「3秒以内に捨てる」ルールがもたらすものは?(上機嫌で生きる/有川真由美)

捨てる」ルール、あなたにもありますか?

「買う」という行動よりも「捨てる」といった行動のほうが、エネルギーを要するように感じます。だからこそ、「捨てる」ルールが必要じゃないかな?って思うのです。

私が気に入ってる「捨てる」ルールは、「3秒以内に捨てる」です。

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「要らない」と思ったものは、3秒以内に捨てる

これは、有川真由美さんの著書「上機嫌で生きる なぜかうまくいく人の幸せになるクセ」にあった「捨てる」ルール。

なんて潔い!と感動。でも、はたしたそんな潔い行為が私にできるもの?

・ダイレクトメールみたいなものを、要らないなと思ったら近くにあるゴミ箱に3秒以内に捨てる。

これなら簡単にできそうです。(そっかー、ポストに入ってたガス屋さんや家の塗装広告、とりあえずテーブルの上に置くってNGなのね)

 

「捨てるボックス」と「あげるボックス」

1度読んで読まない本に着ない服、もらっても使わないもの。好きで買ったけど好きでなくなったインテリア装飾品に雑貨などなど。

有川真由美さんは、「捨てるボックス」と「人にあげるボックス」を用意しておいて、入れ分けることを提案されていますよ。

なぜ、3秒ルールなのか?

私たちは物を捨てるのにエネルギーが必要です。「えいっ!」と捨てる勇気が。持っていたものを長く持ち続ければ持ち続けるほど執着心や惜しい気持ち、「いつか使うかも?」といった手放すことへの不安や恐れが大きくなります。

そんな気持ちを感じる暇もないくらい、さっと捨てるための3秒ルールなのです。

迷った時点で、それは99%いらないもの。そう、私もたま~にありますよ。捨てたの忘れてて探してなくて、「あ、捨てちゃったんだ・・」と思うこと。

でも、それって、本当にたまにあること。捨てた100個のうち1個もあるかな?

 

「捨てる」と決断することで得られるもの

要らないものを捨てることは、いま大切なものをもっと大切にすること。ものでも「やること」でも、たくさんあると、管理しにくいし部屋にも心の中にもスペースがなくなります。

人は、気持よく暮らすには余白が必要なのです。余白がないと、新しいものも入ってこない。抱えすぎることでエネルギーを費やしてしまい、がんばってもうまくいきにくくなる。そんな悪循環を断ち切るために、要らないものを判断する、捨てると決断する習慣。

そんな習慣を繰り返すと、生活のなかでも、人間関係でも何がいらないのか、何が大切なのかが判断できるようになり、断ち切る決断もできるようになるのですね。

上機嫌で生きる(有川真由美)

 

ご機嫌な自分であるために

有川真由美さんは、幸せになるために「ご機嫌であること」を提案されています。コンマリさんの「トキメク」と共通するところありますよね。

ワクワクしたりご機嫌であることは、幸せを外に見つけようとしなくても、自分の中にある幸せに気づきやすくなります。

そのための、ひとつの習慣が「捨てる」なのです。

 

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さいごに・・

私が幼い頃は、経済成長期のはじまり。母はもったいながりやさんなので、いろんなものをとっていましたね(今もとっておき過ぎて家の中すごいことに・・汗)。

そんな母を見て育っているので、母ほどではないけれど、もともと「捨てられない」性分です。とりあえず、とっておけば何かに使えるかも?という考えがいつも頭の中をよぎります。

最近は「えいやっ!」と勢いで捨てるようにしています。

有川真由美さんの著書を読んで、生活の中でも頭のなかでも自分がいかに多くのものを持ちすぎているのかを感じずにはいられませんでした。

だから、自分のことが見えなくなっているのかも?だから何が一番大切か分からなくなっているのかも?やることが多すぎて、何からやっていいのか分からずにいつもイライラしているのかも?だから、「こんなにがんばってるのになぜ?」という結果が出ちゃうのかな~って。

↓ものや過去、執着することなく手放して、スッキリ暮らしたいですね。
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