日本生命保険の解約手続き!返戻金振込で保険料総支払額との差額は?

日本生命保険の解約をしました。保険解約手続きにはトラブルってつきものですか?

簡保保険でも面倒だったし、→かんぽ生命保険の解約は大変だった!返戻金受け取りについてなど覚書き

ニッセイでも→日本生命の外交員とのトラブルで解約手続きが進まず、コールセンターへ・・

日本生命の担当の人が解約手続きに対して誠意的ではなかったため、営業所の所長が解約の手続きに来てくださいました^^;

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日本生命保険の解約手続きは簡単

解約手続きに関しては、驚くほど簡単です。保険契約者本人がサインをし、本人確認できる身分証明書(パスポートとか社会保険証とか免許証など)をお渡しする必要がありました。私は、契約者である主人の免許証のコピーをお渡ししましたよ。

なぜか保険証書を渡す必要もなく、あっけなくほんの数分で保険解約手続きは完了です。(あれこれ待たされたひと月は何だったのだ‥・)

それから約1週間ほどで、日本生命保険の保険料が引き落としされていた口座に、解約払戻金と支払い配当金が振り込まれていました。

そのご1週間ほどして、ハガキが届き、返戻金入金に気づいたのですが・・。

 

日本生命保険 解約お支払い明細書

解約払戻金 776,828円
支払い配当金134,704円

合計 お支払い額 911,532円

となっていますね。

日本生命保険終身保険を解約

ワーイ、90万円も振り込まれている!と嬉しがってる場合ではないです。

これまでに払い込んだ生命保険料をざっと振り返ってみることにしますよ。

 

17年間で日本生命保険に払込した保険料総額

【以前入っていた生命保険からの転換保険金額】約125万円
【定期保険特約7500万円掛けてた時の保険料総額】約90万円
【定期保険特約2000万円に減額してからの保険料総額】約270万円
【終身保険200万円のみに減額してからの保険料総額】約7万円

①日本生命保険への払込総額 約492万円

これは、ざっと今までに払込した総額を計算したものですので、正確な保険料額ではありません。わが家の保険を振り替える目安になればと思い、出してみました。

 

日本生命保険を解約しなかった場合の保険料額と受取額は?

【保険料払込額】

保険料払込期間は13年先になっていました。

なので、

【払込期間満了期間までの保険料額】約47万円(実際には払っていない)
を①にプラスすると、539万円となります。

②保険期間満了期間までの払込金額 約539万円(の予定だった)

つまり、

①【途中解約したわが家の保険料払込額】
約492万円保険料支払い→【解約返戻金+配当金】受取額 約90万円

②【もし、払込満了まで支払って死亡保障をもらった場合】
約539万円保険料支払い→終身保険200万円

という結論となります。

払込満了まで保険料を支払って被保険者が死亡する前に解約すると、200万円よりも少ない受取金額になりますが。

 

日本生命保険を途中解約した理由

「生命保険で得するにはどうしたらいいか?」という質問をもらったときには「早く死ぬしかありませんね」と答えるという、荻原博子さんの言葉が頭をよぎってしまいます。

いつ保険を解約するかは、その家庭での経済的事情や判断です。亡くなった時にいくらかの現金は必要です。お葬式とか諸費用いろいろ。

わが家では、死亡保障は他の予定利率の良い保険をおいておくこととし、日本生命保険の予定利率の低い終身保険は必要ないという夫婦の結論となったのですね。

お宝保険の解約で後悔!知っておかないと損する予定利率とは?

それで、何十年先かに200万円もらうよりも、今解約金と配当金をいただいて今必要なものにお金を使おうという考えです。

 

30代を振り返り、生命保険に関しての知識が無さ過ぎた後悔

最初に日本生命保険の契約したのがいつなのかは、手持ちの保険契約書ではわからないのですが、15年以上昔です。

当時は、生命保険について無知でしたので、親戚の保険レディの方の勧められるままに契約しました。そして、「もっとよい保険ができた」ということで、保険の転換をしたんですね。

今考えると、生命保険の転換はいったん解約するのと同じなので、損になったことと思います。
保険の転換とは?解約とは違うの?下取りするとなぜ保険料安くなる?

しかも、そのごに「もっとよい保険」といって勧められて加入したのが、30代で妻ひとり子供ひとりなのに、死亡保障特約7500万円に終身保険500万円。合わせて8000万円って、必要のない死亡保障額ですよね。まるで一攫千金を狙っているかのようです。

それに加えて、3代疾病特約・疾病傷害保険特約・介護保険特約・新傷害特約など、今見てもよく分からない特約がてんこ盛りです。

こういったたくさんの特約保険が付いているので、当時の生命保険料支払額はひと月に4万円ほどで、支払えなくなり、2年ほど経過してから外交員の方に相談して減額してもらったというわけです。

30代当時に、もっと生命保険についての知識があればと、今頃後悔してもどうしようもないですが、とっても後悔しています。

日本生命保険だけではなく、どの保険も使うことなく元気で50代までこれたことは、とてもありがたく感謝しています。

保険外交員の方だとこういうかもしれませんね。「保険が魔除けになったんですね」

でも、当時の私に生命保険の知識や判断力があれば、シンプルな保険内容にして、日本生命に支払ってきた保険料総額の、せめて半分は少なかったことだろうにな~って思うのです。

こういった保険の知識を得られたのは、保険の無料相談の経験のおかげです。昔はこういったサービスなんてありませんでした。親戚縁者の生命保険外交員の話を信じるだけだったのですね。今は、勉強の場があってありがたいですよね。利用しないのは、損だしもったいないと思っています。(縁故関係がないのも魅力ですよ)

保険ショップと訪問型FP無料相談を3つを体験比較しました。

50代になった今だけど、知識を増やすのに遅いってことはないな、と実感した貴重な経験です。

 

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さいごに・・

私の経験では、生命保険のセールスレディよりもずっと知識や経験が豊富で、人情やコネ、同情を押し売りされることもなくありがたかったです。もう、しつこい勧誘はうんざりです。知識があると感情に惑わされず、自分で判断することで後悔も少なくなりますよね、きっと。

ほかにもいろいろやってみましたよ→わが家の生命保険を見直して月々の保険料を減らすまでをまとめてあります。