健康長寿の人の腸内環境と食事から発見!健康な腸内フローラを保つ方法(たけしの家庭の医学)

健康長寿の秘訣は腸内フローラって知ってます?最近話題ですよね。長寿国となった今、健康でいることの大切さを痛感する人も多いのでは。

そこで、9月1日の「たけしの家庭の医学」では「健康長寿の秘訣」というテーマで、腸内フローラについて特集されていましたよ。

ガンやうつ病などいろんな病気に関係する腸内フローラ。その環境をよくすることが健康長寿の秘訣だといわれているんですね。

きれいな腸内フローラを保つ秘訣

腸内細菌郡がお花畑のようなので、腸内フローラと呼ぶそうです。

その腸内フローラをきれいに保つには、善玉菌と悪玉菌のバランスを見るとよく分かるんだそうですよ。

理想の比率は、

善玉菌2:悪玉菌1:その他どちらでもない7

これに対して、日本人の腸内環境は、

善玉菌1:悪玉菌3

腸内フローラがキレイでない人は、便秘なんですね。

そこで、便秘がもっとも少ない県を調べてみると、茨城県だったのです。

 

腸内環境が良い79歳男性の食生活とは?

茨城県で、腸内環境がとってもよかった79歳の男性。
便検査で、悪玉菌2に対して善玉菌3。この年齢でこの腸内環境は素晴らしいそうです。

そこで、この方の食生活を調べてみると、14年間同じ朝食をとってるのですがここに腸内フローラがきれいな秘密がありました。

【腸内フローラがきれいな79歳男性の朝食】
・めかぶ、納豆、長芋、オクラの4つのネバネバの盛り合わせ。
・レタスや大根など、9種類のサラダ
・手作りヨーグルト など

これらの朝食から、ビフィズス菌が増える食事。水溶性植物繊維の多い食材が多く含まれていることが分かりました。

※水溶性植物繊維は、消化されやすい植物繊維で、ビフィズス菌のエサとなる。
アボガド、海藻類、山芋、オクラなどのネバネバ系の野菜に水溶性植物繊維は多い。

 

ヨーグルトの選び方

ひとりひとりの腸内、そしてヨーグルトもそれぞれに菌の種類内容が違っています。そこで、自分の腸と相性のよい菌を持つヨーグルトを見つけるのが大事になります。

腸内フローラがきれいな79歳の男性は、体内の菌とヨーグルトの菌の相性が良かったのでしょうと、先生が解説されていました。

自分にあったヨーグルトの選び方とは、同じヨーグルトを食べ続けると、
・肌がきれいになる
・体調が良い
・疲れにくくなる

こういったことを感じたら、そのヨーグルトが自分と相性のよいヨーグルトだと思って大丈夫です。

ちなみに、手作りヨーグルトの作り方は、市販のヨーグルトの種菌を常温か温めた牛乳に入れるだけ。あとは、12時間~48時間ほど自然発酵するのを待つ。

 

腸内フローラを綺麗にするには、ヨーグルト以外の乳酸菌を多く含む発酵食品でも良い

ヨーグルト、チーズ(プロセスチーズよりナチュラルチーズがよい)、みそ、漬物(浅漬よりもぬか漬けが良い)

 

乳酸菌をもっとも効果的にとれる時間ととり方

【乳酸菌をとるオススメ時間】

腸のゴールデンタイムは、就寝後2~3時間であり、もっとも良く働く。
つまり、寝る3時間前ぐらいまでに、発酵食品を含めた夕食を終わらせるのが理想。

【乳酸菌の効果的な取り入れ方】

4つの乳酸菌を含む食材を一緒に食べる。なぜなら、自分に合った菌はどれだか分からないけど、複数の乳酸菌をとることで自分に相性の良い菌がとれるから。

 

お通じで腸内フローラを簡単チェック

①3日以上お通じがないことがある
②お通じに3分以上かかる
③お通じの時間がバラバラ
④軟らかい便がよく出る

※1つでもあてはまる人は、腸内フローラの崩れている可能性が高い。

 

4つの乳酸菌食材を一度にとれる奥園流トマトチキンカレー作り方

【食材】
鶏もも肉250グラム
しめじ1パック
にんにく2かけ
レモン2分の1個
トマト2個
玉ねぎ2個
カレー粉大さじ2
塩、コショウ少々
ヨーグルト100cc
みそ大さじ1
粉チーズ大さじ2
漬け物
昆布(1cm×10cm)1枚

【奥園流トマトチキンカレー作り方】

①鶏肉を一口大に切り分け、塩コショウで揉み込んでおく。
②トマトをざく切り、玉ねぎは薄く切る。にんにくはみじん切りにする。
③オリーブオイルをフライパンにしき、鶏のもも肉をこんがり焼き、いったん取り出す。
④鶏肉を焼いたフライパンで玉ねぎを炒める。(鶏肉のうま味が残っているので、油はそのまま使う)

※玉ねぎは、ずっと箸でかき混ぜながら炒めない。そのままおいておき、玉ねぎを焼き付ける感じで。玉ねぎの焦げが見えたら、水を入れて混ぜると、早く玉ねぎが茶色く炒めることができる。

⑤カレー粉(大さじ1)を入れ、トマト、ヨーグルト、みそ、粉チーズ、昆布、しめじとすべての食材をいれたら、煮こむだけ。フタして5分~10分煮込む。

⑥きゅうりのぬか漬けを食べやすい大きさに切る。レモン汁をかけて箸で混ぜ、ピクルス風にする(カレーの付け合せ)

⑦仕上げに、残りのカレー粉と塩コショウで味をととのえる。

 

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さいごに・・

以前に、たけしの家庭の医学では、肥満と腸内環境の関係もありましたよ→食べても太りにくい体質はある!その理由と太らない体質になるには?(別サイトにとびます)

自分にあったヨーグルトですが、なかなか分からない気がします。私は食べやすいヨーグルト、食べるとお通じが良くなる気がするヨーグルトでカスピ海ヨーグルトと、地場産のヨーグルトを好んで毎日とってますよ。

腸内環境が良いと健康で長生きできるってことですが、うちの母親81歳ですが、健康診断ほぼ異常なしです。ちょっとだけ中性脂肪が多いくらいで。

母の食事は、朝食は味噌汁とご飯と漬け物。お昼はちょこっと。夜もちょこっと。痩せてます。口癖は、「日本人は味噌汁!」。だから、ご飯と味噌汁食べてればいいのかと母を見てると思います。

ちなみに、うちは、味噌汁ほとんど作ってないです^^;昔は作ってたんですが、主人や子供が嫌いだと分かって、作るのがバカらしくなりやめちゃいました。(味噌汁作りってけっこう手間かかりますよね)

60歳過ぎたら毎日食べようかな(笑)。とにかく、発酵食品は健康に必要だよね~って実感中。

ヨーグルトと水溶性植物繊維で、便秘なくして腸内環境をよくしましょ。