ぽゆら

投資なんてしなくても貯金はできる!お金を貯めるには健康でムダ遣いを減らすこと。40代で老後貯金もできちゃう家計の秘訣。

青色申告している私が「起業のためのお金の教科書」を読んでの感想

   

起業のためのお金の教科書」という本を購入して読みました。著者は、元国税調査官だったという大村大次郎さん。

本の帯にあった、『消費税を払わずに済む』とか、『領収書がなくても経費になる』とか、『旅行にも行き放題』といったキャッチフレーズにつられて(笑)。

まあ、そういったことは大げさだろうと思いましたが(^_^;)

青色申告が節税効果あると判断して、すぐに白色申告から青色申告に変更した私。なのに、この本では、青色申告ではなく白色申告を勧めていることに興味をそそられました。

せっかく買ったので、読んでどうだったか個人的な感想を書いておくことにします。

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第1章より順を追って書いていきますね。

 「第1章 起業の心得」について

まあここは、起業するために一般的なこと、常識的なこと、まあ~そりゃそうだよね、的なことが真面目に書かれている印象。

 

第2章 「成功する起業、失敗する起業」について

成功しやすい企業にはどういった分野があるか。ターゲットをしぼった専門店というのはマーケティングの基本ですよね。
あと、人間の本能から需要がある分野がお勧めっていうのもわかるけど・・どーでしょ。。女性は読み飛ばしたいところかな。

第2章で一番気になったのが、へんぴなところにある古い理容店がどうして生き残ったのかという項目。

というのも、美容院の経営をしてみたいといった夢が、チラホラ私の頭ん中にあるからなんですが。

で、その回答がもっともなことなんだけど、美容室経営のシュミュレーションの中ですでに予想していたことだったのでちょっとがっかり。というか、これって普通すぐに思い浮かぶんじゃないかな~。

 

第3章 「国をだまして事業資金を調達しよう」について

第3章のタイトルにはちょっとドキッとしますが、その内容は至って堅実なものです。

開業資金は、できるだけ自分で貯金して用意する。
でもそれって難しいですよね。なので、借り入れ金利の高い民間の銀行よりも、国の機関を利用して、安くお金を借りることが勧められています。

10年以上前の話ですが、自営業である主人の会社の運営資金や機械の借入資金として、何度か国民金融公庫や中小企業金融公庫からお金を借り入れしたことがあります。

書類を作成し、審査が通れば借入が可能なのですが、その書類作りがとても面倒だった記憶です。

とはいっても、金利は無金利だったり、銀行に比べたら考えられないほどにわずかな金利だったりして、とてもありがたいので、苦労してでも書類作成する価値はありますよね。

国の助成金が貰えるさまざまな制度。そういった情報が、「起業のためのお金の教科書」には記載されています。条件はありますが、検討してみるもの良いですよね。

 

第4章 「会社を作れば税金が安くなる、は本当か?」について

中でも消費税を4年間払わずに済ませる方法というのは知らなかったので、勉強になりました。

違法でもなんでもないく、普通に使える制度なので、法人にするかどうかは別として、頭の中に入れておきたい内容です。

個人事業者は接待交際費を使い放題という項目があります。私の場合は個人事業主ですが、接待交際であっても、領収書をもらうのが面倒だったりで、自腹で払ってしまうということがけっこうあります。

法人の場合は、経費計上の限度額があることは知っていましたが、個人事業者は無制限とは知りませんでした。経費にしないともったいないですね。
少しでも、接待交際費に計上するようにしようかな、と思いました。

 

第5章 「白色申告のすすめ」について

私はすでに青色申告をしているのですが、なぜ白色申告を著者が勧めるのか不思議でした。

青色申告の特権である、65万円の所得税控除を利用しない手はないと思ったからです。

友人にも青色申告にせずに、白色申告のまま何年もやっている人がいます。その点も理解が出来なかったのですが、第5章読んでなんか納得。

私の場合は主人の会社を手伝っていて経理ができるので、難なく青色申告が自分で出来ているのですが、そうでないとしたら、白色申告の方が経費がかからないというわけです。

他にも青色申告ではデメリットになるけど、白色申告ではメリットになることがあるのも知ることができました。

意外な話では、領収書がなくても事実上の経費を計上すればいいとありますが、実際問題として難しそうと思ってしまいました。税務署が入ったときのことを考えるとですね。わずかな金額なら突っ込まれることもないでしょうが、それだったら計上する必要もないような…。

また第5章には、起業後、どういった経費を計上できるのか、計上したほうがいいのか、といった経費の項目例がいくつも記載されています。これは私も実際にほぼ計上しているものばかり。これからの人には、きっと参考になりますよ。

 

第6章 「起業家のための社会保険の裏技」について

この項目は起業家のみならず、フリーターも知っておいて損にはならない内容です。

保険や年金は、今現在も将来も生きていくのに利用すべき大切な制度ですからね。

国民年金基金のメリットが書かれていますが、加えて、付加年金制度も魅力的な制度ですよね。

退職金を積み立てる小規模企業共済もお勧めされていますが、うちでは主人が加入しています。節税対策にもなるし、万が一の時のための保険なので、起業家にはありがたい制度です。

 

読み終えての感想と私の今後の課題

私の場合は、主人の自営業を手伝っていることと、自分で、青色申告をすでに行っているので、知ってることも多かったのですが、それでも再確認することもあり、読んでよかったです。

 

「起業のためのお金の教科書」の中で、10万円未満のものは買ったその年に一括して経費で落とせるとなっています。

ですが、青色申告個人事業主であれぼ、今年も少額減価償却資産の特例として30万円未満の購入費を一括して経費で落とせます。この特例は何度も延長されているようですが、終わらないうちにパソコンを買い換えなければと思っているところです。

青色申告なので専従者控除を使えるのですが、私には残念ながら専従者にする家族がいません。

ただし専従者控除を受けるには、いろいろと条件が難しいようです。

私が今後の課題として考えているのは、世帯が同じではない親や子供にちょっとしたアルバイトをしてもらって、お給料を出すことです。
同一世帯であれば、バイトとして雇うことはできませんが、別世帯なので可能です。

あと、仕事関係の情報を仕入れる目的があり、レポートを書くなどすれば、旅費も経費として計上できるようですよ。

そんなに踏み込んだ内容ではありませんが、これから起業する人にとって、企業のためのお金の教科書は、最低限の知識として必要なことばかり。

以前に読んだDaigoさんの「好きをお金に変える心理学」とはまた違う趣旨になっています。

「好きをお金に変える心理学」は、好きなことをどうマネタイズするか?という趣旨ですが、「起業のためのお金の教科書」のほうは、どちらかというと、成功しやすい分野を見極め、お金をどこから借りて、どう節税していくかという具体的な方法が書かれています。

Daigoさんの本のほうは、ちょっとドリーム的な要素が感じれます。いっぽう大村大次郎の著書の方は超現実的って感じかな。

気になる方は、書店で手にとってみてくださいね。

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