家計の節約は4つの固定費を減らすのがコツ!家計簿をノートで手作りするもっとも簡単な方法

家計の節約というと、電気をこまめに消すとか食費を減らすといったイメージありませんか?

日用品費や食費の買い物を減らすよりも、もっと簡単に家計を節約できるのが、固定費を減らすことですね。固定費ってどんな項目だと思います?

「保険料」や「住宅ローン」のような、毎月支出することがきまっている支払い費用です。水道光熱費も固定費ですが、支出金額が大きな固定費に目をつけます。これを見なおすと毎月貯金できるお金の額も違ってきますよ。

まずは、家計からどんな項目にいくら支出しているのかを把握することが、節約や貯金への近道です。そこで、安いノートを使って家計簿がとっても簡単にできる方法をご紹介しますね。

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家計簿をつけてみる

家計簿をつけるとなると、『面倒くさい』『大変そう』『長続きしない』いったことが頭に浮かびませんか?

私はこれまで、家計簿ソフトにアプリ、エクセルを使った手作り家計簿、市販の家計簿ノートなどいろいろと使ってみましたが、一番簡単な家計簿の付け方をご紹介しますね。

もちろん、すでに気に入った家計簿のつけ方がある方はそのやり方を続けてくださいね。やってみて、自分にあっているかどうかが一番大事です。でないと、長続きしませんからね。

エクセルを使った家計簿のやり方はこちらでご紹介していますよ→家計簿のオススメは簡単に作れるエクセル!無駄遣いが丸見えで貯まるッ

 

 

簡単家計簿をノートで手作りする方法

私は、市販の格安大学ノートを使っていますよ。もっとかわいいノートだとテンションもあがるかもしれませんね^^;

写真のように、ノートに線を引いて簡単な表を作ります。

簡単なノート家計簿付け方

表には上から

①(単位 千円)と書いています。一円単位まで表記してもよいのですが、このほうが見やすいし、アバウトでいいので簡単です。

②左の欄には、「2016年」などつける年を書いておくとよいですね。その横には、家計簿をつける「月」を記入します。

③「毎月の給与収入」を記入します。この例でいくと、毎月の収入が482,000円ということですよ。

④「支出」の下には、あなたの家計で出費がありそうな項目を記入します。記入例は、わが家で使っている項目です。細かく分けてもよいですが、記入が面倒になりますから、私はあえて少ない数の項目にしていますよ。

住居費、食費、通信交通費、子ども、交通費、服・美容費、住宅ローン返済、交際費、保険、レジャー費、積立貯金、夫妻の小遣い

としています。ほかにもあなたの家庭にあわせて、項目を足したり消したりしてくださいね。

⑤「毎月の支出の合計」を足して書きます。

⑥「純収入」は、「給与収入」から「支出」の合計額を差し引いた金額ですね。これが毎月の余ったお金となり貯金できるお金です。

 

 

手作り家計簿ノートのつけ方

⑦は、その月の支出予算(目標額)
⑧は、月末にレシートを集計して出した項目ごとの金額

すでに家計簿をつけている方は、項目ごとの毎月支出される金額が分かっていますよね。なので、⑦の欄には、項目ごとの目標金額を記載していきますよ。

毎月の支出額の予想がたたない場合は、まず月末に⑧の「月末の集計結果」だけを記入していき、翌月からその結果をみてひとつきの予算を書いていくと、無理のない予算(目標額)が設定できますよ。

 

 

レシートは月末までとっておく

レシートは、項目ごとに用意した袋や箱に入れるなどしてその都度仕分けしておくと月末の集計が楽です。

その都度が面倒なら、ひと月分のレシートを月末に項目ごとに仕分けして、集計して「結果」の欄に記入すればよいだけです。

とりあえず、レシートをとっておけば家計簿はつけられますね。

 

翌月の予算のたてかた

月末に集計して予算オーバーした項目は、翌月の予算を少なく設定すると使いすぎが防げます。

もともと予算が少なすぎた場合は、予算(目標金額)を見直すほうが無理なくてよいです。

 

家計簿をつけて、お金を貯めるには

毎月、定積貯金は先取り貯金として無理ない金額で行う。

月末に純収入が少額でも残ると嬉しくなって欲が出ます。するとまた、翌月頑張れます。その良い循環を作るのが秘訣です。

家計からの支出がある程度分かってきたら、純収入の目標金額を先にきめて、項目ごとの予算を決めていく家計簿のつけかたも、ひとつの方法ですね。

 

 

固定費を減らすと家計の支出が大きく減らせる

家計簿をつけていると見えてくるのが、大きな金額である固定費。食費や電気料を節約して減らしても微々たる金額です。

しかも、毎日コツコツ節約するのって大変ですよね。気持ちもなえそうです。

そこで、生命保険料や住宅ローン、交通費(自動車費)、教育費といった大きな固定費を見直します。

 

住宅ローンの見直し

住宅ローンは、残債が1000万円以上あって金利が1%以上下がっていれば乗り換えを検討してみましょう。

 

自動車経費の見直し

普通自動車であれば、軽自動車を検討する、車の所有台数を減らすなど。

 

教育費の見直し

教育費は、親心としてなかなか減らせませんよね。でも、たとえば実は子供は行きたがっていない塾や習い事ありませんか?

 

生命保険の見直し

生命保険の見直しをしてみる。万がいち夫が亡くなった時の生活費のために掛けている生命保険の保険料は大きいですよね。これを見直すためにはまず、もしものときにもらえるであろう遺族年金の、おおよその金額を知ると計算しやすいです。

 

遺族年金いくらもらえる?

【遺族基礎年金】平成27年度例
子供が1人の場合・・1,004,600円(年額)
子供が2人の場合・・1,229,100円(年額)
子供が3人以上の場合・・1,303,900円~(年額)

【遺族厚生年金】平成27年度例
報酬月額で違ってきます。

子供が1人で報酬月額が35万円の場合・・約13万円(年額)
子供が2人で報酬月額が35万円の場合・・約13万円円(年額)
子供が3人で報酬月額が35万円の場合・・約16万円(年額)

日本年金機構参照)

いくらぐらい遺族年金がもらえるのか分かったら、月々の生活費から遺族年金を引きます。すると不足する生活費が把握できますよね。その金額をもとに生命保険の加入金額を決めるとよいです。

終身保険をベースにして、定期保険で補います。子供の成長にそって定期保険を見直していくと、家計の固定費削減になりますよ。

無料保険相談は保険加入を強制されることなく、勉強になるのでオススメです→50代の生命保険見直しでドキドキ!FPの無料相談に行った感想は?

わが家の生命保険見直しの記録もご参考に→月々の保険料を減らすまでのまとめ

 

まとめ

家計簿をつけてみる

家計簿をつける手立てはいろいろあります。家計簿アプリやソフト、エクセルを使うなどいろんなやり方で私がやってみて一番簡単だった、ノートを使う手書きの家計簿を付ける方法をご紹介します。

もちろん、あなたにあった方法の家計簿の付け方ならなんでもいいんですよ。

 

簡単家計簿をノートで手作りする方法

市販の格安大学ノートを使っています。
年月や、毎月の給与収入、項目、毎月の予算と家計支出合計額、純収入の金額を出します。

 

手作り家計簿ノートのつけ方

支出は、「予算」と「月末の結果」に分けて記入します。

レシートをとっておいて、月末にいっきに計算してノートの手作り家計簿に記入します。

予算オーバーした場合は、翌月に予算を減らすなどするとよいです。

 

家計簿をつけて、お金を貯めるには

貯金は、先取り貯金を無理ない金額で行います。

月末の純収入がマイナスにならないようにすると、毎月家計簿をつけるのが楽しくなり、来月も家計管理をがんばろうという気になれます。

純収入(目標金額)を先に決めるのも貯金額を増やすひとつの手段です。

 

固定費を減らすと家計の支出が大きく減らせる

家計簿をつけると、毎月の家計の流れが把握できるようになります。

食費や電気料といった項目を節約しても節約できる金額は微々たるものということが、家計簿を見るとわかります。
大きな固定費を減らすよう見直すと良いです。

大きな固定費とは住宅ローン、自動車経費、教育費、生命保険が主な4つです。