルモン剤治療でも対応してくれますし、給付金は回数無制限で受け取ることができます。
最近では、手厚い保障のあるがん保険が出ているようですね。でも、がん保険にもいろいろあるので、これから入るならひとつだけを知るのではなく、しっかり比較して加入したほうが良いです。
2箇所の無料保険相談に行きましたが、とくに保険ショップでは、わが家のがん保険の補償内容が古いということで、最近のいくつかのがん保険について比較したり、詳しく教えてもらいましたよ。
アフラックの解約返戻金を尋ねてみたら戻りが少なすぎて、解約する勇気がもてず、がん保険に新加入はしていません。
保険とは、万が一の場合、自分で補えないリスクに対応するためのもの。となると、やはり私の場合は小心者なので精神的ショックを考えてがん保険は解約できないかなと。アフラックの診断給付金でも出れば、少しは気が楽になりそうかなって。いえいえ、安心を高額な保険で買ったのでもう大丈夫と思い込む。そんな感じで考えています。