家計簿が続かない人でも手帳を使うと節約できてお金が貯められる?

家庭のお金を貯めるための指南書「お金を整える」。第4章では、「手帳を整える」とあります。

家計簿ではなくて、手帳の使い方です。ここがオモシロイですね。持ち歩く手帳にちょこちょこっと書く手軽さが良いのでしょう。しかも、一般的な家計簿とは違う使い方です。

「お金を整える」第1章~3章までと同じように、簡単な感想と私の勝手な考えに体験談とを交えて書かせていただきますね。

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家計簿ではなく手帳を使う

家計簿がなかなか続かなかった主婦がやっと1年間家計簿を続けたけど、結局は貯金することができなかった。そこで、著者が手帳の使い方をアドバイスした。すると、貯金ができるようになった、といった内容のようです。

家計簿は、家計の収入や出費した金額といった過去の内容を記録していくもの、ですよね。

いっぽう、手帳は、「覚書きや予定」を書き留めるもの、といったイメージです。

そういった「家計簿」と「手帳」の本来の目的や使い方の違いが、「お金を整える」では、上手に生かされていると思います。

 

手帳を使う目的は?

手帳を活用することで、どんなことができるようになるのを目的としているのでしょうね。

  • 予算をたてるようになる
  • 財布の中のお金を管理できるようになる
  • 無駄使いを減らすことができる
  • お金を使うことをコントロールするようになる

家計簿ではなく、持ち歩く手帳を活用することで、こういった4つのことができるよう、具体的な手帳の使い方が「お金を整える」では提案されていますよ。

 

手帳を使う目的は、お金を貯めるだけじゃない

「お金を整える」の著者が『手帳は、決めた未来を確実にコントロールするツール』と言っているように、手帳は、お金のことだけではなく、自分の理想の未来をかなえるツールにもなりそうです。

手帳を活用することで、自分のことがよく見えるようになるかもしれませんね。
お金の使い方が上手になれば、暮らしも充実してくるでしょうし。

 

家計簿が続かない人も手帳なら続けることができるのか?

家計簿とは違って、いつでも手軽に書ける手帳ではあるけれど、それでも少しの時間を割くことは必要です。

手帳を使い慣れていない人やメモするのがおっくうな人にはやはり、続けられないのではないでしょうか?

「お金を整える」で提案されている方法は、家計簿をつけるよりも、手軽で簡単ではあるけれど、やはり毎日意識していないと難しい気がします。

逆に、手帳を使い慣れている人には、ぜひオススメしたいですね。

あと、手帳ならではの「お金を使わない日を増やす」という、あるとっても簡単な方法が面白いです。

というかその方法、私は英会話の勉強を毎日続けようと、カレンダーを使ってやっていたことありますよ。結局、続きませんでしたが・・(^_^;)それでも、これは試してみたい気に誘われました。
手帳をあまり使わない私でもできそうです(笑)。

 

私には手帳よりも家計簿が向いている

私は、以前は家計簿をつけていましたが、今はつけていません。なかなか続けられなかったので、いろいろと試しています。
簡単なアナログ家計簿の付け方ならこちら→家計の節約は4つの固定費を減らすのがコツ!家計簿をノートで手作りするもっとも簡単な方法

エクセルが使えるならこちら→家計簿のオススメは簡単に作れるエクセル!無駄遣いが丸見えで貯まるッ

もし私が、今から家計管理を始めるとしたら、手帳よりも家計簿を使います。

アナログな手書き家計簿は、毎日記帳するだけで集計もせずただの記録簿でした。でも、エクセル家計簿にしてからは、集計も簡単にできるのでお金管理には良い刺激となりましたよ。

というよりも私の場合、手帳はつねにバッグの中に入っているのですが、実はほとんど使っていないのです。

しかも、家で仕事することが多いので、あまり予定がないというか・・(^_^;)

ちょこちょこと手帳を開けるよりも、「さて、家計簿をつけよう」と週に1回程度、家計簿を開いて書くほうが私の性に合ってる気がします。

エクセルだととくに入力するだけで、計算してくれるから便利です。

 

 

家計を節約管理するのに大事なのは家計簿か手帳かではなく・・

「お金を整える」の「手帳を整える」やり方は、家計簿を使ってやることも可能です。要は、自分が使い勝手のよいものを使って、やりやすい方法でやるってことですね。

肝心なのは、家計の内容を把握したい、貯金をしたい、といった気持ちが強いかどうかの問題です。気持ちが強いと行動も伴うので、結果として節約となり貯蓄できるようになります。

これらは、ずっと続けても良いですが、お金の使い方のコツが分かったら、そこでやめても良いのです。

毎月のお金の流れがわかり、お金の使い方をコントロールできるようになれば、お金は貯まるようになるはずです。

習慣になると、家計簿をつけないと気持ちが悪くなる人もいるようです。私の母は80歳になりますが、いまも家計簿つけてますからね。今では父が家計を握っているので、主婦のお小遣い帳って感じかな?母は今も私よりしっかりしているので、ボケない秘訣かも。
ちなみに、私と弟が就職してからは父が家計を握るようになったとか。昔は、お金遣いがあらかったのに、今は計画的なようですよ(笑)。

家計簿をつけるのが続かないっていう人は、手を替え品を替えっていう意味でも手帳を使ってみるのもいいかもしれませんね。

はじめなければ、何も変わらないのです。始めたら、数カ月後は、何かが変わっている可能性が高くなりますよ。

書籍はこちらです→お金を整える(楽天にて)

「お金を整える」第1章の感想→「財布を整える」

「お金を整える」第2章の感想→「通帳を整える」

「お金を整える」第3章の感想→「冷蔵庫を整える」

まとめ

家計簿ではなく手帳を使う
「お金を整える」では、家計簿が続かなかった人でも、手帳を上手に使うことで、無駄遣いが減って貯金ができたのだそう。

手帳を使う目的は?
予算をたてたり、お金の管理ができるようになること。

手帳を使う目的は、お金を貯めるだけじゃない
手帳を上手に使えるようになれば、お金も管理できるだけでなく、理想の未来さえも手に入る可能性がある。

家計簿が続かない人も手帳なら続けることができるのか?
簡単な記帳すればいい手帳でも、手帳を使う習慣がない人には継続は難しいかも?手帳を使い慣れている人にはぜひおすすめしたい。

私には手帳よりも家計簿が向いている
私の場合は、手帳を持っていてもあまり使っていない。家計簿は何十年も続けてきた経験があるので、今からやるとしてもやっぱり家計簿を使いたい。
エクセル家計簿だと簡単。

家計を節約管理するのに大事なのは家計簿か手帳かではなく・・
自分に合ったツールを見つけて使うことも大切だけど、意識しないと行動につながらないし、継続は難しい。私は、気になることは、まずやってみることしている。