顔の赤いシミは病気?意外なシミの原因と冬こそ紫外線対策が必要な理由

30代後半あたりからシミって増えますよね。40代後半からは、顔のシミがとっても気になっています。

1月20日のためしてガッテンでは「肌のシミを冬に徹底対策する方法」が知れると思い、8時にはテレビの前でスタンバイしていました。

ためしてガッテンの予告ではこんな内容でしたよ。

  • シミを冬にケアするのが大切な理由
  • シミを悪化させる原因
  • クレンジングのついでにやってしまうあることがシミを作る
  • シミの特効薬とは?

でも、放送を見てみたら、ちょっとがっかりだったのは私だけでしょうか?^^;

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顔にできる肌のしみの主な種類

普通、顔のシミは茶色いものが多いですよね。老人性色素斑にしても肝斑(かんぱん)にしても、茶色いシミです。

老人性色素斑の原因・・紫外線が主な原因といわれるシミ。早い人で30代から出てきます。紫外線に長期間さらされた表皮細胞が数十年かけて老化し出てくるシミ。

肝斑の原因・・顔の左右対称に出てくるシミ。とくに頬に出てきやすい。紫外線も影響するが、ホルモンの分泌が関係しているといわれています。

しかし、ためしてガッテンで対策するべきと言われたのは、赤いシミ。

この赤いシミは、日光角化症です。

 

赤いシミは病気が原因?

日光角化症といわれる赤いシミは、日焼けによるガンの種だそうです。
病気のがんになる前なので、見つけたら早いうちに皮膚科に行くことをお勧めされていましたよ。

 

赤いシミの症状となりやすい人とは?

【日光角化症の症状】

  • がんの種といわれる赤いシミは、触るとザラザラしている。
  • あまりかゆくない。
  • 2ヶ月たっても赤みがひかない。
  • 冬でも赤いまま。

ほうっておくと、皮膚の深くまで進行する場合もあります。それが原因となり、転移したり生命に関わる本当のガンとなるそうです。

【日光角化症になりやすい人】

  • 日に焼けても赤くなって肌が黒くならない人
  • 子供の頃から日に焼ける時間が長かった人
  • 60歳~70歳ぐらいで多く見られるようになります。

 

日光角化症の治療方法

日光角化症の治療方法として、ためしてガッテンでは、以下の2つが紹介されました。

液体窒素治療

場所が決まっていて、赤いシミの数も少ない場合。ガンのタネがまだ少ないと診断された場合に適用。-196度で皮膚の表面を凍傷させ、薄くはがす方法。

早期発見だと液体窒素で1分以内の治療時間ですむこともあります。

 

イミキモドクリームを塗り続ける。

イミキモドクリームは、免疫細胞を活性化する塗り薬。自己治癒力を強く上げてくれるのだそうです。

※イミキモドクリームとは、細胞の検査にも使われる病院で処方される薬。一般のシミの薬とは違う。

また、日焼けによるガンの種をあぶり出す効果があるので、イミキモドクリームを塗るといったん炎症がおき、ジュクジュクすることもあります。赤いしみの周りに赤いシミがもっと増えてくることもあります。

1ヶ所だけ赤いシミができた女性は塗ったあとしばらくジュクジュクして汚くなったけど、ひと月ほど塗り続けたら、すっかり綺麗になっていました。

 

冬こそ日焼け対策をするべき理由

紫外線には、UV-AとUV-Bがあります。

UV-Aは日焼けが起きにくく、UV-Bは肌を赤や黒に日焼けさせます。

UV-Bは、冬は夏の5分の1になりますが、UV-Aは冬でも夏の半分ぐらいにしか減りません。つまり、UV-Aは量が多いのですね。

しかし、UV-Aは、皮膚の奥深いところまで届きます。すると、活性酸素が発生し修復機能が衰え、壊れた細胞が増えてガンのタネができます。このがんのタネが増えることでガン細胞となります。

冬、肌の色が白くなったときこそ、UV-Aが入りやすくなるので紫外線ケアが必要なのです。

※すぐに、少しの日焼けではガン細胞にはなりません。

シミの原因になる紫外線ケアですが、山瀬まみさんは、家の中でも日焼けするそうで、家にいるときも日焼け止めクリームを使っているそうです。基本、日焼けしたくないので、外に出ないそうです。

日焼け止めクリームのUV-AとUV-B表記例

SPF50+ (←これは、UV-B対策)

PA++++(←これは、UV-A対策)

散歩など日常生活では、PA+~PA++、屋外レジャーでは、PA++~PA+++ を目安とします。

日焼け止めクリームも使い方を間違えると効果がなかったり、その刺激で肌に悪影響を与えることにもなります。
皮膚科医の吉木伸子先生の日焼け止めクリームの使い方や塗り方がこちらにも詳しく書かれていますよ。(別サイトに飛びます)

 

茶色いシミの意外な原因

  • スキンケアのときに肌に炎症が起きやすい。
  • 普段の癖で、知らないうちに肌に強い刺激を与えている。
  • これらの刺激で、肌に色素沈着が起こってシミとなる。

3人の女性の仕草をモニターで見た皮膚科医の久野医師によると、

・お化粧のときに、念入りに何度もパフを重ねる場所が決まっている。
(右利きだと右側をよく化粧し直すなど。)
・髪が肌に当たることで、シミを作っている可能性がある。
・髪の毛をかきあげるときに、手が肌をこすっているのかも?
・クレンジングのときに、こすり過ぎている。

といった指摘コメントがありました。

マッサージのときは、オイルのような摩擦を減らすものを使うと良い、といったアドバイスもありましたよ。

 

普段の癖やスキンケアなどを2週間気をつけた結果、肌のシミは?

久野医師に普段の癖を指摘された3人が、肌に刺激を与えないようにして2週間後。シミの濃さを測定した結果、3人ともシミの数値が少なくなっていました。つまり、シミが薄くなっていたのです。

3人が2週間、肌をこすり過ぎによる炎症を起こさないよう気をつけたこと

  • 拭きとりクレンジングをやめて、洗い流すタイプのものに変更した。
  • お化粧はパフをやめて、ふわふわブラシにした。
  • つい目を触る癖を意識してしないようにした。

ためしてガッテンのオススメは「泡洗顔」。肌をこすらずに汚れを取るので、シミ改善としてお勧めだと言っていましたよ。

 

まとめ

顔にできる肌のしみの主な種類

主なシミには、老人性色素斑、肝斑がある。ためしてガッテンで対策した方がいいと言われたのは、赤いシミである日光角化症。

 

赤いシミは病気が原因?

赤いシミは日焼けによるガンの種。早期発見と早期治療がのぞましい。

 

赤いシミの症状となりやすい人とは?

日光角化症はザラザラする、赤みがひかないといった独特の症状がある。

日にあたっても赤くなって日焼けしにくいひとや子供の頃から日焼けすることが多かった人に多い。

年齢は、60歳~70歳ぐらいで出てきやすい。

 

日光角化症の治療方法

液体窒素治療やイミキモドクリーム。

 

冬こそ日焼け対策をするべき理由

実は、冬でも、UV-Aがあまり減っていない。UV-Aは皮膚の奥深くまで届くのでがん細胞を増やすといった働きをする可能性もあるので注意が必要。

 

茶色いシミの意外な原因

普段、顔を触る癖や髪型、髪の毛が肌に触る刺激、スキンケアのやり方など、肌への毎日の些細な気づかない刺激が肌の炎症を起こしてシミの原因となっている。

 

普段癖やスキンケアなどを2週間気をつけた結果

医師に指摘された普段の癖やクレンジングのやり方を2週間改善したあと、シミの濃さを機械で測定したら、シミの数値が少なくなっていた。

 

あとがき

意外にも、がんの種という赤いシミが今回のためしてガッテンの主な内容でしたね。私の期待は、茶色いシミである老人性色素斑(普通のシミ)をなくしてくれるクリームの紹介だったのですが、残念です。

赤いシミの日光角化症は、皮膚科医でも判別が難しいようですよ。ためしてガッテンに出てらした日光角化症だった女性は、3件の皮膚科で湿疹と診断され湿疹用のお薬を処方されたそうです。もちろん治らずに、4件目の皮膚科で日光角化症と診断。分かったのはなんと、赤いシミを気になり始めて2年後だったそうです。

なかなか、かゆくもない小さな赤いシミで皮膚科医に行こうとは思わないでしょう。なんだか怖いな~って思ったけど、治療に有効なイミキモドクリームがあるということで、かなり救われましたが(;_;)

茶色いシミの意外な原因は、刺激による炎症だったんですね。顔の肌に触れると良くないと聞いて気をつけようと思うんですが、なかなか癖ってなおらないもので難しいです。せめて、パフは使わずに柔らかブラシにしようと思いました。

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