豊かに暮らす老後資金を準備するために!家計のバランスシートの作り方

ちょっと早い気もするけど、50歳を過ぎたので、これを機に老後の資金準備について考えています。

そこで、老後の資金がいくら必要かを考える前に、まずは現在の我が家の資産と借金を把握するべきのようです。

調べてみると、やり方は簡単です。企業の決算のときに作られる貸借対照表というものがあるのですが、そのようなものを作ればいいんですね。

つまりは、家計のバランスシートです。

老後が不安なのはなぜ?

老後を楽しく生活したいので、ある程度の蓄えをしておきたいのです。地道に貯金しているつもりですが、いくら貯めても、なんとなく不安な気がしてならないのです。これでは、今の生活も楽しめなくなりそうです。いったいなぜ?

その理由をよく考えてみると、老後の生活費やいくらあったら何年過ごせるのか、といった金額がアバウトな予想さえもできていないからのようです。

そこで、現在の生活にかかっている金額を調べようと思ったのですが、そのまえに我が家の資産と借金について把握することにしました。

 

家計のバランスシートの作り方

老後の資金にいくら必要?

画像のような感じで表を作ります。(エクセルだと計算も自動で早いのですが、気分的になぜか手書きになりました)

家計でのバランスシートも、左に資産、右に負債を書き出していきます。

「資産」・・普通預金、定期預金、株式、投資信託、終身保険、不動産(自宅)自動車、宝石類、金地金、個人年金、学資保険など、換金できる全ての物となります。※購入した金額ではなく、時価で記入。

「負債」・・住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、カードローン、クレジットカードの未払い金、親からの借金など、すべての借金になります。

資産の合計額①から負債合計額の②を差し引くと「純資産額」となります。それが、家計の事実上の資産となるわけです。

我が家のバランスシートもさっそく作ってみました。
ありがたいことに、現在では負債はありません。
資産は、預金。それから、生命保険や個人年金があるのですが、これらを今解約した場合の金額を調べてみました。(自動車は売ってもたいした金額ではないだろうし、金地金や宝石など高価な物は持ってないので記入なしとしました)

小規模共済も資産に入れましたが、自営業なので退職金はないため、毎月掛けている小規模共済が退職金代わりとなります。

ちなみに、総務省の家計調査報告によると、平成24年度の負債保有世帯の平均値は1200万円ほどだそうです。

追記【2022年(令和4年)(二人以上の世帯) 総務省の家計調査結果報告では以下のようになっています。】

1世帯当たり貯蓄現在高は 1901 万円で、前年に比べ 1.1%増加し、4年連続の増加。
貯蓄保有世帯の中央値は 1168 万円。
負債現在高は576万円で、前年に比べ1.6%の増加。負債保有世帯の中央値は1231万円

次は、老後の毎月の生活費を予測するために、現在の毎月の生活費を計算してみるつもりです。

老後の生活費への不安を解消するために・・

家計のバランスシートを作ってみて、思ったよりも資産があってホッとしたような気もしますが、やっぱりまだ不安です。

今ある資産で、働かなくても何年暮らせるのだろう?全く予想がたたないからですよね。

世間のみなさんも8割以上の方が老後に不安を感じているそうですよ。みんな同じなんですよね。

不安不安と思ってても不安が増すだけなので、まずは現状を知ることから始めようと思ったんですね。

老後なんてちょっと怖いし「生活設計」たてるのなんて面倒だしで、考えたくもないのが本音です。でも、遅くなるほどに希望する老後生活をおくる対策が立てづらくなっても嫌だな~って思ったんです。

さて、我が家っていったい、ひと月にいくらの生活費を使ってるんだろう?(汗)。